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2025/10/01
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カテゴリ:カテゴリ未分類

本日は、9月28日(日)に行った、広島県立美術館で開催されている「​古代エジプト展-ブルックリン美術館所蔵品​」のレポートです。
このあと、福岡や大阪でもあるようです。
冒頭の写真は、出口の横にあった、写真撮影用のセットです。

9時過ぎに美術館に到着したのですが、入場してすぐは陳列品の前になかなか動かない列ができていて「まじか」とちょっと心配になりましたが、混雑は最初のあたりだけでした。
入ってすぐにあるのが、貴族の男性のレリーフ。
紀元前1000年以上前のもののようですが、ほんとに見事です。

木製の台。
行列になっていたので、横からしか撮れず。
3000年も前のものが、こんなにきれいに残っているとは驚きだし、デザイン的にもいい感じですね。

こちら、草履。

櫛などの装飾品。
石や金属でできたものが残っているのは分かりますが、木製のものや植物を編んだようなものが残っているのが驚きです。
考えてみれば、人間がミイラとして残っているわけですから、副葬品が残っていてもおかしくはないのかもしれません。

母子の像。
いつの時代も、子孫繁栄、こどもの健やかな成長は一番の願いですね。

今回の展示を監修した、名古屋大学の河江肖剰教授は、エジプトでドローンやファイバースコープなどを使ってピラミッドの3D化を行っておられます。
ということで、外部、内部の情報もだんだんとデータベース化されているようです。

こちら、ピラミッドで使われている石の実物大写真。
一つの高さが1.5M程度とか。

黒人っぽく見える高官の像。

印のついた指輪。
3000年前にこんな細かな細工がされていたとは、びっくり。

今も昔もペットとして人気の猫。
とても美しいラインを持っていて、美しいですね。

こちらは、猿。
ガラス質の焼き物だとか。

ミイラの作り方のアニメーションもありました。

ということで、こちら、ミイラを作る際に取り出した内臓を入れるための壺。

ハエのペンダント。
ハエは粘り強さの象徴だとか。

エジプトっぽいビーズの首飾り。

かなり精巧につくられています。

ミイラを入れる棺。

棺一面に細かな絵が描かれています。
一つ一つの絵に、意味が込められているのでしょう。

展示会場内は、基本的に写真OK。
フラッシュと動画は×。

こういった棺桶や、美しい副葬品などを見ると、古代エジプトの人たちが「死」を終わりではなく、再生の始まりだと考えていたことが分かりますね。

棺に描かれたのは「ふんころがし」。
フンコロガシが真ん丸な糞を転がして歩く様子から、太陽に見立てられて太陽神の化身とされたようです。
確かに、太陽を頂く姿に見えないことはないですね。

出口に映し出されていたのもフンコロガシ。
確かに、神々しい姿に見えます。

広島県立美術館の常設展では、大きなダリの絵も展示してあります。
写真撮影OKの絵も多く、人も少ないので、古代エジプト展に行った際には常設展も見てみましょう。





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Last updated  2025/10/01 07:46:24 AM
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