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2024/09/11
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カテゴリ:建築・街並み

本日ご紹介するのは、「​港区立郷土歴史館​」です。
ギフトショー出展のために泊まったホテルは泉岳寺だったので、その周辺でどこか見に行くところがないか探したところ、見つけました。
泉岳寺の駅から、歩いて20分余りの白金台にあるのですが、道を迷ったりして、汗だくになりながら到着しました。
正面から見ても、実に堂々とした建物です。

内田祥三設計で、1938年に竣工した「旧公衆衛生院」の建物。
現在は、「港区立郷土歴史館」として、港区に関する歴史物を展示したり、児童の集まる場所や図書館などに利用されています。

内田祥三といえば、東京大学の安田講堂の設計が有名ですね。
重厚なデザインは「内田ゴシック」と呼ばれたりするようです。

中央玄関から入ると、丸い吹き抜けのあるホールがあります。

階段室。

吹き抜け上部。

白と黒のタイルが印象的ですね。

「港区郷土歴史館」ということで、無料の展示室もあります。

展示室のインテリアも直線を基調とした重厚な印象です。

ミンククジラの大きな骨とか、ナウマン象の骨とか、レトロな家電品とか、お子様にも楽しい展示がしてあります。

浅野セメントの創設者の「浅野邸」にあったステンドグラスも展示してあります。

見逃せないのが大講堂ですね。
昭和初期の代表的な学校建築の様式だとか。
行ったことはありませんが、東京大学の多くの建物は、内田祥三の設計だとか。

前側から大講堂を見た様子。
雰囲気ありますね。

床は、ナラ系の市松模様のパーケット。

テーブルとイスは、鋳物で作った鉄製の台に、木の板を取り付けたものですが、背もたれにはクッションも入ってますね。

汗だくで入館しましたが、中は冷房が効いていて快適でした。

こちら、建物を裏側から見たところ。
この建物が残っているということは、東京大空襲を逃れたということなんでしょうね。

汗だくにはなりましたが、見学できてよかったです。





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Last updated  2024/09/11 08:15:13 AM
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