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カテゴリ:社員旅行
社員旅行に関するレポート第三弾です。 本日は真庭市勝山の町並み保存地区についてです。 と言っても、バイオマスツアーの中で、食事をした場所から真庭市役所まで少しゆっくり目に歩いて通っただけなので、じっくり見学したわけではありませんが・・・。 真庭市は周辺の9町村が合併してできた市で、その中心が旧勝山町です。 少し前のブログにも書きましたが、岡山から高瀬舟がここまで遡ってきて、美作の国西部の物資集積地として栄えてきたという歴史があります。 旭川の東岸に位置し、雁木のあとなどもあるようですが、見逃しました。 勝山は岡山県から「町並み保存地区」に指定されています。 同じような指定に「重要伝統的建造物群保存地区」というのがあり、こちらは文部省の指定になります。 勝山は、岡山県の指定する町並み保存地区ですが、バイオマスタウンなどに見られるように、地域を活性化しようという気持ちが町並みにも良く現れています。 この町並みで一番印象的なのは「暖簾(のれん)」です。 店舗はもちろん、普通の住宅でも暖簾をかけた家が多く、それを見て歩くだけでも結構楽しいものです。 街のひとつの特徴として、住民の皆さんが掛けておられるものなのでしょう。 「伝統的建造物群保存地区」や、町並み保存地区といった、昔の生活を偲ぶことができる町というのは、言い換えれば成長から取り残された街でもあります。 かつては日本中が伝統的建造物であったわけで、それが戦災や、戦後復興から高度成長の際に、どんどんと新しい建物に変わりました。 その中で変わらなかったというのは、その場所そのものが現代の産業構造の中では利用価値が少なかった、ということでしょう。 発展から取り残されたがゆえに、昔の面影が残り、観光資源となっています。 この勝山の町並みは、普通に普通の人たちが暮らしている町のようです。 寒いこの時期などは、観光客よりも、そこで暮らしている人の方が明らかに多いですね。 それでもなお、暖簾をかけ、訪れる人を迎えてくれる気持ちが嬉しいですね。 「どうぞお入りください」という暖かい雰囲気が感じられます。 バイオマスツアーのスケジュールの関係もあり、ゆっくりと散策できなかったのが残念でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/12/21 06:23:11 PM
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