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2017/02/09
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「濡れ縁」というと、どうも和風なイメージが強いのですが、これくらい現代の日本人の生活スタイルにあったエクステリアも少ないと思います。
住宅の西洋化から、ひとつの成熟期を迎えて、「ガーデン」へと関心が集まってきたのは、かれこれ20年前でしょう。
そのころはしきりに「ウッドデッキ」がもてはやされ、ウッドデッキの上でバーベキューをしたり、日光浴をしたり、といった「ゆとり」の象徴のようでもありました。
15年位前には、分譲住宅にもウッドデッキが標準化されたりしてましたね。
当時は、私自身もかなり施工に出かけました。

が、だんだんとウッドデッキの需要は減少。
大きな理由は、日本の住宅事情はウッドデッキにあわない、という点でしょう。
日本のようなお隣と近距離で接する環境でウッドデッキを作ると、ステージの上で「見てください」と言わんばかりの状況になります。
やはり、周囲の目が気にならない、広い敷地があってこその「ウッドデッキ」という気もします。

結局、開放的なはずのウッドデッキの上ではなにもできないため、周りを高いフェンスで囲む必要が生じてしまったりして、閉鎖的な空間になってしまう、という本末転倒な状況も発生。

ということで、私がアピールしたいのが、「濡れ縁」です。
かつて、日本の住宅には「縁側」という、半外半内の空間がありました。
この、内と外をつなぐ空間こそ、暮らしを豊かにするポイントです。

外から見れば、休憩するのにちょうどいいベンチになりますし、内側から見れば、靴をはかずに、容易に外に出ることができます。
河口には、淡水と海水が混ざる「汽水域」というのがあって、それが海を豊かにしているのですが、暮らしもまた、この外とも、内ともつかない場所が暮らしを豊かにしてくれますね。
ガーデニングするお母さんに呼ばれたお父さんは、きっと、この濡れ縁の上まで出てくるでしょう。
窓から顔だけ出す状態と比べると、明らかに違います。
「休憩して、お茶でも飲めば」とか言って、二人で腰かけてお茶でも飲めば、夫婦円満間違いなしですね。

前置きが長くなりましたが、今日は濡れ縁のご紹介です。
商品はこちらです。
WOODPRO濡れ縁。

コンパクトなものから、大きなものまで、本格的な濡れ縁をご提供します。

こういったリビングに面した掃出し窓。
よくありますよね。
ここに濡れ縁を作ってみましょう。


濡れ縁の座面の位置を決め、束石の高さ、さらに、地面を掘る深さを決めます。


穴を掘って、


砂利を入れて、突き固めておくと、あとから地面が下がったりしにくいですね。


すべての束石が同じ高さになるように確認しながら束石を置いていきます。


濡れ縁に脚をつけますが、これは、電動ドライバーが必須です。


脚を取り付けて、束石の上に置いてみます。


位置を合わせて、高さを微調整。
高さの調整は、束石の下に砂利を入れたし、とったりして行います。


こちらのウッドデッキは3連の大型タイプなので、最初の1個は四本足ですが、残りは、二本足の状態に組み立てます。


2連分設置完了。


さらに三連目。
うーん、本格的ですね。
ここまで、二人の作業で、1時間あまり。


はい、施工者二人で、完成記念の1枚。


そして、オーナー一家の記念写真。
夫婦円満間違いなし。





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Last updated  2017/02/09 12:58:23 PM
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