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カテゴリ:DIY
![]() 本日は、石膏ボードの壁にミラーを固定するレポートです。 最近の住宅の壁は、ほとんどが石膏ボードでできているため、ビスが効きません。 何も考えずにビスを打つと、ビスが簡単に抜けて汚い穴だけが残ってしまいます。 ![]() こういう穴を作りたくないので、みなさんいろいろ悩まれるのですが、石膏ボードにビス固定するためには、「ボード用アンカー」というものがあります。 直接ビスを打っても効かない石膏ボードの壁に、ビスを打つための拠り所を作るのが「アンカー」です。 「アンカー」とは、船を停泊させるときに使う「錨(いかり)」のこと。 ボード用アンカーにもいろいろ種類がありますが、本日ご紹介する方法は、比較的アマチュアでも簡単にできる方法です。 使った材料はこちら。 ![]() 左から「キーホール金具」「ブレ止め金具」「ボード用アンカー」。 ボード用アンカーにもいろんな種類がありますが、まず違うのが、アンカーを打つ前の作業です。 「9ミリの下穴をあける」といった先に下穴をあける必要がある商品が多いのですが、普通の家にはなかなかドリルの刃もありません。 そこで、今回使用したのは、「3ミリの下穴をあける」タイプ。 3ミリの下穴といえば、太めのビスくらいです。 ビスを壁に打ってみると、下地の有無も確認できるので好都合でしょう。 手順1 取り付け場所を決めます。 ![]() 石膏ボードの下には、下地のある部分と空洞になってる部分があり、難しいのはその見極めです。 下地がある部分であれば、ボード用アンカー取り付けは不要で、直接下地に届くようにビス固定すれはOKです。 逆に、下地がある場合はボード用のアンカーを付けることはできません。 下地の有無は、ノックをするように叩いてみるとおよそ見当が付きます。 今回、左側のビス打ち箇所には下地がありましたので、右側だけにアンカープラグ使うことにしました。 ドリルがない場合は、太めのビスを打って「下穴」を作ります。 ![]() 下地がなければ、途中からビスが空回りし始めます。 ビスを抜き、その穴に、アンカーを差し込み、もみ込みます。 ![]() ほぼ壁面とフラットになるあたりまでも見込みますが、あまり締め付けすぎて、石膏ボードを壊してしまうとアンカーが効かなくなるので注意。 ![]() アンカーを埋めたら、その中央にビスが打てるようになります。 ![]() ビスを打つことで、ボードの内部でアンカーが膨らんで抜け落ちを防止します。 ボードアンカーの詳しい説明はこちら ⇒「ボードアンカー G4」 20キロ以上の引き抜き強度が確保されるようなので、ちょっとした飾り棚くらいなら十分使えそうですね。 あとは、壁面のビス位置にあわせてミラーの背面にキーホール金具を取り付けます。 ![]() 今回はついでに、WOODPROでは未発売の「ブレ止め金具」もつけてみました。 ![]() ブレ止め金具は、ミラーが持ち上がって、キーホール金具から脱落してしまうのを防ぐものです 少しだけ出た部分にビス固定します。 ![]() なにかの拍子にあたってミラーが持ち上がるのを防ぐだけなら、押しピンのようなものでも、効果が見込めそうです。 (今回は、人のあたるような場所でもないので、ブレ止め金具は外しました。) それから、キーホール金具は、まず、一本のビスで固定して、壁面に引っかけてみて、確認してからもう一本のビスで固定しましょう。 そうすれば、多少の微調整ができます。 壁面が付けるとインテリアにも広がりがでますので、ぜひ一度チャレンジください。 だたし、一度穴をあけるともとには戻せませんが・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/03/23 06:17:17 PM
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