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木の話

2019/02/01
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カテゴリ:木の話

丁度1週間前の、1月25日。
先日、丸太の山をモンスターとして紹介した、宮崎県都城の外山木材さんの工場見学をさせていただきました。
冒頭のトラックは、都城にある本社の前にとまっていたもの。
壊れた荷台のあおりを、ロープで固定してあったりするという、使い込みよう。
近場の材料移動に使っているだけとのことですが、このコスト意識が大事だな、と、まず実感。
外山木材さんは、創業107年。
都城でも、一番古い製材所だそうです。

外山木材さんの本社は現在、主に足場板を作っているとのことですが、すでに生産の拠点の主力は他の工場に移っています。

宮崎県都城の本社から、車で、鹿児島県志布志の、志布志工場に移動。
もともと都城は、薩摩藩の一部なので、どちらかというと、鹿児島への利便性の方が優れていたりしますね。
都城と志布志を結ぶ道路も整備されて、志布志港から海外への輸出も視野に入れているとか。

志布志工場で、外山常務から、工場概要の説明を受けました。
この工場への投資金額は約45億円(補助金含む)。
今の木材業界で、これだけの投資力のある会社は少ないでしょう。

工場事務所入り口上には、社長の筆による標語の数々。
●機械は安易に止めるな!!止めるは最大のムダだ!
●不良品を作るな!金をドブに捨てると同じ!
●高品質こそがわが社の生命線だ
●お役に立ててありがとう
●人を育てた企業だけが発展する
●労働安全は全てにおいて優先する
流石です。
会社の考え方がしっかりしていて、地に足がついた経営理念だと思いました。

志布志工場の敷地は、70000坪。
広さを現す「東京ドーム」という単位でいうと、5個分くらい。
とにかく広くて、現在使用しているのは、その半分とのことですが、それでもはるか彼方まで広がっています。

生産設備も当然最新鋭。
オペレーション室で、制御された機械の動きを監視している、というイメージです。
1本の丸太を製材する時間を2秒縮めたという言葉もありましたが、コストを突き詰めれば、そういうことになるのでしょう。
量が量だけに、2秒が大きな違いになりますね。

工場各所に設置されたカメラをモニターしていますが、これは工場のラインを作ったメーカーもの直結していて、遠隔からトラブルへの対処がすぐに行えるようになっているとのこと。

丸太の投入もほぼ自動。
丸太の径や状態を見て、機械が数種類の製材パターンから、最前なものを選んで、自動で製材するとか。

広大な工場ですが、人の数はほんとに少ない、自動化された工場です。

機械を見ながら説明を聞く、WOODPROのスタッフ。

工場はとにかく大きく、最初の丸太の製材から、ラインでつながって、それぞれの商品特性にあわせて、再加工されていきます。

無節の杉の山。
中には、きれいな材料も出てきますが、そういう材料は当然高く売れるので、しっかり別管理。

大量の丸太を製材するということは、「商品」にならないものも大量に出てくるということですね。
こちら、丸いものから、四角なものを取ると、必ず出てくる側部分。

工場はとにかく広い・・・・。

いろんな商品を取って、最後にこんな垂木状のものも取ります。
木材を乾燥させる桟木になったり、下地になったりします。

高温乾燥機で乾燥させた角材。
よく乾燥するように、上下左右に隙間を作って並べてあります。
高温で乾燥させることで、柱表面の割れを防ぐので、昔の柱ような「背割り」がありません。

乾燥させた柱材は、自動で投入され、4面をプレーナーがけされます。

表面がきれいになった杉柱の山。
乾燥材なので、後の反りも少なく、乾燥による割れも少ないので、壁面のゆがみが起こりにくいですね。

大きな工場から出てくる木屑などは、この背の高い建物に集まってきます。

使えない部分はチップなどにして、製紙工場に販売するそうです。

丸太を製材するということは、そこから出てくるすべてを、商品にするだけでなく、残った部分の用途まで確保しておくことが大事ですね。

そして、記念撮影。
外山木材の皆様、ありがとうございました。
「現状維持は停滞なり」
そう実感した工場見学でした。






Last updated  2019/02/01 08:50:42 AM
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2019/01/29
カテゴリ:木の話

巨大な口を持つモンスター。
そんな風に見えませんか?
これは、杉の丸太を重ねたもの。
丸太の切り口の丸い模様も、まるで巨大な鱗のようです。

延々とかなた遠くまで伸びていて、このモンスターはドラゴンさながら。

さらに恐ろしいことに、このモンスターが、何頭も頭を並べていました。
ますで「八岐大蛇(やまたのおろち)」です。

圧倒される迫力です。

モンスターの前で、記念撮影。
外山木材さんとWOODPROの見学者一行。

実は、先週の金曜日、WOODPROの工場の主要スタッフとともに、新しくできた、宮崎県都城市の外山木材の「志布志工場」を見学に行ってきました。
「志布志工場」は、宮崎から県境を越えて、鹿児島県になりますね。

お世話になった、外山木材のスタッフのみなさん、ありがとうございます!

モンスターの住む工場のレポートは、追ってブログでまとめたいと思っていますが、まずは、杉の巨大なモンスターのご紹介でした。

これから戦いに臨むモンスターの群れ。
宮崎駿のアニメにも出てきそうじゃありませんか?






Last updated  2019/01/29 08:00:54 AM
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2018/10/15
カテゴリ:木の話

本日は、先週の13日(土)に行われた、「WOODPRO次世代の会」の山林見学についてのレポートです。
次世代の会というのは、WOODPROの次世代を担う人材を育成するための会で、見識を広げるために、これまでにも、カルビーや、ウッドワンなどの工場見学や、新しい商品について議論したりしてきました。

で、今回は、山林の見学です。

最初の写真は、廿日市市吉和にある、ウッドワングループが運営する、「クヴェーレ吉和」の前。
背後の大きな木は、ニュージーランドの「ガウリ」という木の根元を、ニュージーランドから運んできたものです。
そこで、きのこの栽培などを見学して、お弁当を受け取り、いざ、山中へ。

場所は、私も紅葉の撮影に何度か行ったことのある、国道(酷道488号線)沿いの中津谷渓谷エリア。
山口県、島根県と接する、広島県の北西の隅にあたります。
国道488号線は、国道とは名ばかりで、「酷道」と呼ばれている道です。
以前、掲載したブログはこちら。
⇒​渓流の紅葉
⇒​錦秋の中津谷渓谷

さて、紅葉にはまだ早かったのですが、「次世代の会」一行は、案内の「もみのき」さんについて山中へ。
この山は、ウッドワングループの中本造林が管理する山で、所有は、ウッドワンの創業家である中本家です。

20分程あるいてたどり着いたのは、天然の八郎杉の林です。
もともと、中国山地のこのあたりには、ブナなどと一緒に杉が自生しており、天然の杉が今でも天然林の中に残っている、珍しいエリアだとのこと。

案内していただいた「もみのき」さんは、元中本造林におられて、ずっと山の管理をされ、現在は定年退職しておられますが、山のプロフェッショナルです。

この八郎杉の枝を水につけておくと根が出てきて、それを地挿し木して植林するとのこと。
挿し木でできた木は「花粉」を飛ばさないのだとか。

吉和の山中は、冬は雪に閉ざされますが、その際、木の幹が凍って裂けてしまう、という現象が起こる場合があるとのこと。
それを「凍裂」といい、避けた部分は使い物にならない、と説明いただいているところ。
この杉の木の縦に走った裂け目が「凍裂」です。

WOODPRO社長、FB用写真撮影中。

杉の天然林の前で、記念撮影です。

そこから移動して、最近間伐を行ったという場所へ。
これで50年くらいだとか。

切株の年輪を数えてみると、確認できるだけでも50年以上ありました。

山林見学のあと、景色のいい林道の脇でお弁当。

クヴェーレ吉和の登山弁当ですが、マイタケと、アワビタケの天むすが絶品す。

紅葉にはもう少しかかりそうですが、杉林は緑のままで、周囲の天然林が赤く染まって鮮やかに色分けされ、パッチワークのようになって美しいです。
おそらく、今月末あたりからが見ごろですね。

戦後、国家のすすめで大量に日本列島に植えられた杉ですが、今では使い道も少なく、放置されている山も多いとか。
実は、我が家も田舎の出身なので、少しばかりの山をもっているらしいのですが、すでに、一体どこであったかも分からない程。
そのくらい資産価値のないものになってしまいました。
ウッドワンの創業家である中本家は、この中国山地に広大な山林を所有しているのですが、基本的に伐採は行わず、木の価値を高めることに専念しているとか。
杉材が安いため、今切っても利益が出ない、というのが大きな理由のようですが、100年を超える樹齢の杉材ができたとしても、その時に需要があるかどうかも定かではありません。

世の中の進歩が遅い時代であれば、おそらく、50年後、100年後には、この森の木々が育って、自分の子孫を助けてくれるはずだ!と信じられたものと思います。
それが、今、苗を植える原動力にもなっていたのでしょう。

今の時代、世の中の移り変わりが激しすぎて、杉の木の将来がどうなってしまうのか、まったく読めません。
それでも、こうして森を守っていかなければ、日本の国土を守ることもできないのでしょう。

まずは杉を使うこと、使い道を考えることが大事ですね。






Last updated  2018/10/15 01:17:37 PM
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2018/08/22
カテゴリ:木の話
お盆休みに、子どもたち&孫たちがやってきて、私は「孫三昧」の日々となりました。
「三昧(ざんまい)」とは、我を忘れてそれだけに集中することですが、ほぼそれに近い状況でしたね(笑)。
パソコンのある部屋も、次男坊一家の居室となっていたため、写真の整理もままならず、ひたすら、孫写真を撮り続けたといっても過言ではないでしょう。

と言っても、せっかくブログをご覧いただいた方に孫写真を大量に並べるわけにもいかないので、本日は、ウッドデッキと絡めてご紹介。

我が家には、中古でこの家を買った翌年に作ったウッドデッキがあります。
かれこれ、19年目。
先日補修したという記事も掲載しました。
⇒​19年目のウッドデッキを補修
補修の甲斐あって、ウッドデッキの上に、3年も前に買ったくまもんのプールを設置。
大きすぎたか、と思いましたが、だんだんと孫たちも大きくなって、遊ぶにはちょうどよかったかな、というサイズ。

孫たちも盛り上がってもくれて、よかったですね。

ウッドデッキというのは、夏の日差しを受けても、鉄や石程には熱くなりません。
炎天下でも、木のベンチに座ってやけどする、ということはあまりないでしょう。
足ざわりもいいし、転んでも怪我しにくいし、子どもたちにはとっても優しい素材です。

長かったお休みも終わって、プールもお片付け。
ちょっとした「祭のあと」ですね。






Last updated  2018/08/22 08:06:57 AM
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2018/06/28
カテゴリ:木の話

もう1週間前になりますが、6月21日(木)の、金堀先生の「ツリーハウス&エコモデル住宅見学」の続きです。
ツリーハウスのある山の入り口に、三角形の小屋が建っていて、これは、広島の建築家とともに実験的に建ててみたという「三角形ハウス」。
もちろん、これはご自宅ではありません。(笑)
阪神大震災のあと、地震にもつよい三角形の建物、ということで立ててみて、キットとして売り出すという計画もあったようですが、それは実現しなかったとのこと。

間伐材の60mm角ひのき材を利用してできています。

三角ハウスとは別に、先生の作業小屋もあります。
ブドウや野菜も栽培されていて、自然派建築家の面目躍如といった趣です。

中には、昔の大工道具や、古民家から出てきたと思われる古い道具などが並んでいて、ちょっとした「民俗資料館」の風情・・・。

そこから歩いて数分の場所に、先生のご自宅。

いろいろ実験してみたといわれるリビングルームに腰を下ろして、お話を伺いました。

金堀先生は、新建材で覆い尽くされた現代の住宅を嘆かれていて、そのアンチテーゼとしてご自宅を設計されました。
新建材というのは、ベニア板や繊維版といった寸法安定性の高い工業製品の上に、薄くスライスした木や、ビニールシート、紙を貼って仕上げたもので、「木」のようではあっても、実際に人間が接しているのは、ビニールだったり、表面の樹脂の塗膜であったりします。
そのため、日本の住宅では当たり前に機能してきた、木の調質作用や、快適な肌触りが失われています。

ということで、金堀先生のお宅では、基本的に新建材を使ってないそうです。

無垢の梁を化粧にして、壁紙は、タイの和紙を奥様がパッチワークのように張られたとか。
仕上げも、オイル仕上げです。

あまりに細かい話になりますので、詳細はカットしますが、部屋には、有名な作家の椅子などの家具がさりげなく置いてあったり、古い調度品が素敵に飾ってありました。
調度品には埃ひとつなく、これはきっと、奥様の日頃のご努力のたまものかと思われます。
座布団の代わりに敷かれた、昔ながらの「どてら」がいい感じ。

壁はタイの和紙。
タイなのに「和紙」とはこれいかに?という感じですが、薬品を使って機械的に作る紙を「洋紙」と定義して、木材の成分だけを使って手すきで作られた紙を「和紙」と定義されるので、タイでつくられても「和紙」なのです。
手すきならではの繊維感や凹凸に心が和みます。

和紙が貼られた壁面の下には、福山の古い寺院の床に使われていた栂材を腰壁に。
木目が細かく美しいです。

栗の木の無垢フローロング。
カーペットの下は日に焼けていないので、当時の色のまま。

リビング全体の雰囲気からすると、ちょっと違和感もある照明は、有名な建築家だったか、デザイナーだったかがの作品とか。

玄関を隔てた茶の間は、なぜか坂本竜馬の写真が・・・。
気になりましたが、その理由は確認できていません。
この部屋には、いろんな民芸品や古い和家具が並んでいて、一つ一つが素敵です。

そういった古い調度品にあわせて、ジョリパットを塗布した上に、グレーっぽいワックスをかけて、あえてくすんだ感じに。

確かに、真っ白な漆喰では、この趣はでませんね。

二階の寝室は、金堀先生の遊び場の風情です。
梯子を上ると、天井裏の小さな空間があるようです。

私も登ってみましたが、ほんとに狭い空間に、枕と茣蓙。
きっと、先生の憩いの場所なのでしょうね。屋根裏なのに、ぜんぜん暑くないのが不思議。

リビングの外側には、腰壁に使った床材を譲ってもらった福山のお寺の瓦を四つに割ってタイルに。
2001という文字になっていますが、ご自宅が竣工された年だそうです。

芝生の庭のベンチは、岩国の錦帯橋の架け替えの際に出てきた材料の一部。
丁度アーチの下側を受けていた部材のようですね。

さりげなく置かれた石のオブジェは、イサム・ノグチと一緒に創作活動を行っていた人の作品だとか。

庭から見える山に、先ほど訪れたツリーハウスがあるのですが、下からは見えません。

ということで、暮らしの中に「自然」を取り入れることを大切さを学んだ研修となりました。

金堀一郎先生、本当にありがとうございました。






Last updated  2018/06/28 12:51:27 PM
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2018/06/25
カテゴリ:木の話

先週の21日(木)、「WOODPRO次世代の会」のメンバーとともに、会社から1時間程の場所にある、建築家の金堀一郎先生の作られたツリーハウスを見学してきました。
最初の写真は、先生から説明を受けている面々。
⇒​金堀一郎先生のFB

場所は、住宅街に隣接する傾斜の急な山。
急な山道を登っていくと、ツリーハウスの足元らしきものが見えてきます。

そして、ツリーハウスが見えてきました。
実は、この日は、WOODPRO shop&cafeが定休日であるため、ショップのスタッフは午前中からお邪魔して、ピザパーティ。
それが丁度終わったころに、本社から「次世代の会」メンバーが到着、という段取りです。

到着すると、先生のご自宅でできたという、「すもも」のおもてなし。
酸味の中に、しっかりと甘みがあって、おいしかったです。
「種はその辺に投げといて」と先生。
自然の中で生まれたものは自然に返ります。

急な斜面には、いくつもツリーハウスがあり、ちょっとしたパラダイス。

眼下に見えるのは、安田女子大学で、金堀先生はこの大学で教鞭をとっておられました。

なんと、このツリーハウスも、安田女子大学の女子学生が中心となって作ったものだとか。
構造としては、一本の木の上に家を作る独立したハウスではなく、急傾斜を利用して、地面から桁を伸ばして木で支えたデッキ構造。
これで、比較的労力が少なく、女子学生でも作ることができるようになったとのことでした。

空に向かって飛び出すようなブランコ。

ツリーハウスの裏側。
独立した一本の木に立てるツリーハウスですと、バランスを取るのもかなり難しいと思いますが、このツリーハウスはデッキ式で、一方の面をしっかり支えてあればいいので、これなら初心者でもチャレンジしたくなりますね。

急な山の傾斜をうまく利用してあって、全体としては、ステップハウスの機能性があります。
一方を木で支え、一方を地面で支えているということで、「木の生長」で家が傾かないかを心配しましたが、木というのは、先端は伸びても、下の方は高さが変わらないのだとか。
木の見極めが大事です。

建具には、解体した古民家から譲り受けたガラス戸をそのまま利用。
開口部を建具にあわせて作られたとのこと。
取付は、もちろん、安田女子大学の先生の教え子のみなさん。

手すりについている飾りも、もちろん、古民家にあったもの。

なんだか、古い旅館のよう風情もありますね。

安田女子大学の学生が作った、「癒しの丘」の表札。
セーラー服姿のフィギアが「私たちが作りました!」と主張しているようですね。

金堀先生がこの山を購入されたときには、普通に小さな山だったそうなのですが、その後、この山の頂上から向こう側の谷が埋められ、現在、団地になっていました。
山の頂上から見つかったお地蔵さんが、「癒しの丘」の頂上に置かれていて、「癒しの丘」を見下ろしている感じなのですが、表情がとっても優しいですね。

ツリーハウスを見学しまして、
このあとは、先生のご自宅で、エコ住宅の実例見学となりました。
そのレポートはあらためて。






Last updated  2018/06/25 12:48:11 PM
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2017/12/08
カテゴリ:木の話

日本の国内で、最もリーズナブルな価格で、もっとも手に入りやすい材料はおそらく杉でしょう。
ただ、以外にも、一般の方はその姿を見にすることは少ないのです。

なぜなら、「見えるところにはあまり使われていない」からです。

ホームセンターに行くと、いろんな木材が並んでいます。
それでも、化粧材(見えるところに使用する材料)として置いてあるものには、杉はありません。

あるとすれば「下地材」として置いてあるくらいです。
下地材とは、化粧材の下に使われる見えなくなる材料です。

ではなぜ、杉がホームセンターに「化粧材」として置いてないのか?
おそらく、その一番の理由は「反るから」だと思います。

杉に限らず、直径の小さい木から製材すると、必ず「板目挽き」という挽き方になります。
こんな感じで、切り口から見ると、木目が山なりになってます。

表面はこんな感じ。
いわゆる「木目」らしい木目ですが、木に反ると書いて「板」となるくらい、反りの出やすい挽き方です。

また、木は、切り口からの湿気の出入りが一番大きいので、短い程、環境の影響も受けやすくなります。
ホームセンターのように、短尺材で販売すると、置いている間に反ってしまって、売れなくなります。
なおかつ、輸入材の方が安かったりしますので、ホームセンターでは敬遠されやすいのでしょう。

日本国中、どこでも、山を見えれば杉の木が生えており(意識しなくても)、春先には花粉によって「杉」の存在を意識する・・・。
そんな杉の木は一体どこに使われているのでしょう?

戦前はというと、「焼き杉」などの壁面用材に多用されていましたが、今ではほとんど見ませんね。
せいぜい、民芸居酒屋くらいでしょう。

用途として一番多いのはおそらく「柱」です。
壁材の下に隠れてしまう「管柱」という柱に使われます。
比較的小径の丸太から取るので、必ず年輪の中心が入る「芯持ち」という材料になります。

足場板を取る場合は、柱用の材料よりももう少し大き目の材料を使って製材します。

足場板は建築現場の仮設材ですので、もちろん目に付くところには使われませんね。

使われるところが限定されてしまう上に、山にはいっぱい生えているので、どうしても杉材(一部の銘木の杉を除く)の地位は低空飛行を続けたままです。
日本の固有種であり、神話の中にも登場し、スサノオの髭から生まれ、「船にするとよい」とされた木としては、不本意なことでしょう。

WOODPROは、「杉」を前面に押し出し、見える場所に使う商品でもって「杉」の地位アップに貢献したいと思っております。
よろしく~

※写真は宮崎県都城の外山木材さんにて撮影したものです。






Last updated  2017/12/08 12:51:05 PM
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2017/04/07
カテゴリ:木の話
4月になって、いよいよ、春ですね。
ということで、春はガーデニングシーズンでもありますが、寒い冬が終わって、外に出る機会も増えてくるので、ウッドデッキなどのウッドエクステリアの再塗装に適した季節でもあります。

最初の写真は、途中まで再塗装したウッドデッキを2階のベランダから写したところ。
我が家です。
おそらく、5年近く再塗装をしていなかったので、塗装は剥げて、木そのものが無防備に紫外線を受けている状態ですね。

アップにしてみると、こんな感じ。
塗装が劣化すると、紫外線で木の表面が劣化してパサパサしてしまうので、雨が降った際も乾きにくくなります。ということは、腐りやすくもなりますね。
再塗装しますと、劣化した木の表面に塗料がしみ込んで、撥水効果を出てきますので、雨が降っても乾きやすくなりますので、その分、長持ちもしやすくなります。
本当は、ここまで塗装がなくなるまでに再塗装した方がいいですね。

再塗装すると、ぐっとよみがえってきます。
この通り。
これから、屋外で過ごすにはいい季節なので、これで気持ちよく過ごせますね。
また、梅雨前に再塗装しておくのも、タイミングとしてはグッド。

最近は、樹脂製のデッキやフェンスも増えてきて、これらは、「メンテナンスフリー」が売りですね。
メンテナンスの手間はかかりますが、それでも天然の木のぬくもりにこだわるか、それとも、機能の方に特化して、樹脂を選ぶかはお好みや、生活スタイルにもよるでしょうね。
私個人的には、木の方が味わいもあり、ぬくもりもあり、いいと思うのですが、世に中、樹脂製が増えているのも事実。
きっと、使用する人以上に、業者が楽できる、というものあるんでしょうね。
木というのは個体差も激しいので、ちゃんと理解してもらわないとクレームになりやすい。
樹脂は工業製品なので、均一で腐ることもなく、クレームにもなりにくい。
最近では、木質建材メーカーの営業マンであっても、木を語れないものが増えてますからね。

少々残念な世の中ではありますが、それでも、木の良さをわかっていただける人もたくさんいて、なんとか、今日も頑張って頑張っております。

やっぱり、木はいいですよね。






Last updated  2017/04/07 12:37:01 PM
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2017/03/31
カテゴリ:木の話

板を屋外で保管するときは、「桟積み」しておくのが鉄則ですね。
なぜなら、木材を乾かすためです。

洗濯ものだって、洗濯かごに入れたままでは乾きませんよね。
放置しておくと、乾かないうえにカビもはえて、雑菌も繁殖して、気づいた時にはもう遅い、というようなことになってしまいます。

理屈は木材も同じこと。
ものを乾かすには、
・湿気が抜けるように、外気に接していること
・風通しがあること
が大事になります。

空気というのは、その中に持てる水蒸気の量というのが決まっていて、その量は気温に比例します。
空気が冷たいものに触れると、冷やされて、持っていた水蒸気が持ちきれなくなって「水」になってしまうのが「結露」ですよね。

ということで、空気が動かないと、空気中の水蒸気量が増えすぎると、湿気を吸うことができなくなってしまうので、乾かなくなってしまいます。
洗濯で考えてみると分かりやすいですね。
雨の日に洗濯物が乾かないのは、日差しがないからではなくて、空気中の水蒸気量が多くなっているので、洗濯物の湿気まで面倒見きれないからです。

そういうわけで、外気に接することの次に大事なのは、その湿気を取ってくれた空気がとどまらずに動いてくれること。
常に新しい空気が補充されて、湿気を取ってくれる、という状況が大事なわけです。
そのためには、木と木の間に、桟を入れて、空気の通り道を作ってやらなければなりません。

一般に、木材の含水率が20%以下であれば、木材は腐朽しにくい、とされているので、ごく普通の状態であれば木は腐りません。
屋内にある木が腐らないのは、含水率が20%以上にならないからです。

木材を放置した状態で安定する含水率を平衡含水率といいますが、これは、屋内で10~15%程度。
屋外では15~20%程度なので、屋外で天然乾燥しても20%くらいまでは含水率が下がります。
ただし、屋外で問題なのは、雨が降ると、ガーンと湿度が上がるうえに、雨自体が材料を濡らすので、表面的には含水率が高くなるうえ、湿気自体が表面に残ります。
この状態で放置すると、腐朽菌が繁殖し、腐ります。
そこで、濡れても、速やかに乾かすことが大切で、それが「通風」。
通風を確保するための作業が「桟積み」。
だから、桟積みを怠ってしまうと、せっかくいったんは乾いた材料であっても、山の内部が腐ってしまいます。

足場板の場合、もともとが仮設材であるということもあり、現場では結構そのまま積み重ねられて放置されてしまうこともしばしば。
まして、古くなって「あとは捨てるだけ」となったものに「桟積み」の手間はかけてもらえない。

そのため、うちで古い足場板を引き受けた際には、結構内部が腐っていたりするものが多くて、その選別が大変。
山をばらして選別し、使えないものは廃棄。
使えそうなものは水洗いして、桟積みします。
上下だけでなく、横方向にも隙間をあけておくのもポイントですね。
隙間から雨もたまらずに抜けていきますし、足場板のような厚い材料では、6面すべてを空気にさらすことが大事です。


そんなわけで、製品になるまで、こういった地道な作業を日々行っております。






Last updated  2017/03/31 08:00:15 AM
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2015/06/05
カテゴリ:木の話
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先週の土曜日のことになりますが、高校時代の同窓会の関係で、広島県廿日市市吉和にある、「女鹿平温泉クヴェーレ吉和」に宿泊しました。
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昨年、廿日市高校の同窓会総会の幹事をつとめた仲間たちが、ゴルフパックで予約したのですが、ゴルフをしない私は、夜からの参加。
あいにく土曜日は午後から雨が降り、ゴルフ組は雨に降られたようす。

この施設は、私がかつて働いていたウッドワンの関係の広島リゾートが経営しています。
冬場はスキー場もあり、夏は避暑地として人気があり、ウッドワン美術館も併設して、吉和地域お観光の中心にもなっています。
年間の平均気温が軽井沢と同じ(事実かどうかは未確認)ということで、「西の軽井沢」というキャッチフレーズで、別荘の分譲もされており、これからの季節は、さわやかな気候のなか、ゴルフ脚が増えてくるらしいですね。

さて、女鹿平温泉、というくらいで、水着をつけて入る「ウアハウス」という施設もあって、これからの季節は、山里で遊んで、家族で温泉につかって帰るのもオススメですね。

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露天風呂もあります。

さて、冒頭の写真の話。
杉の切株で、後ろ側が背もたれのように残して加工してあります。
早朝、クヴェーレ吉和の周りを散策していて見つけたものです。
木は、最後にはこうして人を休ませる椅子になる、といった童話があったようにも思いますが、まさに、椅子ですね。
で、本日注目したいのは、表面に生えたカビです。

緑にカビの生えたところと、生えてないところがあります。
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よく見ると、外側寄りにカビが生えて、ほぼ年輪に沿って境界ができているのが分かりますが、これが、「赤身」と「シラタ」の境界でもあります。
木というのは、樹皮の下に新らしい層を作りながら成長していくのですが、中心に近い古い層はどんどん仮死状態になっていきます。
その際に抗菌作用のある成分とか、殺虫成分とか、そういったいろいろな成分が出来てきて色も赤っぽく変わります。
仮死状態になる際に、自分を守るすべとして、そういった成分を組織内に生成するのだと思いますが、それが木の耐朽性に直結します。
木の周囲にある白い部分は、まだまだ活発に働いている若造なのですが、その分、身を守るすべを持たず、カビやムシに弱くなります。
屋内で使用する分にはシラタもいいのですが、屋外だと耐朽性に大きな差ができてきますね。
赤身の部分には、カビも生えにくく、腐朽菌も活動が抑制されます。

とまあ、そんなことを考えながら、避暑地の朝を散策してみました。
吉和の田園風景

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宿泊棟。
土曜の雨と打って変わって、さわやかな青空が広がりました。
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風にそよぐ花・・・。
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このあと、私は、吉和の家で、父の野良仕事を手伝って帰りました。

女鹿平温泉の由来となった、女鹿平山(めがひら山)
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この山の頂上付近から麓までスキーのコースになってます。






Last updated  2015/06/05 12:27:28 PM
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