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【東京蚤の市2025 SP… 足場スタッフさん

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2025/03/11
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カテゴリ:ちょっとおでかけ

先週末は、久しぶりの東京出張でしたが、営業活動後に銀座の無印良品で行われている「山のダイゴミ展」に行ってきました。
一見ゴミに見えるものを、視点を変えて活用していく「醍醐味(ダイゴミ)」をテーマにしており、木を余すところなく使い切ることを提案した展示です。
ということで、冒頭の写真は、そのメインのコンセプト展示で、木の根っこ、枝、先端、皮、丸太など、木を構成するパーツをオブジェ風に飾ったもの。
宮崎の林業組合の協力ということで、杉材を使った展示になっています。

まずは、分かりやすく、一本の木には、どんな部分があるかという説明。

その現物。
木の先端や、枝、側の部分、細い部分などなど。
魚で言えば、刺身を取ったあとの、骨とか、頭とか、尾ひれとか、そういった部分ですね。

丸太から柱を製材した際のイメージ。
木は丸いので、四角いものを製材すると、必ず丸みをもった側の部分ができてしまいます。
この側からは、さらに細かい「羽柄材」と言われる部材が取られますが、それでも最後に丸みのある部分が残ります。

この展示に深みを与えるパネル展示の一部をご紹介します。
戦後、はげ山となった日本中に杉やヒノキが植林されましたが、それが成長したころには「新建材」の時代になって、用途が激減。
日本中に「放置林」が広がっていて、管理されない山は土砂崩れなどの自然災害を起こすなど、の影響も懸念されている現状。

木は成長期には光合成によって大量の二酸化炭素を吸収し、酸素を放出しますが、成長が進んでしまうと、その効果も薄れてしまう、というとこを図にしてありました。
木は、定期的に伐採し、そこに新たに木を植えていくという活動がが地球環境にもいい影響を与えます。
その意味で「林業」は、単に経済的な面だけでなく、国土保全や、地球環境などでの役割も大きいことが分かります。

さて、話は変わって、このたくさん並んだ飾り棚のようなものは何でしょうか?
このイベントでは、これも販売しているようです。

これは、木の根元にある、根の上の部分のぐっと広がったところを切り取ったもの。
これを飾り棚にするとは、面白い発想ですね。

そういったアイディアを集めて、空間に配置してある展示室。
枝に照明を仕込んで、自然な曲がりのあるデザインを生かすのも面白いです。
流木アート的な面白さがありますね。

枝部分を、形状を生かしたままフレームに。

こちら、細かな材料で市松模様の床を作ったり、板で本棚を作ったり。

枝を並べてスクリーン上の飾りにしたり

短い丸太をテーブルにしたり。

木の側の部分を並べて壁面材にしてあったり。

とてもすべてはご紹介できませんが、とても興味深い展示でした。
おすすめです。

「無印良品」の商品が品質が高く、機能的でよく考えられたものであることは周知のとおりですが、商品を通して社会に役立っていこうという姿勢が素晴らしいですね。

銀座と言えば、という風景。
ブランドショップもたくさん並んでましたが、当然入る勇気も用事もなく。
ちょっと散策して、ホテルに帰りました。





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Last updated  2025/03/11 08:08:08 AM
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