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本日ご紹介するのは、長く、大きなテーブルトップについてです。 梱包テーブルの上に並べて撮影してますので、少々見栄えが悪い点、ご了承ください。 現在、「OLD ASHIBA 天板(幅はぎ材)」として販売しているものは、 長さ 2100mm 奥行 900mm が最大です。 これは、配送上の問題や、WOODPROの設備の問題や、材料の問題などが理由です。 ただ、どうしても、それよりも長いものをご希望いただく場合があります。 本日は、そんな場合の対応としてご提案しているものをご紹介します。 大きなサイズのものを、接着して完成させてしまうと、「運べない」とか「反った状態で接着された」といった問題が発生します。 そこで、接着前の状態でお送りし、現地で接着していただく、という方法です。 今回ご紹介するテーブルトップは、長さ 3000mm 奥行 1100mmありますので、かなり大きいです。 合わせ目には、「ビスケット」を入れて、ずれにくく加工してあります。 これによって、仮に接着部分が外れた場合にもずれにくくなりますし、接着していなくても、ずれにくい、というメリットがあります。 木について詳しくない方にはちょっとややこしい話になりますが、木にはそれぞれ反りがあり、まっすぐではありません。 そのため、そのまま並べますと、必ず、隙間ができます。 接着剤を入れて、ビスケット加工の部分をあわせて、板を強く抑えて隙間を密着させてあわせていきます。 その後、接着剤が乾くまで「ハタガネ」という材料をあわせて締め付ける工具で締め付けます。 縁には縁材を取り付けて補強します。 しっかり接着できていたり、しっかりしたものに固定する場合はなくても大丈夫なのですが、接着が甘かったりすると、合わせ目が離れてくる場合があるので、それを防ぎます。 裏面に「桟木」を付けて連結、補強すれば、接着力不足があっても安心です。 また、仮に、接着しなくても、裏面の桟木で連結固定されているので、そのまま使用できます。 写真は、表側に裏残を置いて撮ったイメージ写真ですね。 今回の案件は、沖縄にあるベトナム料理店。 大きなテーブルを裏桟で連結して、アイアンの脚で支えます。 中央にも一本入れて補強してます。 沖縄に送ったこの大きなテーブルの材料ですが、8月22日に広島から発送したものの、その後、台風10号の影響もあって、8月29日の時点で、港までは届いていたものの、船からコンテナを下すことができず、お届けがかなり遅れてしまいました・・・・。 現地で接着や補強などが必要ということで、完全な初心者には少々ハードルが高いのですが、業者さんや、DIYに熟練した方であれば対応可能です。 どうしても、という案件がございましたら、ご相談ください。 ⇒ WOODPRO 本店 ⇒ WOODPRO楽天市場店 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/09/02 07:57:02 AM
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