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カテゴリ:ちょっとおでかけ
7月13日~15日の梅雨真っただ中の三連休を利用して、熱海に行ってきました。
一番の目的は、昨年9月に急逝した学生時代からの友人のお墓詣り。 友人の家は熱海にありますが、家を建ててすぐに広島に転勤になってしまったので、それから10年、その家に家族を残して転身赴任し、単身赴任先の広島で亡くなりました。 この話は、どうしても湿っぽい話になってしまうので、このくらいにしまして、彼の奥様に案内してもらって訪れたの「来宮神社」の話。 「きのみやじんじゃ」と言います。 奥様曰く、「橋田壽賀子がパワースポットとして紹介してから人気が出て、縁結びの神様として若い人とがいっぱい」とのこと。 来宮神社については、追ってブログに書きたいと思いますが、本日は、神社の本殿の奥にある「大楠」のご紹介です。 なんと、本殿からこんな雰囲気のある小道を通っていきます。 これも、来宮神社に若い人がやってくる仕掛けなんですね。 思わず写真を撮りたくなる仕掛けがいっぱいあります。 小道を抜けてその先に現れるのが、阿豆佐和気神社の大楠。 通称「来宮神社の大楠」です。 二つに分かれた左側は伐採されているものの、根本の太さというのは、圧倒される迫力がありあり、思わず「すごいね~」と言ってしまいます。 樹齢2000年以上。 鹿児島県の蒲生の大楠に次ぐ、二番目の大きさのクスノキとされています。 クスノキの漢字には、楠と樟の2種類がありますが、なんと、この案内板には、二種類のクスノキの漢字が両方とも出てきます。 中国でのもともとの意味としては、クスノキは「樟」が正しいらしく、「楠」はタブノキというクスノキ科の別の木を指すようです。 これが日本では混同されて使われてきたのでしょう。 根回りの太さには圧倒されます。 複雑な凹凸は、長い木の歴史を感じさせてくれます。 木自体が一つの生態系のよう。 ご神木といいますが、もともとこの神社には7本の大きなクスノキがあったらしいのですが、江戸時代末期の訴訟事件の費用を捻出するため、そのうちの5本を伐採し、6本目を切ろうとしたところで、白髪の老人が現れてそれを遮り、斧も折れたので、人々は畏れて伐採を中止。 現在は、このクスノキを含めて2本だけが残されています。 この大楠の周りを一周すると、寿命が一年伸びるといわれています。 触って「パワー」をもらっている人もたくさん。 観光化が進んでいる神社ではありますが、やはり、この大楠は、一見の価値ありです。 小雨の降る天気でしたが、その分、緑のしっとりと鮮やかでよかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/07/17 07:51:54 AM
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