2020/12/17(木)12:40
毛嵐の朝 at 地御前
全国的に、今季一番の寒い朝になったようですね。
ということで、本日は、「毛嵐(けあらし)」の写真です。
毛嵐というのは、水温の気温の温度差が激しい、冷え込んだ朝に発生する現象です。
水温た高いと水面近くの含水量が多くなりますが、それが冷気で冷やされると湯気のように見えるという現象です。
調べてみると、毛嵐というのは、北海道の方言なのだとか。
ポイントは、水面と空気の温度差で、ずーっと寒い日が続いて、水温も低ければ発生しません。
前日まで暖かだったのに、一気に放射冷却を伴って冷え込む朝にしか出会えない、ということになりますので、出会えたらかなりラッキーですね。
北国ではないので、そこまでダイナミックな毛嵐ではありませんが、水面に浮かぶ海鳥も、ちょっと温泉に浸かっているように見えます。
冷え込んだ朝は、毛嵐を見るチャンスですので、もし、極寒の朝に飛び出していく勇気があれば、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
写真は、2015年1月30日に撮影したものです。
今朝の様子ではありません。