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本日ご紹介するのは、アイアンとOLD ASHIBA(杉足場板古材)を組み合わせたシェルフです。 ただ、アイアンを使ったオーダー商品は、溶接などの工程も入るので、どうしても外部のアイアン工房に依頼する必要があり、思いのほか割高になってしまうケースが多いですね。 そこで今回は、シンプルなアイアンのアングルとOLD ASHIBA(杉足場板古材)を使って、棚を作ってしまおう、という内容です。 まず、こちら、黒皮鉄のアイアンアングル。 ちなみに、黒皮鉄というのは、鉄を圧延する際にできる酸化被膜で、「黒錆」ともいいます。 手で触ると、黒い粉がつきますので、これをワックスで拭き取りつつ、ワックスの被膜を作って表面を保護しています。 黒皮鉄には、黒色の塗装にはない、味わいがありますね。 ただし、自然発生的にできる被膜なので、黒さもその時々で一定ではありません。 現在WOODPROで販売している、規格サイズ商品ではなく、オーダーサイズ、オーダー加工です。 ご希望の長さにカットして、ご希望の位置にビス穴をあけてお送りしようという、現在企画中の「アイアンアングルイージーオーダー」商品。 こんな感じでビス穴があいていますが、L字の各面の穴は、高さを5ミリずらしてあって、ビス同士がぶつからないようにしてあります。 フェンスなどもそうですが、高さをそろえる必要ばある部材が多い場合は、必ずまとめて印をつけて置くのがポイントです。 バラバラに物差しをあてて印をつければ手間もかかるし、1本だけ印をつけ間違えることもあえます。 事前にまとめて印をつけて置くのが鉄則ですね。 ということで、棚の取り付け位置に赤鉛筆で印をつけました。 今回、使用する棚板がこちら。 同じ長さにカットした、200幅のOLD ASHIBA(杉足場板古材)です。 それをアングルの棚板位置の印にあわせてビス固定していきます。 こんな感じで位置合わせしておいて、ビス固定。 アングル2本固定完了。 さらに、もう2本のアングルを乗せて、位置合わせをしてビス固定していきます。 L字の片面からだけビスで固定していますので、こんな感じですね。 それをそのまま起こしますが、この状態では、L字の一方からビス固定してあるだけなので、結構ぐらぐらな感じ。 平らな場所に立てて、残りのビスを打っていきます。 アングルの先端で床が傷つくのが心配な場合は、樹脂製のカバーがあります。 それを装着すると、こんな感じ。 アイアンのハードさを多少邪魔してしまいますが、これで、床が傷つかなくなります。 こんな感じ。 上部は直接棚板をビス固定していますが、艶消しの黒にシンワッシャービスを使っているので、黒皮のアングルともよくなじみます。 ずべてをOLD ASHIBA(杉足場板古材)で作る棚もいいのですが、アイアンを合わせることで、シャープな感じも出て、見た目もおしゃれ。 商品データ********************************** アイアン+OLD ASHIBA(杉足場板古材)シェルフ W600 H1000 D210 仕上げ 無塗装 参考価格 棚板 OLD ASHIBA 200X35 L=600 無塗装 4枚セット 3300円(税別) アイアンアングル オーダーサイズ 30X30 L=1000 穴加工8箇所/1本 1500円(税別)X4 アングルキャップ 4個 400円 シンワッシャービス 30ミリ 20本入り 100円 ×2 計 9900円(税別) ※価格は参考価格です。 確定金額ではありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/09/30 05:45:58 PM
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