くり坊のひとりごと(blog版)

2021/04/22(木)08:03

自宅デッキ 令和の大改修 2 デッキの床張り

DIY(119)

4月19日にアップした、​「自宅デッキ 令和の大改修 1 根太の再配置」​の続編です。 冒頭の写真は、日も西に傾いて、ほぼ、デッキの床面が完成した写真。 では、根太の再配置からの経緯を見ていきます。 デッキの床を張ったのは、4月18日(日)だったのですが、どうやら、夜の間に雨が降ったようで、重ねた床板をめくると、こんな状態。 板を桟済みせずに重ねた状態で雨に降られれば、板の間に雨が入り込んで、乾きません。 放置すれば、木材の中にしみ込んで含水率が上がり、腐朽菌が繁殖しやすくなりますね。 ということで、とりあえず、板を開いて濡れた部分を乾かします。 やっと板も乾いたところで、板を借り並べ。 木の場合は個体差も激しいので、えぐれた節があるなど、気になる部分は目立たないところや、切り落とすところに配置します。 借り並べしてが終わったら、根太位置にあわせて下穴あけ。 事前に、まっすぐな棒などを使って穴位置を決めて、まとめて下穴をあけておくと、早く、きれいに床張りできます。 床を張る際には、板と板の隙間を決める「スペーサー」が必要です。 昔は、3ミリ厚の大き目のアングルを2枚重ねにして利用していましたが、手元にないし、急遽、家にあるものを利用。 ブックエンドに厚みのあるシールを張って、およそ6ミリのスペーサーを作りました。 こんな感じで板の間に差し込んで使用します。 塗装していない杉板の棒は、スペーサーを抜く際に持ち上げるためです。 スペーサーを挟んでビス固定すると、きつく締め付けられて、スペーサーが抜けにくくなるため、こういう一工夫が生きてきます。 ビスは、2本ずつ打っていきますが、まずは、一本だけで固定していくのがポイント。 ちょっとしたことですが、もしも修正したいときには、もう一方の穴を利用できます。 いったんビスで固定すると、どうしてもその穴にビスが入っていくので、位置の微調整が難しくなります。 ウッドデッキは、サッシの水切りの下にくるようにするのが一般的。 10ミリ程度下げておくのが理想的です。 我が家の場合、もともとのデッキの床が32ミリで、今回は36ミリの板を張ったという事情もあって、一部、どうしても入らない場所が出てきたので、彫刻刀で削りました。 ちなみに、サイディング、サッシの茶色い汚れは、以前の再塗装の際に付着した塗料で、今回のものではありません。 この日は、とても微妙な天気で、晴れたり曇ったり、雨が降ったり。 そのたびに、道具を出したり、片づけたり・・・・。 時間のロスが多いです。 それから、前回のブログでは、一部を取り外しできるようにして、テーブルにもなるようにしようかと思ったのですが、「どうせ年に1回くらいしか使わんじゃろ」ということで、やめました。 とりあえず、3分の1くらいを張り終えました。 この部分は、ステップを置いて、上り口になる部分で、デッキも少し短めにします。 ということで、カットするところに決めます。 そして、丸鋸で一気にカット。 材料の先端をカットすることを「鼻切り」といいます。 実は丸鋸には、使い勝手が2種類あります。 一般的な丸鋸は、右手に持って、その左側を切り落とすようになっていますが、鼻切ノコは使い勝手が逆で、丸鋸の右側を切り落とすようにできています。 ということで、この丸鋸は、工場から借りてきた「鼻切り用」です。 さて、床をどんどん張ってきて、最後の一枚になりました。 ここで、根太のカット位置を決め、切り落とさないといけません。 今回は、床板の側面に幕板を張るのは避けることにしたので、幕板が床の下にくるように計算してカット。 カットした切り口は、見えない場所でも塗料でタッチアップするのが鉄則。 根太の先端に幕板を固定。 そして、再度の床板を固定。 さらに、カット位置を決めて、金木犀の手前でカット。 これも鼻切りですね。 はい、カットも完了し、デッキ面はほぼ完成です。 あとは、打ち残したビスを固定すれば完成。 もちろん、切り口のタッチアップは必要です。 そして、現在の様子がこちら。 ちなみに、ステップは、20年ものです。 GWまでに、フェンスを取り付けたいと思います。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る