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カテゴリ:DIY
最近は和室そのものが少なくなっていますし、自分で襖の張り替えをしようと思う人も少ないと思いますので、興味のない方はスルーしてくださいね。
さて、骨だけになった襖に「下張り」をしないと化粧の襖紙が貼れません。 最初の写真がそうですが、、この襖の下張り用の紙をホームセンターには置いていません。 需要がないということだと思いますが、今の時代はネット販売があるので、アマゾンで購入。 もちろん、襖の下張りをするのも初めて。 「説明」を読むと、「ハケやスポンジを使って、たっぷりな水で茶色の面を濡らしてください」とあります。 初めての作業でもあり「たっぷり」具合という加減がよくわかりません。 とりあえず、糊を塗るために買ったハケに水をつけて濡らしていきました。 したたるほどにびしょびしょにするのか、そのあたりも分からず、適当に水を塗布。 襖の桟に糊をつけて、濡らした襖の下張り紙を乗せます。 この作業で気づいた点というと、 ・桟に糊を付ける際に、下に垂れるので、下にはちゃんと養生を施し、その後、垂れた糊を踏んだりしないように注意。 ・糊のついた桟に濡れた襖の下張り紙を乗せて、中央から外側に伸ばしていくのですが、その際に強く抑えると皺にもなりやすいので、クロス職人さんが使うような「ハケ」があれば便利。 ・糊は、1:1で水で薄めてよく混ぜるのですが、ちゃんと計量した方がよい。 私の場合、適当に水を入れて混ぜたので、かなり接着力に不足してしまったようです。 ・濡らした襖紙が乾くまで次の作業が難しいため、紙を貼った襖を立てかけることができるような広い場所を確保したい。 といったところです。 なにしろ古い襖なので、骨が折れていたり、そもそも抜けていたりする部分もあり、やむなくダンボールで芯を作ったりしました。 また、襖4枚で、表裏8面の襖張りを2日間で終えなければいけないので、「たっぷりの水で紙を濡らす」という作業では不可能と判断し、手を抜いて「霧吹き」で濡らす作戦に変更。 ただ、霧吹きでは、結構濡れ方にムラも出るし、十分に濡れていなかったりして、綺麗に襖を張ることはできません。 狭い場所で作業していたので、せっかく張った下張りを破いてしまい、補修する羽目に陥ったり・・・。 ともあれ、初日に、襖4枚の下張りを完了しました。 一夜あけて翌朝。 襖の下張りの様子を確認してみると、やっぱり結構皺になってました。 最初にたっぷり濡らしたものは比較的きれいにピシッと張れていたので、やっぱりちゃんと濡らすことが必要なようですね。 続いて、襖の表を張るのですが、続きは日を改めて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/02/16 12:18:24 PM
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