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復活(予定)の屋外… 蕎麦アレルギーさん

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2020/05/29
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本日は、アイアンの黒皮鉄と素地について。

OLD ASHIBA(杉足場板古材)ととっても相性のいい素材として「アイアン」がありますね。
木も鉄も天然由来の素材ということで、樹脂などの人工物と比べると味わいがあるのですが、その方向性は真反対。
ぬくもりの「木」と、強さの「鉄」。
まさしく、柔と剛で、お互いを補い合うことで、より魅力的な空間作りができます。

WOODPROでは、「黒皮鉄ワックス仕上げ」の商品を数多く展開していますが、そもそも、「黒皮」という言葉が耳慣れないと思います。
「黒皮」とは、真っ赤に解けた鉄の塊を圧力をかけて引き延ばしていく際に、高熱の鉄が空気中にさらされることで、表面に黒っぽい酸化鉄が発生し膜を作ります。
これが「黒皮」なので、塗装のように後から意識的に施したものではなく、圧延という工程で、自然に発生するものです。
そのため、均一でもないし、黒さの度合いも差があります。
そのため、黒に近いものもあれば、ややシルバーっぽいものもありまので、それもまた自然の味わいということで、ご容赦いただきたいと思います。

さて、黒皮は、鉄の表面についた酸化鉄で、その状態で触ると、手が黒く汚れます。
当店で行っているワックス仕上げは、酸化鉄の黒い粉を拭き取りつつ、表面をワックスでコーティングすることで、錆びにくくしています。
とはいえ、防錆塗装ではありませんので、屋外に使えば、ほどなく錆びてきますし、屋内であっても、湿気のこもりやすい場所では錆が浮いてくることもあります。
ただ、錆が浮いてきた際も、早めに対処しればワックスで拭き取れば取れます。

黒の塗装品は確かに、均一ですが、味わいというのは今一つ。
ぱっと見た目には、プラスチックに塗装してあっても区別はつきにくいのですが、黒皮の黒さはどれも微妙に違いますので、「味わい」という点では古材にもあってますね。

話を冒頭の写真に戻します。
鉄の素材というのは、圧延されたものは基本的に黒皮なのですが、手は汚れるし、扱いにくい、ということで、すでに磨いて黒皮を取ったものもあります。
この状態が「素地」です。
色はシルバーですが、この状態では、ステンレスのヘアライン仕上げと似ています。
ステンレスのヘアラインとは、ステンレスの表面にはっきり分からないくらいの細かい筋をつけて、艶を消した仕上げで、傷がつきにくく落ち着いた印象で、ステンレスの仕上げとしては一般的なものですね。
鉄の素地は、黒皮鉄の被膜もなく、非常に無防備なので、通常は表面に塗装を施して使用します。

アイアンの素材は、丸棒、角棒、丸パイプ、角パイプ、アングルなどなど、いろいろありますが、形状やサイズによっては、磨いたものしかなかったりします。

 WOODPROは、社名、店名のごとく、「木」が専門なのですが、木でできることにも限界があり、アイアンとは、お互いに引き立てあえるいい相性なので、これからも積極的に取り入れたいと思っております。






Last updated  2020/05/29 12:40:41 PM
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