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カテゴリ:ちょっとおでかけ
4月3日の土曜日に、山間部の桜を巡ったのですが、今日は、日本の棚田百選にも選ばれた、安芸太田町の「井仁の棚田」の春です。
近隣の集落から隔絶した場所にあり、延々と山に登っていくと、突如として集落が広がり、最初に来た時には本当に驚きました。 特に、安芸太田町筒賀方面からくると、最後にトンネルがあって、それを抜けると、わっと開けるので、感動します。 井仁の棚田も、やはり、高齢化の波が押し寄せて、休耕田も増えていますが、それでも地域の方々がこの景観と環境を守ろうと努力しておられることが、景色を見ると、よーくわかります。 チューリップと棚田の風景。 今回は、曇天で、少し薄暗い感じではありますが、このチューリップも、毎年決まって植えられていて、春の風景に文字通り花を添えてくれます。 チューリップのそばには、水仙も植えられています。 例年ですと、桜の開花も1週間は遅いの絵、この田んぼにも水が張られ、耕運機の動く様子も見れるのですが、今年は少し早すぎましたね。 まだ、田んぼにも水がありません。 棚田の、おそらく、休耕田だったかと思うのですが、菜の花が植えられていて、棚田を華やいだ色にしてくれています。 この景観もまた、地域の方の努力があればこそ、ということで、本当に頭が下がります。 かつての小学校は、廃校となり、現在は交流館となっていて、校庭は駐車場になっています。 校庭の隅の小さな遊具で遊ぶ子供たちを見ると、かつての風景がしのばれますね。 昔は、桜咲く小学校に、たくさんの子供たちが通ってきたのでしょう。 お堂と、両脇のしだれ桜も美しいです。 数年前、井仁の棚田に、「イニモニマニモ」というカフェができました。 現在は、ランチ営業はしておらず、コーヒーとケーキのみの営業となっていましたが、ここでお茶を飲みながら棚田を眺めるものいいですね。 標高500Mにある「井仁の棚田」ですが、今年はすでに桜も散り始めていて、おそらく、今週末には葉桜に近くなっているかもしれません。 ただ、田んぼに水を張られた、新緑の棚田も、とっても素敵なので、癒されたい方は、ぜひどうぞ。 中国縦貫道 戸河内インターからなら20分くらい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/04/06 07:37:27 AM
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