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カテゴリ:環境問題について
稲の葉についた水滴の中に、稲穂の姿が写っているのですが、分かるでしょうか? ちょっと写真が小さいですね。 夜になると冷え込んでくる高原や山間部では、日中大気に含まれていた湿気が夜露に変わります。 時々ブログのネタにしている父の実家のある吉和村は標高も600m近く、夏でも夜間は寒いほどに冷え込みます。 日中の気温との寒暖の差があるほど、夜間に水滴になる水分も増えますから、朝になると、一面が水滴に覆われたような状況になります。 雨が降らなくても、こうして毎日夜露が降りてくるということは、植物にとってはありがたいことでしょうね。 高原野菜がおいしい理由というのは、一日の半分は、こうして露に守られてうるおいを保つことができる、ということにもあるのでしょう。 日本の気候を説明するとき「多湿」という表現を使います。 確かに、日本の夏は蒸し暑い。 ただ、この蒸し暑さが夜露を生み、植物の生長を促している、とも言えますね。 日本の豊かな自然環境が、この蒸す暑さのおかげだと思うと、気持ちよく受け入れることもできそうです。 とはいえ、熱中症にはお気を付けください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/08/23 07:56:18 AM
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