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カテゴリ:ちょっとおでかけ
皆様、GWはいかが過ごされたでしょうか? 遠出しにく状況でもありましたが、私が一番遠くまで出かけたのは、尾道~福山でした。 第一の目的は、尾道美術館の「愛のヴィクトリアンジュエリー展」を見ること。 これは、うちの奥様の趣味です。 一般的な男からしてみれば、タイトルからして少し怪しげに感じられたりしますね。 実際、入館者のほとんどは女性でした。 ヴィクトリアン時代とは、英国でヴィクトリア女王の在位した時代のこと。 1837年-1901年 産業革命に成功したイギリスの絶頂期でもあります。 経済のみならず、文化、工芸など、多岐にわたって繁栄した時期でした。 一方で世界的には激動の時代です。 アヘン戦争で「清」から香港島を割譲させたのは1842年。 アメリカの南北戦争が、1861年。 明治維新は、1868年。 「愛の」とタイトルにつくのは、ヴィクトリア女王と夫のアルバートが大変仲が良かったことから、その時代のスポットをあてて、婚礼や、服喪のジュエリーや衣装なども展示しつつ、当時の文化を紹介している展覧会です。 ヴィクトリア女王の方が、ドイツ出身のアルバート公子にほれ込み、プロポーズしたようです。 会場内、唯一の撮影スポット。 ヴィクトリア時代のティーコーナー。 さて、ここから、だらだらととりとめもなく、話を続けます。 千光寺公園内にある尾道美術館を出て西側に歩くと、きれいな藤棚がありました。 桜のシーズンには屋台も並び、人であふれるエリアですが、せっかくの藤棚周辺にも、人はあまりいません。 藤棚を抜けて先に行くと、千光寺公園の西展望台があるのですが、かつてはここから、尾道城を近くに見ることができました。 今は撤去されて、四角い基礎だけが残っています。 そこから、尾道の坂道を急いで下り、「朱」というラーメン屋さんへ。 尾道ラーメンの元祖といえば、「朱華園」。 去年もともとあった店は、店主の高齢化のため閉店。 そのあと、その奥さんと娘さんが少し離れた場所で始めたお店が「朱」です。 行列に20分くらい並んで店内に入りました。 メニューはこれだけ。 ちゃーしゅー麺。800円。 味は、地元の人の評判通り、朱華園のこってり背脂の尾道ラーメン、というよりも少しあっさりした感じ。 女性的といえば、女性的なのかもしれません。 焼きそば。800円。 GWにしては明らかに人が少ない尾道でしたが、尾道ラーメンの店には行列もできてます。 尾道商店街も、人通りはさほど多くはありません。 テレビがよくやる、圧縮効果。 一気に「密」な感じになりますが、望遠レンズで撮ると、全体が圧縮されて詰まった印象になります。 テレビのニュースで「密」を強調したいときは、この手法がとられます。 尾道商店街の路地から北側を見ると、線路の向こうはもう山です。 しまなみ海道は、サイクリングのメッカということもあって、尾道商店街にも、自転車関係のお店がいくつかできてましたね。 うちの奥様は、結婚前に尾道の「益原楽器店」で事務員をしていましたが、そのお店も、シャッターをしめて、外商とピアノ教室だけになっていました。 そこが今回、まったく違うおしゃれな店に。 尾道の商店街は、どんどん新しい店が増えてますね。 商店街を散策して、ロープウエイで千光寺山の頂上に向かいます。 片道320円。 上りはロープウエイで、下りは歩くのがおすすめ。 千光寺公園の展望台は現在リニューアル工事中でした。 千光寺公園には、昔、小さな遊園地があり、確か、観覧所もあったはず。 最後に「サル山」だけが残っていたのですが・・・・・。 最後のおサルさんも、老衰で死亡し、今は廃墟となりました。 サル山のそばにもきれいな藤棚がありました。 レトロ感もあり、新しいおしゃれなお店もあり、お寺もいっぱい。 海風に吹かれつつ散策するには、気持ちのいい季節ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/05/07 12:51:22 PM
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