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カテゴリ:ちょっとおでかけ
5月19日(土)の話の続きになりますが、太田川の源流、廿日市市吉和で、父親の野良仕事の手伝いをしたあと、早くお役御免となったので、吉和から30分程の、安芸太田町筒賀の「井仁(いに)の棚田」に行ってきました。
過去に私のブログで何度もご紹介していますが、広島県で唯一「日本の棚田百選」に選ばれている棚田です。 井仁は、三方を山に囲まれた斜面にあり、かつてはその斜面を棚田が埋め尽くしていたと思いますが、今では、上の方が休耕地となっており、実際に水を張って水田にしているのは、半分程しかないのではないかと思われます。 この井仁は、集落をあげて「棚田」で村おこしをしている地区ではありますが、棚田を維持することの厳しさも感じられます。 筒賀側から井仁に行くには、山をぐんぐん登って、最後に狭いトンネルを抜けると、突然「棚田」が広がりますので、初めて行くと「おーっ」って感じですね。 井仁の一番高い当たりからのカット。 集落の北東の斜面からの撮影です。 地形を生かした棚田の形が重なり合って美しいです。 農家のそばに咲いたあやめかな。 谷合に添って棚田が広がっています。 狭い棚田にも、田植の機械が入っていますが、どうしても狭い場所では、手で植えなければならない場所も多いようですね。 腰をかがめて田植をするのは、おそろしく重労働でしょう。 井仁は、周囲をぐるっと歩いて回ることができます。 ゆっくり歩いても30分程。 私もこの日、車を停めてから、あとは歩いてぐるっと一周してきました。 この写真は、集落の南西側からのカットで、左端に見える二階建ての建物が昔の小学校。 二枚目の写真は、ちょうどこの向かい側から撮ったものでした。 棚田の撮影スポットの一つ。 棚田に突き出した畑には、いつも花が植えられています。 桜の季節にはチューリップが植えられ、それがまた美しいのですが、おそらく、かなりご高齢のおばあちゃんが面倒を見ておられます。 時折、うずくまるようにして、畑の隅で農作業をしておられますね。 かなりご高齢と見受けられる男性が田植中。 私など、ちょっと家の周りの草抜きをしただけで腰がヘロヘロになってしまうのですが、大変な作業ですね。 水は、上から下へ、順にまんべんなく送られていきます。 「村」社会は水でつながっています。 石垣に咲いたユキノシタ。 曲線に沿って、苗がきれいに植えられています。 棚田の展望台から、棚田を見上げたところ。 丁度太陽が沈み始めて逆光です。 これまでにご紹介した「井仁の棚田」 2018-9-19 井仁の棚田で稲刈り始まる 2016-4-2 山間 桜めぐり 2014-5-4 立夏 井仁の棚田 2012-4-22 棚田の春 2011-8-11 井仁の棚田 夏の朝 20101-5-24 春の棚田とおばあさん 2009-4-29 井仁(いに)の棚田の春 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/09/11 11:40:05 AM
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