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カテゴリ:徒然なるままに
![]() 毎年恒例の、日本漢字協会の「今年の漢字」は「金」でしたが、私の考える今年の漢字は「露」です。 さて、その心は?ということですが、 「露」は水滴をあらわす意味と、さらけ出される「あらわ」という意味がありますが、私が思ったのは後者の「露わ」になる方。 これまでは隠せていたものが隠せなくなった、という意味で「露」です。 「露出」「暴露」「露呈」・・・・。 ジャニーズの性加害問題が出てきたのは去年後半のことですが、「言ってはいけない」という森永卓郎さんの本がベストセラーになり、「財務真理教」という言葉ができたり、兵庫県知事のパワハラ問題から、県議会全会一致で知事に不信任決議をしたものの、結局、知事は返り咲きました。 本来であれば「財務真理教」も、流行語大賞にノミネートされても良さそうですが、そこはマスメディアの最後の抵抗という感じもします。 「オールドメディア」という言葉も、本来は流行語大賞の候補であるべきでしたね。 今年はよく使われました。 「オールドメディア」とは、新聞やテレビのように、一方的に大量の人に情報を提供する、いわゆるマスメディアのことですが、「個」からの発信を中心としたSNSやyoutubeに圧倒され始め、マスメディアの報道を鵜呑みにする人も少なくなりました。 「ディープステート」というかつては「都市伝説」的な扱いであった言葉も、今ではアメリカ大統領選挙の争点の一つになったりし始めました。 フリーメーソンとか、イルミナティとかいったいかにも怪しげな秘密結社ではなく、軍産複合体や医産複合体などの、産業界と政界が自分の利益のために国を操っている権益集団を指すようです。 日本では、財務省を「日本のディープステート」と呼んだりしていますが、確かに、闇の中でこそこそと大事な税制を決めていたということが分かってきました。 彼らは「闇」の中にいるからこそ暗躍できるらしいので、露わになってしまうとうま動けなくなるらしい。 「闇バイト」というのもかなり話題にもなりましたが、これもまた、これだけ露わになってくると「闇」というわけにもいかなくなるでしょうね。 石破首相も、「首相になってほしい人NO1」であったはずですが、残念ながら早々とその実力不足が露わになってしまいました。 その結果、少数与党に転落し、今までは議論もされなかったことが議論され始めましたね。 103万の壁がどうなるかは分かりませんが、大きく世の中が動き始めたような気がします。 2025年は、さらに闇が暴かれて、悪い奴らが跋扈できない世の中になることを祈ります。 今日で仕事納めです。 それでは、皆様、よいお年を。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/12/27 05:17:13 PM
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