くり坊のひとりごと（blog版）

本日ご紹介するのは、◇国産杉のガーデンシェルフです。
もともとのお問合せは、当店で販売している、花台棚板セットのような感じで、縦に本棚にようにななものでした。
高さが1.6ｍで、幅が60ｃｍくらいで、屋外で使う5段くらいの棚、というざっくりとしたお問合せ。

オーダー品の場合、用途がはっきりしないと、適切な仕様にできませんし、適切なお見積もりもできません。
ということで、用途を伺いますと、多肉植物を並べたい、とのこと。
それにしても、大きさもいろいろあるだろうなあ、と思いつつ、とりあえず、均等に分割して図面を書いてお見積もりしました。

その後、安定感を考えて下の段の奥行きを広くというご要望をいただいたり、上にはトタンとかを張って屋根風にしたいので、そのための枠をつけてほしい、というご要望もあり、最終的にできたのが冒頭の写真です。

冒頭の写真は無塗装の状態で仮組したもの。
ここから、配送できる単位に分解して、塗装して、組立に必要なビスをお付けしたり、合わせ目が特定される部分に記号を書いて分かりやすくしたり、といった作業が入ります。
ということで、正直なところ、配送の問題さえなければ、完成品の方が相当簡単です。

組立した状態になるのはこれが最後、ということで、無塗装の状態での撮影ですが、実際にはこれをWB(ホワイトベージュ)に塗装します。

少し細部も見ていきますと、各段の前後には落下防止用の板がついてます。
手前は低く、奥は高くなっていますが、小さ目の鉢が並びますと、何かの拍子に押されて落ちる危険性もあり、これもお客様のご要望です。
屋根を張る、小屋組み部分。
軒下でご利用ということで、実際の雨除けというよりは飾りの要素が強いので、このままパーゴラ風でもいい感じですね。
棚を側面から。
部材としては、側面パネル、棚板、屋根、斜めの支え、くらいに分割してお送りしますので、あとは、現地でビス固定していただくようになります。
一度工場で組み立てたビス穴がありますので、楽に組立できます。
こういうオーダー品というのは、実際に作ってみると意外に大変だったり、思ったより簡単だったりすますので、最初のお見積もりというのは難しいですね。
こちら、実際に作ってみると、意外に手間取ったパターンです。

オーダー品の対応については、現在、ある程度積極的に対応しておりますので、できない場合というのもありますが、お気軽にお問合せください。

ちょっと不自然か色あいですが、画像処理で、MB(ミディアムブラウン)風に着色してみました。



商品データ************************
◇国産杉　新材　ガーデンシェルフ　●完全オーダー品
サイズ　Ｈ1600　Ｗ1000　Ｄ500（上部300）
塗装　　写真は無塗装の状態ですが、塗装品
参考価格　　37000円（税込　39960円）