3546643 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

くり坊のひとりごと(blog版)

くり坊のひとりごと(blog版)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Category

Profile

くり坊 1号

くり坊 1号

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Favorite Blog

蕎麦アレルギーの木… 蕎麦アレルギーさん

Comments

 くり坊 1号@ Re[1]:尾道灯りまつり その参 西国寺周辺から(10/15) 佐々木義明さんへ コメントありがとうござ…

Freepage List

Headline News

2009/10/26
XML
カテゴリ:木の話
宮島で知り合いの個展がありまして、その帰りにライトアップされた鳥居を撮ってみました。
黄昏をバックに、なかなか堂々たる佇まいです。

ちなみに、この大鳥居のデータ。
高さ、16.59M。
鳥居の支柱は、地面深く埋められているかといえば、そうではないらしい。
自らの重みで、どっしりと腰をすえている。
満潮でも、地震でも、台風にもびくともしない。
その秘密は、鳥居上部の島木といわれる部分は箱型になっており、この中にこぶし大の石が7トン入っているらしい。(別に秘密でもなんでもないです、観光協会のHPに書いてありました)

また、これだけのものを支えるのだから、基礎もしかりしていないと倒れる。
この鳥居の下には、松の杭を打ち込んで地盤を強化した上で、布石を並べて基礎としているようです。
松の杭が腐らないのは、それが常水面下(常に水のある層より下の層)となるまで深く打ち込まれているため、木材腐朽の三要素のひとつ、空気が絶たれているためです。
湿地帯の軟弱地盤の補強には、この方法が有効で、かの有名なベネチアも、同様に、湿地帯の常水面下に打ち込まれた杭の上に、石版を敷いて作り上げた人工島です。

鳥居のライトアップだけでは、あまりに観光気分すぎると思い、ちょっと木のお勉強も兼ねてみました。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009/10/27 07:57:36 AM
コメント(0) | コメントを書く
[木の話] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.