|
カテゴリ:徒然なるままに
ネタもなくなったところで、本日は「お好み焼き」のお話です。 広島で「お好み焼き」と言えば、全国的に「広島風」とか言われるもので、頭に「広島風」と付けたりしません。 まあ、大阪でもそうなのでしょうけど。 その「広島風お好み焼き」ですが、その中にも地域によって、独自の進化を遂げたものが出ています。 中でも最近人気なのが「府中焼」と言われるもの。 最初の写真がまさしくそれなのですが、違いが分かりますか? 「府中焼」の府中は、広島県でも東部に位置する、家具の産地でもある府中市です。 昨日のブログで紹介しました、多家神社のある、広島市に隣接した安芸郡府中町とは違います。 まずは、一般的な広島風お好み焼きから説明します。 クレープ状に丸く敷いた水溶き小麦粉の上に、大量のキャベツ、もやしなどを山盛りにします。 その上に、魚の粉とか天かすなど振りかけます。 その上に豚のばら肉のスライスを乗せます。 それをひっくり返して、野菜が適度にしなっとなってきたところで、別に焼いていたそば(あるいはうどん)の上に載せます。 それを丸く伸ばした卵の上にのせてひっくり返してから、ソースを塗布して完成。 さて、ここから「府中焼」の説明です。 数年前から広島市内でも人気が出はじめ、「府中焼」としての地位を確立しつつあります。 違いはというと、山盛りの野菜の上にそばを置き、さらにその上に豚のミンチを乗せます。 この手順が一番の違いですね。 これをひっくり返して、そばがぱりぱりになるくらいに焼きます。 そしてできた「府中焼」の断面がこちら。 ぱりぱりのそばとミンチが一体化して、とっても香ばしい食感で、これが府中焼の魅力ですね。 今回ご紹介したお店はこちら。 「酒」の暖簾が並んでいますが、東広島市の「酒蔵通り」にあるお店で、ノーマルなお好み焼きと、府中焼の両方を食べることができます。 「お好み 真心ディズ 酒蔵通り店」です。 酒蔵通りを観光の際には、おすすめです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/10/29 12:22:46 PM
コメント(0) | コメントを書く
[徒然なるままに] カテゴリの最新記事
|