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カテゴリ:徒然なるままに
虫を近寄って見るようになったのは、一眼レフのデジカメを買ってから。 恥ずかしながら、喋々の顎がしゃくれていて、口からぜんまいのような管を出して花の蜜を吸うことも知りませんでした。 もちろん、蝶の翅の表裏の模様が違うことも気にしたことがありませんでした。 最初の写真は、キタテハという蝶です。 ほとんど枯れ葉のようにしか見えない地味な模様です。 翅を閉じて枯れ木に潜んでいれば、確かに見つけにくいでしょうね。 翅を開くと、こんなに鮮やかな模様をしています。 蝶に限らず、生き物というのは「生き残ること、子孫を残すこと」を最大の本能的に目的として進化をしてきたので、「身を守ること」と「性的なアピールをすること」を両面持ち合わせていなければなりません。 外側の枯れ葉のような模様は、枯れ葉に紛れて姿を隠す目的だということが分かりやすいのですが、内側の派手な色合いは、仲間を識別するためだったり、異性を識別するためだったり、天敵が裂けるような別な生き物に見えるような「擬態」であったりするようです。 お正月休みに、次男の車の中で孫たちが見ていた「ざんなんないきもの事典」という番組を見ていましたが、大人が見てもとっても面白い内容でした。 ⇒ざんねんないきもの事典 NHK 60年も生きてきましたが、身の回りにも知らないことがいっぱいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/01/31 07:56:38 AM
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