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カテゴリ:コンサート 展示会
外出自粛ムードから脱しきれず、なおかつ天気も今一つのオリンピック4連休でしたが、どのように過ごされたでしょうか? 我が家には、尾道の家内の実家から、義母と義妹がやってきまして、廿日市市吉和のウッドワン美術館へ行ってきました。 ウッドワン美術館では、現在「~カミワザ立体切り絵~ SouMaの美しき世界展」が開催中。 なんと、一枚の紙から、立体的な切り絵を切り出す、というまさしく神業の展示会です。 冒頭のエッフェル塔は、塔はもちろん、その台となっているボックス部分、ボックスの中と外にある花、すべて、一枚の紙から切り出されたもの。 個別に作って貼りつけてあるものではありません。 特設展の会場は、最後の一点を除いて、すべて写真OKでした。 一枚の紙から、女性の横顔と、その手前の糸を張ったような、レースのような前景まで、すべて一枚の紙です。 デザインとしても素晴らしいのですが、これを一枚の紙から切り出すというのは、いったいどんな頭の構造なのだろうと思ってしまいますね。 アップにしてみると、こんな感じ。 まるで、レースの生地です。 決して貼りつけたりせず、一枚の紙からこれを作り出すとは、まさしく神業。 こちらの麗しき、和装の美女も一枚の紙からカットされたもの。 髪の表現の細かさや美しさは実に繊細ですばらしいです。 そして、びっくりなのは、女性の顔。 これも書かれたものではなく、紙をはがすことによって透けて見える背景の濃さで表現しているのですから、驚きですね。 紙を切るだけでは表現できない「濃淡」の表現を、紙を部分的に剥いで、薄くすることで行うという発想もすごいですね。 この朧月は、紙を部分的に剥がすことで表現されています。 剥がして濃淡を表現する技法を駆使して作られた作品。 まるで描かれたような立体的な図形ですが、これは、紙を厚み方向に薄く剥がすことで表現されています。 ティアラ。 ここまで来ると、紙なのかどうなのかもよくわからないくらいです。 錦糸で丁寧に編み込んであるかと思われるティアラですが、もちろん、紙を切って作ったものです。 ある意味、一番驚いたのは、この作品、 なんと、作者のSouMa さんが、小学生の時に作った作品だそうです。 8月末まで開催中ですので、三密を避けて、山間で美術鑑賞など、いかがでしょうか? 美術館のまで、記念撮影。 館内は、検温、消毒の上、マスク着用です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/07/27 01:45:04 PM
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