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カテゴリ:◇国産杉 商品製作事例など
本日ご紹介するのは、縦格子のフェンスです。 が、別に縦格子でなくても、横板でも、縦板でも、デザインはなんでもOK。 お伝えしたいのは、ブロックなどの上に、土台をアンカーボルトなどを使って固定して、それを足掛かりに設置するフェンスです。 構造上、アンカーボルトで支えているため、大きな引き抜き負荷のかかる、背の高いフェンスには適しません。 せいぜい80センチ程度の高さまで、というフェンスです。 まずは、ブロックの上などに土台を設置します。 この前に、アンカーボルトの設置がされていることが前提なので、土台にアンカーボルト要の穴加工を行う必要があります。 また、ブロックの上に直接土台を置くと湿気がこもり易いので、土台の下には、「基礎パッキン」などを挟んで、通風の確保も重要。 以前、お客様から頂いたお写真を参考に掲載いたします。 施工前 土台にアンカーを埋め込み、基礎パッキンを設置。 それをもとに、フェンスを取り付け。 さて、今回は、もっと複雑なフェンスだったのですが、その一部分を使って説明します。 まずは、土台となる角材を取り付け。 この角材は、◇国産杉のヒノキ材です。 アンカーボルトを使ってしっかりと固定します。 土台には柱の半分の欠き込みがしてあるので、そこに、柱の下部の欠き込みを合わせます。 あわせると、こんな感じ。 この状態でビス固定。必要に応じて金具などを使って補強します。 柱を土台に立てた様子がこちら。 背景の工場内がごちゃごちゃして見苦しいのですが、ご容赦のほど。 柱と柱の間にあわせて製作したフェンスをはめ込みます。 土台と柱は◇国産ひのきで、フェンスは、◇国産杉です。 ぢ 下を30ミリあけて、上をそろえて固定します。 同様にフェンスをはめ込みます。 フェンスを取り付けたら、柱の上部を連結し、フェンス全体を風雨から守る「笠木」を取り付けます。 笠木を取り付けるとこんな感じ。 一応、これで完成の状態です。 縦格子フェンスの裏面はこんな感じです。 ビスは、裏側に集中して打ってありますので、明確に表裏がありますね。 ということで、フェンス設置の一つのバリエーションとして、ご参考までに。 なかなか重厚な仕上がりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/10/08 08:02:54 AM
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