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2018/02/16
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カテゴリ:会社のこと

「WOODPRO次世代の会」なるものが今年発会しまして、今回で3回目。
まずは、他社の工場を見学させてもらって、「ものつくり」を学ぼうということで、今回二度目の工場見学。

前回は、広島が発祥のカルビーさんと、木質総合建材メーカーのウッドワンを見学しました。
そのレポートはこちら
⇒​カルビー&ウッドワン見学

そして今回は、よりWOODPROの仕事内容に近い、​中本造林株式会社​を見学させていただきました。

WOODPROの本社はすでに結構田舎にあるのですが、そこからさらに15分あまり山に向かって走ったところに「中本造林」があります。
「中本造林」はウッドワンと創業者が同じ関連会社でもあり、金井常務は、ウッドワン時代の大先輩であったり、ウッドワン時代の、私の同期もいたりします。

中本造林は、住建産業グループの中で、主に、「焼き杉」などの、無垢材製品の生産を行っており、それは「製材」から始まります。
丸太が置かれた土場。
山を崩して広げてあるのは、シラタ部分が凍結した丸太を、の氷を溶かすためだとか。

こちらで生産している商品は、主に、15cm前後にものが多いため、丸太の径もそれなりのものが多いですね。

「中本造林」の主力商品は「焼き杉」。
今では居酒屋くらいしか見なくなってしまったような気もしますが、地域によっては今でも外装に使われます。
その名の通り、火に投入して、杉の表面を焼きます。
出てくると、表面に「炭化」した層ができ、そのままの状態を「素焼き」といい、炭化層が住宅を湿気から守り、家を長持ちさせます。

ただ、素焼きはススがついたり、衣類を汚したりするので、表面の炭化層をブラッシングして、「浮造り(うずくり)」にして使われるケースが多いですね。
伝統的な「和」のイメージです。

手で桟積みした山。
見事に桟木の位置が揃っていて、美しいです。
製材したあとの板は、まだまだ「生」なので、これを「桟積み」して外気にさらして天然乾燥させます。
その際、桟の位置が揃っていないと、板に変な癖がついて、曲がったり、反ったりして不良になってしまいますので、この作業はとても大事な作業です。

乾燥した杉板を削った羽目板。
羽目板というのは、壁に張る板のことです。
実の形状が床板と違います。
床は水平に張り、羽目板は垂直に張っていくので、それに適した加工形状になっています。

国産材の場合、節の抜けや欠けはつきもの。
特に、素足で歩く屋内の床材の場合は、節穴や欠けは、怪我のもとにもなるので、補修が必須。
これは、抜け節を丸くカットして、ヒノキの枝を使った埋め木材をはめ込んだところ。
これをさらに、加工形状にあわせてカットしたり、サンディングして平らにしたりします。

中本造林の本社から、友田工場という少し離れた工場に移動しました。
ここは、とにかく敷地が広く、まだまだ使われていないエリアもかなりありました。

これは間伐材の山。
ウッドワンのバイオマス発電の原料となります。
東日本大震災の後、脱原発の機運が高まって、エコ発電が脚光を浴びることになりましたが、このバイオマス発電も、エコ発電の代表格。
ただ、発電の材料に何を使うかによって、電力会社の買い取り価格が変わっていて、もっとも高く買ってもらえるのが、山林に放置された材料を回収したもの。
林業の不振とともに荒れてしまった山を保全していくための動機づけですね。

桟積みされた板の側面。
なんだか、デザインっぽいですね。

こちら、機械で桟積みされた山。
木材の加工には乾燥が不可欠。
中本造林のように、日々大量な板の加工を行っている会社では、桟積みにかかる労力も相当なものなので、こういった単純作業は機械化されてます。

塗装ラインから出てきた桧のフローリング。
建材の塗装としてはかなり浸透したUV塗装。
紫外線を照射すると、短時間で硬化する塗料を使った塗装で、塗装の乾燥場所や、乾燥時間が不要になるので、塗装効率が格段にアップします。

ひのきのフローリングの表面に、先ほど見た埋め木のあと。
分かりますか?

こちら、壁面に張るとログハウス風に仕上がる壁材。
丸太の丸みにあわせて加工することで、材料のロスも少なくて済みます。

中本造林は、もともと「焼き杉」を主力として生産してきましたが、今では「無垢」という切り口で、杉材だけでなく、ヒノキ材や、海外からの輸入無垢フローリングなども販売しています。
関連会社のウッドワンは、キッチンも持つ木質総合建材メーカーとして、パナソニックやLIXILといった日本を代表する企業に対抗すべく頑張っているわけですが、中本造林は逆に、大手メーカーにはできない細かな対応や、木の特徴を知り尽くした商品開発で販路を拡大しています。

ということで、杉の無垢材を扱うことにかけては、大先輩である中本造林の見学。
大変勉強になりました!
金井常務をはじめ、工場の皆様、ありがとうございました。






Last updated  2018/02/16 01:26:08 PM
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