3879041 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

くり坊のひとりごと(blog版)

くり坊のひとりごと(blog版)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Category

Profile

くり坊 1号

くり坊 1号

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Favorite Blog

蕎麦アレルギーの木… 蕎麦アレルギーさん

Comments

Freepage List

Headline News

2021/03/02
XML
カテゴリ:木の話
「パーケット」というデザインをご存じだろうか?
略して「パーケ」とも言われますが、木片を集めて作った床材のことを「パーケット」といいます。
50年も前の、私が小学校のころ、木造の校舎から一気に鉄筋コンクリートの校舎に変わってきました。
そして、その床に多用されたのが、このパーケットです。
パーケットは、小さな木片を生かすことができるので、魚でいえば、「中落」で作れます。
広葉樹の林を伐採し、家具材などの価値ある身を取った残りを有効に使えた、というのが多用された理由でしょうね。
鉄筋コンクリートのフラットな床面に接着するにはもってこいです。
木目の美しさというよりは、ランダムな色合いの違いそのものがデザインになっていました。

一般家庭用の安価なフロアーには無垢材の木片を接着して塊にしたものを、さらにスライスして薄くし、ベニア板の上に張り付けて使用した「1×6パーケットフロアー」というものが一般化しました。
デザインは、写真のようなライン状のものと、市松模様が普通です。
私が木質建材メーカー「ウッドワン(当時 住建産業)に入社したころが、ナラやサクラのパーケットフロアーから、カラーフロアーに移り変わる境目の時代ですね。
築40年くらいの家には、まず、パーケットフロアーが張ってある、といってもいいくらいでした。
ただ、一般家庭に使われたパーケットフロアーは表面が薄いので、長く使うと、すり減ってきて下地のベニアが出てしまう場合もあります。

一方、無垢材の木片を寄せ集めたパーケットフロアーは、すり減って下地が出てしまうことはありませんが、収縮率の違いや、摩耗の仕方の違いで「段差」が生まれてきます。
この写真は、近所の古い喫茶店で撮ったものですが、これはこれで味わいがありますね。

そこでモーニングをいただきました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021/03/02 08:08:48 AM
コメント(0) | コメントを書く
[木の話] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X