くり坊のひとりごと（blog版）

大阪万博も残りわずかとなり、連日超満員だとか。
私が行った12日から、ずっと連日20万人越えの大盛況です。
本日は、フランス館の次に並んで入ったシンガポール館のレポートです。
比較的早く流れるパビリオンで、待ち時間も30分ほどでした。
万博のシンボルである大屋根リングも、日当たりのいい面はすでにグレーに変色を始めていました。
さて、このシンガポール館のコンセプトは、「ゆめ・つなぐ・みらい（Where Dreams take Shape）」ということで、自然との共生、サスティナブルな未来創りがテーマ。
シンガポールの植物園風の展示が印象的です。
ただ、都市国家としてのシンガポールのイメージとはちょっと違っていて、国そのもののアピールという感じではありません。
ここでは、それぞれが自分の願いを丸いプレートに書いていきます。
それが、上階のメインシアターのスクリーンに映し出されるという仕掛け。
みんな、どんなこと書いてるのかな？と思って隣をのぞき込んだら「お局退散！」と書いてました。
よほど会社で嫌なことがあったのでしょう。
そして、メインのシアターに入ると、ドームになった天井のスクリーンに映像が映し出されます。
数人の子供たちが映し出され、その上に、来場者の書いた「願い」が投影されます。
「みんな幸せ」「健康」「元気が一番」・・・・
しかし、「お局退散」は確認できず。
みんなの願いが広がっていって、自然と共生した素敵な未来が広がってくる、というイメージ映像。
人と自然が共生した、サスティナブルな未来が出来上がっていく・・・・
めでたし、めでたし・・・。
「お局」のいない素敵な未来がくるといいですね。
シンガポール館の丸い球体の表面は、3種類の赤いプレートをうろこ状に重ねてできています。
比較的待ち時間も短くて入りやすいパビリオンだと思いますが、他に入りたいパビリオンがあればスルーしても良さそうな内容でした。