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カテゴリ:ちょっとおでかけ
広島県東広島市は、「酒どころ」として有名です。
「酒都 西条」なんて言ったりします。 東広島市は、もともと、「賀茂郡西条町」といい、合併して市に昇格する際に「東広島市」になりました。 全国的な知名度はよくわかりませんが、少なくとも広島で「酒どころ」と言えば、西条です。 東広島市の中心である西条駅のすぐそばに、酒造所が密集した「酒蔵通り」があり、赤瓦と白い壁が印象的な酒蔵通りがあります。 マンホールももちろん、最近話題のご当地マンホール。 やっぱり「酒都西條」と書いてありますね。 日本三大醸造地とされるのは、「兵庫県の灘」「京都の伏見」そして、この西条らしいです。 このエリアに入ると目立つのは、こういった赤レンガの煙突。 これは、酒の原料となるお米を蒸す際に火をたくので、そのための煙突です。 今では、ボイラーなどで蒸すため、この煙突から煙が出ることはなく、遺構的な要素が強いようですね。 東広島市西条には「国分寺」があります。 「国分寺」は、奈良時代に、聖武天皇に詔よって全国各地に作ることが命じられたもので、その総本山が東大寺になります。 その時代、このあたりは、安芸国の中心的な場所でもあったのでしょうね。 さて、その西条ですが、毎年「西条酒祭り」というのが行われて、とっても盛り上がるらいいのですが、去年、今年と、コロナで中止でした。 西条の酒造協会に加盟するのは、8社で、西条の代表的な銘柄は 「賀茂鶴」「賀茂泉」「亀齢」「白牡丹」「西條鶴」「福美人」「桜吹雪」「山陽鶴」。 煙突に書かれた銘柄を見ながらあるくのも楽しいです。 一応、東広島では一番の観光資源なのですが、歩く人もまばらで、ちょっと寂し気。 全国的にコロナが落ち着いてきて、観光地への人出もかなり増えているようですが、まずは、誰でも思い浮かぶような一級観光地から人出が増えて、西条のような「知る人ぞ知る」観光地に人出が戻ってくるのは、そのあとになるのかもしれませんね。 お酒の直売所などもあって、日本酒好きの人には、とってもおすすめです。 一般的には「甘口」と言われています。 これは、使用する水の硬度によるものらしく、辛口の灘の酒は硬度100。 西条の酒は、硬度30の軟水です。 酒蔵通りには、カフェなどもあって、お酒好きでなくても風情を楽しむことができます。 駅からも近いので、JRで行って、試飲も楽しんで帰る、というのもいいですね。 ちなみに、私は、晩酌も全くしない下戸です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/10/20 12:44:22 PM
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