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カテゴリ:社員旅行
一泊二日だった社員旅行記が本日も続きます。 旭川の上流、美作西部の拠点、真庭市勝山から始まった社員旅行ですが、泊まったのは美作東部、吉野川の上流にある美作市湯郷温泉。 二日目はそこから吉野川沿いに下って備前市の閑谷学校。 さらに下って、日本のエーゲ海と言われる牛窓へ。 写真は、牛窓にあるホテルリマーニのレストランから撮ったものです。 色にあふれたキラキラした世界をワイングラスの中に閉じ込めてみました。 備前市からブルーラインを走って、牛窓に向かう途中、バスの窓から牡蠣筏の浮かぶ入り江の風景が見えました。 牡蠣といえば広島が有名ですが、生産量日本一は広島。 二番目が宮城県。三番目が岡山です。 「森が海を育てる」という言葉を聞いたことはありませんか? 豊かな海を育む成分は川から海にもたらされます。 その川を遡ると、そこには豊かな森があります。 ここで、社内旅行記の最初に投げかけた「水はどこから来るのか?」というテーマに戻ります。 富山和子さんは、土=緑=水であると著書に書いています。 豊かな森、豊かな水とは、すなわち豊かな「土」があればこそ。 無機質な地表に豊かな土壌を作り出すためには、どれだけの歳月がかかるのでしょう? 荒地に強い木々が生え、出来た日陰に別の木が生え、草が繁り、葉が落ち・・・。 そんなことを繰り返して初めて、豊かな土が生まれ、「森」ができます。 私達は、放っておけば豊かな森が出来るものだと思っていますが、実はそうではないようです。 富山さんによれば、日本の森の多くが、日本人が積極的に関与することによって保たれてきたといいます。 日本には、豊かな土壌があり、豊かな森があり、豊かな水があり、豊かな海があります。 都市に暮らしていると、すべてがあたり前になってきます。 蛇口をひねれば水がでて、スーパーに行けば品物があふれている。 寒くても、暑くても、スイッチひとつで快適に過ごせる。 でも、それが当たり前ではないことに気付くことが、人生そのものを豊かにするための第一歩だという気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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イタリアーノ☆マ・メ☆さん
明けまして、おめでとうございます! 本年も、よろしくお願いいたします。 2011年が、イタリアーノ☆マ・メ☆さんにとって、素敵な一年になりますように、お祈りいたします! 当店の商品が、少しでも素敵な暮らしのお手伝いになれば光栄です。 (2011/01/02 09:20:03 PM) |