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2023/06/21
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本日ご紹介するのは、「階段下の収納」です。
お客様からお写真をいただき、とても実用的な事例だと思いましたので、ご紹介いたします。

リビング内に階段のある、家族のつながりを考慮した設計になっていて、左側に階段の上り口が見えますね。
そこから階段はだんだん上に上がっていき、その下に収納スペースが生まれていますが、当然そのスペースも斜めのスペースということになります。

お見積りの前にいただいたお写真がこちら。
クローゼットの扉を開いた状態ですが、内部に階段の傾斜の出っ張りが見えますね。
開口部から、左に向かって空間があるのですが、階段の傾斜なりにだんだんと低くなっています。
階段下の収納というのは、もともとデッドスペースを有効に使おうという発想なので、どうしても使いにくい形になってしまうケースが多いですね。

ということで、内部の採寸をいただいてご提案した図面がこちら。
細かなサイズは分かりにくいと思いますが、だんだんと左に向かって低くなっていている棚です。
棚も可動棚にして、汎用性も高くしてあります。

狭いスペースに入れる棚ですので、完成品での配送はできませんので、部材に可動棚のレールを埋め込んだ部材をお送りし、DIYで組み立てていただく方法になりました。

そして、完成後の様子がこちら。
まず、扉を開くと、正面の様子です。

左側に目を転じるとこんな感じ。
だんだんと低くなっていくスペースにあわせて、棚が作ってあります。

左側の奥まったスペースは高さがないので、低い姿勢でものの出し入れをする必要がありますね。
棚の中のものをいったん手前をスペースに出してから、さらに手前に引いて「階段下収納」から出し入れすることになりますので、棚の前のスペース確保は重要です。
この手前にモノを置いてしまうと、結局スムーズに出し入れができず、使えない収納になってしまいます。
そうならないためには、通路以外の部分の収納力をアップするしかありません。

可動棚でもあり、効率的に収納できて、自然と、手前のスペースも確保できるという、機能的な内部収納になりました。
リビング階段の下のスペースということで、収納そのものがとても便利な場所にあるので、そこをどう活用するかで、住宅そのものの利便性が大きく変わってきます。

ここでもう一つ。
メーカーあるあるですが、商品を作っていると、通常のご注文には使いにくい材料も出てきます。
例えば、こちら。
◇国産杉の幅はぎ材なのですが、接着剤がはみ出して固まったものや、長らく倉庫の中にあって、埃が積もった結果、汚れてしまったもの。
用途によっては十分使えますが、ちょっと見た目が悪く、規格外のB材となります。
今回は、階段下の利用で目立たないということで、こちらのB材を使っていただきました。

見えない場所なので、多少見栄えが悪い材でもOK!といったご要望でご提案しましたが、これは、メーカーにとっても助かります。

お困りのことがございましたら、お気軽にご相談いただけると、なにかいい方法があるかもしれません。
(ない場合もありますので、その際は、ご容赦を)

最後に、あわせてご購入いただいた、OLD ASHIBA(杉足場板古材)の水槽台です。
自然な木のフロアーともよくあって、いい感じです。

広島県のT様、お写真、ありがとうございました!






Last updated  2023/06/21 07:30:08 AM
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