2019/08/05(月)09:36
sugi ◇国産杉 オーダーフレーム スリット出し入れ仕様
本日ご紹介するのは、◇国産杉のフレームのオーダーフレームです。
最終的には、「思った以上で興奮した」というメールをいただいたのですが、ここに至る経緯が少しありますので、ご参考までに書いておきます。
⇒OLD ASHIBA イージーフレームのオーダーサイズの見積もり依頼あり
海外での作品展で使いたいというご要望です。
→□イージーフレームのオーダーサイズで見積もり
⇒フレームの縁の厚みを25ミリくらいにできないかというご質問あり
(イージーフレームは35ミリ)
→作り方を検討し、正面から見た25ミリの面だけが古材面となる仕様でご提案
⇒正面は新材面にしてほしいというご依頼
→正面が新材面というご希望か、側面が古材面というご希望かを確認
⇒本当は、ずべて新材の方が希望 という回答をいただく
→すべて新材にしてご提案 価格も少しダウン
⇒ご注文
という流れです。
何がご説明したいかといいますと、お客様の本当のご希望というのは、突っ込んで聞いてみないと見えてこない、ということですね。
できるできないは別にして、とりあえず、「本当のご希望」を把握することが重要なので、遠慮せずにご希望は伝えていただいた方がいいです。
当店は、自社生産で、事務所と同じ敷地内でほとんどの商品を作っていますので、お客様の想像以上に「できること」が多いんですね。
そこは、大量生産の工場や、中国で作って輸入して販売している会社と大きく違うところです。
さて、本題に入ります。
正面から見たときにボリューム感がない方がいいので、薄くできないか?というご相談はこれまでもありました。
確かに、幅広のフレームは、フレーム事態に存在感がありすぎて、中の作品とのバランスが悪い場合もあるでしょう。
ということで、検討の上作ったのがこちら。
正面から見ると、27ミリで、奥行方向は36ミリあります。
このサイズは、◇国産杉の材料の規格に由来します。
中に入っているのが、アクリル板の保護シートが張ったままでちょっとイメージしにくいのですが、正面の幅よりも奥行の方が広いため、立体感がありますね。
そして、自立もしやすいです。
イージーフレームと同様に、スリットから2枚のアクリルにはさんだ「作品」を出し入れします。
後ろからみたところがこちら。
上部にスリットがあります。
今回は◇国産杉の新材でしたが、OLD ASHIBAで作っても面白そうなので、、一度試作してみようと思ってます。
商品データ****************************************
◇国産杉 無塗装 オーダーフレーム ※スリット仕様
サイズ W294 H394 D36 ※窓部分 240 ×340価格 5000(税込5400)x 2サイズ W404 H404 D36 ※窓部分 350 ×350価格 5500(税込 5940円)x 2
※2個単位での製作の場合のお見積もりです。