000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

くり坊のひとりごと(blog版)

PR

Category

Profile


くり坊 1号

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Favorite Blog

蕎麦アレルギーの木… 蕎麦アレルギーさん

Comments

Freepage List

Headline News

2021/03/16
XML
カテゴリ:DIY


いよいよ床をはがします。


設置して21年目のデッキですが、すべてが傷んでいるわけではありません。
見方によっては、デッキ全体のうち、致命的なダメージを受けているのは、2~3割程度という印象ですね。
この写真のように、木材同士が密着して風通しが悪く、いつまでも湿気が抜けない場所ほど腐りやすくなります。
この場所は、ビスを打ってもスカスカのところが多く、かなり傷んでいることは外から見てもわかります。

木材は、空気 湿度 気温 の環境条件、木材そのものの耐朽性(腐りにくさ)によって腐りやすさが変わります。
空気は地上にある場合、避けようがありません。
気温は、季節の変化によって変わりますが、腐朽菌が活発になるのは、やはり食中毒の起こりやすい季節です。
冬は比較的腐朽しにくくなります。

ということで、人間がコントロールできるものと言えば、まずは「素材」。
腐りにくい木を使う、という点です。
高耐久木材といわれる、イペやジャラなどは、とにかく固く、昔から港湾施設に使われてきた材料で、公共施設のデッキなどにも使われます。
ただし、材料の多くが盗伐であったり、出所不明なものが多く、環境保護の観点から問題があったりします。
うちのデッキは◇国産杉です。
耐朽性は中くらいですが、宮崎産の飫肥杉で、赤身は油分が多く、杉材の中でも腐りにくいとされています。
腐りやすい材料の代表格は「SPF」。
いわゆる、2X4材ですが、これはほんとにあっという間に腐りますので、デッキに使うのはお勧めできません。

そして、もう一つ、人間の力でコントロールできるのが、湿気ですね。
風通しをよくし、濡れてもすぐに乾くようにしておけば当然腐りにくくなります。

こちらの写真は、ステップ周辺ですが、この付近もかなり傷んでいました。
木材はストローを束ねたような構造、という話はよくしますが、当然湿気を吸いやすいのは、ストローの口があいた切り口部分。
そこから湿気が入り込みやすく、かつ、奥まで入ると抜けにくい。
特に、こんな感じで、幕板を付けた場合、本当は湿気が抜けにくくなるので、あまりよくありません。
ここは、美観との兼ね合いになります。

床をはがして裏返してみると、板の先端はかなり傷んでいます。
おそらく、裏側の色がもともとのDB(ダークブラウン)ですね。

床板も傷んでいる、ということは、その下の根太も傷んで腐っているので、ビスを抜こうとしても空回りしてしまいます。
結局、床ごと抜きました。
ちょっと白くなっているのは、いわゆる「白色腐朽菌」でしょう。

我が家のウッドデッキの場合、雨天だけでなく、ほぼ毎日、デッキの上の鉢に水やりをしていましたので、鉢の下あたりは腐りも激しい状態です。
木材は、腐り始めて分解されてくると、のこくずやスポンジのように湿気を吸いやすくなるので、さらに腐朽も進みやすくなります。
根太の列が住居側から6列ありますが、住居側の3列はほとんど目立った痛みがないのに対して、外側の3列は、ビスも効かないくらいに腐朽も進んでいました。

冒頭の写真のフェンスを取ったところです。
前日の夜まで雨が降ったのですが、フェンスのあったところはしっかりと濡れていて、木材の密着した部分が乾きにくいことがよくわかります。
そのため床板の木口側はかなり腐朽が進んでいて、その下の材料も傷んでいます。
腐朽が進んで、木材自体がパサパサで湿気が抜けにくくなると、シロアリなども付きやすいですね。
床をはがしている状態ではシロアリは見えませんでしたが、シロアリに食われたらしき形跡もありました。

木と木が密着して湿気が抜けにくいところ、
毎日水やりをして、湿気を供給しているところ、
植栽があって、常に日陰で、じめじめしやすいところ、
などは、やっぱり、傷んでいましたが、そうでない場所は、意外なほどに傷んでいませんでした。


廃棄するためにはがした床材を丸鋸でカットしたのですが、切り口を見ても、痛みが感じられず、まだまだ使えそうなものが多いです。
21年間屋外で使用してきた材料の切り口には見えません。

やはり、木材の利用は、「使い方次第」だと実感しました。






Last updated  2021/03/16 01:00:53 PM
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.