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カテゴリ:◇国産杉 商品製作事例など
通常、無垢の材料で、天板などの幅広の材料を取ろうとすると、大きな丸太が必要になるので、とっても高額。 最近は、1枚何十万なんて無垢の銘木の天板も売れているようですが、それも簡単には買えません。 OLD ASHIBA(杉足場板古材)では、工場で幅つなぎしたものを販売もしていますが、加工費がかかるので、単品の板を買うよりも割嵩にもなります。 そこで、本日は、◇国産杉のDIY素材を使った、簡単な幅つなぎ材の作り方をご説明します。 使用する材料がこちら。 ●本体 230X27mmの材料が2枚。ご希望の長さで。 材料の幅や枚数も、必要な奥行きにあわせて選びます。 ●縁材 27X27mmは、必要な奥行きにあわせて用意します。 無垢の材料は多少収縮していることが多いので、計算通りの長さですと、若干長めになる傾向もあります。 また、完成後の収縮も考慮して、1mm~2mmくらい短めにしておくとおさまりはいいです。 現地でカットできれば、より正確に合わせられます。 材料が細いので、カットも簡単です。 ●プレート 反り補正用 1枚 2枚の板を並べます。 表にしたい方を下側に向け、裏面を上にして並べます。 縁材をあてがって、ビス固定します。 先に、下穴をあけておかないと、材料が割れることがありますので、皿取りの下穴キリで下穴をあけておくか、あるいは、フレキ(ビス頭の裏に突起のあるもの)タイプの細いビスで先に仮固定してから、太いビスを打ちます。 今回使用したビスは65mm。 縁材が27mm角なので、38mm本体側に入って居ることになります。 最初は、あまり押さえつけずに、ソフトに。 ある程度ビスが入ったら、しっかりと抑えて待っすぎに力をかけつつドライバーを締めます。 きれいにビスの頭が納まったら、OK。 この手順で縁材を固定していきます。 向きを変えて、 もう一方も同様に固定します。 これで、両端は固定されましたが、無垢の木の場合、それぞれの材料に反りがあるため、中央部で段差ができたり、重いもの置いた時に、特定の板だけに荷重がかかりにくいように、中央部をプレートで連結します。 今回利用したのは、アイアン黒皮鉄プレートの、S(80mm)タイプ。 それを、2枚にまたがる形でビス固定します。 このとき、くれぐれも、天板の表裏を間違わないように。 かならず、裏面に取り付けてください。 これで完成。 表に向けると、こうです。 DIY素材には、材料が欠けにくく、手触りがいいように、少し面取り加工をしてありますので、あわせめには、祖の面取り分溝ができます。 ビスは、塗装色にあわせて、茶色の頭のビスを使いました。 商品データ****************************** ◇国産杉 DIY素材 230X27 L1400 1760円 ×2 ◇国産杉 DIY素材 27X27 L460 180円 ×2 アイアン 黒皮鉄プレート Sサイズ 200円 ×1 ※完成サイズ 1454 × 460 ×厚27 塗装 DB(ダークブラウン) 計 4080円(税込 4406円) ※ビス・送料は含まれません。 ちなみに、別売のビスは、 コーススレッド 65mm 頭部茶色 100本入り 900円(税込 972円) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/11/10 12:53:32 PM
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