くり坊のひとりごと（blog版）

[今日の一枚] カテゴリの記事

全179件 (179件中 101-150件目)

< 1 2 3 4 >

• 

  呉製鉄所　閉鎖・・・

  戦後間もない、1951年に、呉海軍工廠の跡地に作られた呉製鉄所が、2023年に閉鎖されることが発表されました。もの作りの町、呉のシンボルがまた一つ失われることになります。呉の歴史は、明治維新後、日本海軍の鎮守府が置かれたことで大きく変わります。穏やかな漁村は、日本有数の海軍の町となり、海軍工廠（海軍直轄の軍需工場）が置かれ、戦艦大和が作られたことでも有名です。軍需産業は、最先端の技術が集められる産業であり、呉には、海軍工廠を中心に、さまざまな製造業が発達しました。戦後、海軍工廠は解体されましたが、民間の造船所や、この製鉄所となって、呉の町を支えてきました。呉市にとっては、造船と製鉄は二枚看板。その一方の閉鎖が、呉市に与える影響は相当大きいでしょう。呉市の人口のピークは、1945年の31万人。それが、現在では23万人ほどに。広島県外の人にとっては、呉という町がどこにあるのかも分かりにくいでしょう。広島県第三の都市でありながら、山陽道の幹線ルートから外れているため、新幹線も山陽自動車道も、「呉」を通りません。また、広島市への通勤圏としては遠い。なおかつ、港湾都市にありがちな平地の少なさで、斜面を切り開いて住宅にしてきたため、暮らしにくく、土砂災害も起こりやすい。そして、今回、製鉄所の閉鎖が決定。これでは、人口流出が加速してしまいそうです。これも、日本全国各地で起こっている問題なのでしょう。写真は、松山に社員旅行に行った際に、広島-松山フェリーから撮ったもの。松山からの帰途だったので、赤茶けた高炉に夕日があたっていたのが印象的でした。この高炉の火が消えると思うと、とても寂しいですね。

  2020/02/20

  コメント(0)

• 

  WOOD MONSTER

  今週は全国的に寒い一週間となりましたが、おそらく、これが平年並みということなのでしょうね。さて、本日は、丸太を積み上げたモンスターです。昨年の1月に訪問した、宮崎県都城市の外山木材さんの、志布志工場で撮影したもの。ちなみに、志布志は鹿児島県になります。獅子舞の顔のようにも見えるし、竜の頭のようにも見えますね。真横から見るとこんな感じです。丸太を積み上げた山が崩れないように、丸太の向きを変えて積み上げてあるんですね。延々と丸太の山が続いていて、竜さながらです。積みあげられた丸太は杉。宮崎県は、日本一の杉の産地。特に、宮崎県南部で産出する杉は「飫肥杉（おびすぎ）」の名で知られ、かつては、船の材料にも使われたほど、杉の中でも腐りにくく虫にも強いといわれています。

  2020/02/07

  コメント(0)

• 

  大竹コンビナート

  本日は、ネタにも乏しいので、年末に撮影した大竹コンビナートの一枚。無機質でありながら、全体年は生き物のような存在感が工場夜景の魅力ですね。特に、気温の低い時期は、煙突から吐き出される水蒸気も、もくもくとした白煙になって立ち上ります。今どきは昔のように工場の煙突から黒煙が吐き出されるようなことはありませんので、気温が高いと空気が揺れるだけで、目視可能な「煙」にはならない場合も多いですね。写真のコンビナートは広島と山口の県境にある、大竹市にあります。広島県の西の端の大竹市から、山口県の東の端の、和木町、岩国市にまたがる工業地帯となっています。夜が明け始めると、空がだんだんと色づいてきて、コンビナートの夜景に花を添えてくれるので、早朝の撮影がおすすめ。

  2020/01/27

  コメント(0)

• 

  暖冬・・・

  今年のお正月はお天気に恵まれて、とても過ごしやすかったですね。もちろん、地域によっても違いますので、広島では、ということになりますが・・・・。お正月休みが終わって、お天気が崩れましたが、気温はあまり下がらず。冒頭の写真は、広島県廿日市町吉和で、2018年2月3日に撮ったもの。廿日市市は平成の広域合併によって、世界遺産である「宮島」から、スキー場のある、島根県との県境にある吉和村までの広いエリアになりました。2020年の今は、まったく雪がないらしく、スキー場も、人工降雪機のあるスキー場しか営業できていません。ニュースでは、札幌の雪まつりも雪不足、北海道で砂嵐！なんてやっていましたが、やはり異常気象ですね。寒いのも、雪道の運転もできれば避けたいところですが、それなりにあるべき自然を受け入れて、それを楽しみながら生きてきたのが日本人。ということで、本日は、ネタもないので、雪景色を。これから、この冬はどうなるんでしょうね。温暖化は気になりますが、会社が山にあるだけに、雪は降らない方が助かりますが・・・・。

  2020/01/09

  コメント(0)

• 

  Merry Christmas　を考える

  本日は、クリスマスも近いということで、真っ白なクリスマスツリーの写真から。2年前に、丸の内のKITTE　で撮ったものだと思います。去年までは、12月23日は天皇誕生日で祝日だったので、クリスマス直前のお休み確定だったわけですが、今年からは平日・・・。クリスマスイブの前日ということで、クリスマスイブイブ、なんていう表現も聞いたことがあるかも。クリスマスというのは、イエスの誕生日を祝う日。クリスは、キリスト。マスは、ミサ　のことらしい。メリークリスマスのメリーは、「楽しい」という意味で「楽しいクリスマスを！」てな感じ。先日、クイズ番組で、「クリスマスイブ」のイブとは？という問題が出題された。イブとはイブニングのことだが、なぜ、前日の夜をイブというのか？私も知らなかったのだが、ユダヤ教、ローマ帝国の暦をひきついだ「教会暦」は、日没をもって一日の終わりとしていたため、前日の夜というのは、翌日の日中と同じ日ということになるらしい。そのため、クリスマスイブとは、キリストの生まれた日の夕方、すなわち、前日の夕方ということになるらしい。なので、クリスマスイブイブなんて表現は成り立たない。

  2019/12/23

  コメント(0)

• 

  Winter has come

  12月ももう中旬に入り、紅葉も散り、いよいよ本格的な冬の到来ですね。冬というのは、寒くてつらいもの。厳しい時期のことを「冬」に例えられたりしますが、四季の巡りの中では、新たな年に向かっての準備の時期でもありますね。木々も葉を落とし、風雪に備えます。身を固くして、厳しい環境に耐えながら、春からの成長力を蓄えて、新芽の順便も、花を咲かす準備も、厳しい環境の中で行っています。「冬きたりなば」とくれば、「春遠からじ」。冬を乗り越えればこそ、暖かい春も来ます。寒い日が続きますが、風邪などひかずに、春に向かって頑張りましょう。この写真は、2016年12月10日に、広島県庄原市の備北丘陵公園で撮ったものです。

  2019/12/11

  コメント(0)

• 

  巨大ひとで怪獣出現！

  東京の街を襲う巨大ひとで怪獣！に見えませんか？この写真は、今年の3月の東京出張の際、東京タワーから撮ったもの。東京スカイツリーに押されて、ちょっと影が薄くなった東京タワーですが、展望室は二つあります。下の四角形の展望室が「メインデッキ（大展望台）」で、さらに上の丸い展望室が「トップデッキ（特別展望室）」。周囲のビルの高さが相対的に高くなった現在でも、トップデッキまで上がると、ほとんどのビルは眼下に収まります。ただ、料金も3000円と、ちょっとお高いです・・・・。この写真も、そのトップデッキから、品川方面を撮ったもの。巨大ヒトデに見える交差点は、おそらく、赤羽橋の交差点です。三叉路の上を高架が横切っていて、それがヒトデ型に見えるんですね。だんだんと寒くなってきましたが、その分、空気も透明度を増してくるので、イルミや夜景の美しい季節にもなってきますね。風邪や飲みすぎに注意して、仕事納めまで、頑張りましょう！

  2019/12/04

  コメント(0)

• 

  宮島　大聖院　五百羅漢の秋

  2016年11月26日の、宮島　大聖院の五百羅漢を、階段から俯瞰した写真です。もちろん、この五百羅漢の路を歩くこともできます。大聖院は、宮島で最も古いお寺で、空海によって開山されたとされています。宮島に参拝するなら、絶対外せないスポットですね。宮島の紅葉はこれからだと思うので、予定を立ててみてはいかがでしょうか？ただ、車で来るなら、宮島口に9時までが勝負です。

  2019/11/13

  コメント(0)

• 

  野萓草-ノカンゾウを撮ってみた

  時々、見かけるオレンジのゆりらしき花。私は特別園芸に興味があるわけでもないのですが、花の写真を撮ると、やっぱり、名前が知りたくなります。「花」とか、「ゆり」とか大ざっぱに呼ぶよりも、なんだか愛着がわいてくるから不思議ですね。ということで、このオレンジのゆりらしき花は何だろうと調べてみました。「オレンジ・ゆり」とかで検索をしてみても、なかなか名前が分かりませんでしたが、結局、「みんなの花図鑑」というサイトで確認できました。ほんとに便利な世の中ですね。⇒​みんなの花図鑑​萓草（カンゾウ）というのは、わすれなぐさの総称らしく、野原に咲いていることから、野萓草-ノカンゾウと呼ばれるようです。名前のどこにもユリというのは出てきません。英名は　No-kanzo  とのこと。NO-ABE なんて運動がありましたが、カンゾウさんが、ちょっと気が悪いですね。もともとは名前のごとく、野原に自生している花だったのでしょうが、今では売られているようです。彼岸花などもそうですが、ユリ科の花というのは、茎に葉がなかったりするので、少し不気味感はあったりします・・・・。

  2019/10/07

  コメント(0)

• 

  島根県吉賀町　彼岸花の里

  彼岸花の季節も、そろそろ終わりですね。ちょっと今年は開花が遅れたようで、先週末あたりから見ごろのようです。私の住む広島近郊で彼岸花の有名なところと言えば、広島県三次市吉舎町の辻というところがありますが、残念ながら私は行ったことがありません。私の住む広島県の西部から比較的近いのが島根県吉賀町の彼岸花の群生地です。冒頭の写真は2017年9月24日のもので、この時は少し早くて、まだ十分に開花してない感じでしたね。彼岸花は曼珠沙華ともいいますが、緑の草むらに真っ赤な花を咲かせるので、とっても印象的。さらに、茎の上に妖艶な花を咲かせますが、葉がないので、ろくろ首みたいで、ちょっと気持ち悪い印象も・・・。咲くのがお彼岸あたりということもあって、あの世に咲く花といったイメージもあります。英語では、Cluster amaryllis（房状のアマリリス）というようですが、別名が　red spider lily。やっぱり、外国でも、ちょっと気持ち悪いと思われてるんですね・・・・。暑さ寒さも彼岸まで・・・。皆様、季節の変わり目ということで、お体にお気を付けください。

  2019/10/02

  コメント(0)

• 

  都電荒川線　大塚駅にて

  本日、ネタのないので、先日の東京出張の際に撮った、都電荒川線の写真から。山手線大塚駅そばのお客様に伺う際、待ち合わせ時間に少し余裕があったので、荒川線のホームで撮ったもの。都内で唯一残された都電ということで、観光資源の一つにもなっているようです。以前、お客様に「都電もなか」をいただいたりしました。映画「三丁目の夕日」には、主人公が都電で移動するシーンが出てきますが、当時は、ごくごく一般的な乗り物だったようです。私の住む広島市は、「三角州で下地が砂で地下を深く掘れないので地下鉄ができない」、という話をよく聞きましたが、広島では、この手の路面電車が日常生活に欠かせない乗り物となっています。広島市内では、一般自動車道と共用しており、慣れない人には相当運転しにくいらしいのですが、西広島から西側の「己斐-宮島」間では、専用の線路を走っています。広島県人としては、とても日常的な風景でもありますが、こうして東京都内で見ると、なんだかノスタリジーを感じますね。時間があれば、荒川線の沿線めぐりでもしてみたいです。

  2019/09/26

  コメント(0)

• 

  大久野島にて

  いよいよ本日は、お盆休み前の最終日です。が、これといったブログのネタもないので、3年前に撮った写真から。場所は、広島県竹原市にある大久野島。ここは、「うさぎの島」として有名で、youtube で、わっとウサギが集まってくる動画が話題になってから、海外からの観光客もたくさん来るようになったとか。大久野島は、かつて、日本陸軍の「秘密の毒ガス製造工場」があり、地図からもその存在を抹殺されていたとか。実際には、本土から3キロの位置にあり、よく見えます。竹原市忠海から、鳥居の右側に見える小さな島が大久野島です。戦後は米軍の弾薬庫として使われ、戦争の闇を背負った瀬戸内の小島です。それが、昭和36年に国民休暇村となることになり、整備が進みましたが、ここにウサギが放たれたのは、1971年。もともと、地元の小学校にいた8羽を放したものが、今では900羽以上に増えているとか。youyube で「大久野島　ウサギ」で検索すれば、たくさんの動画が出てきます。わーっとウサギが集まってくる様子が、世界中に拡散して大人気となったのですが、私たち家族が孫たちを連れて訪れたのは、お盆休み。とにかく人が多くて、船も何便も待ったうえ、現地にも人がいっぱいで、ウサギもおなか一杯な上に、暑くて土に潜ったままあまり出てこない。わーっとウサギが集まってくるところを見たい場合は、平日のさわやかな気候の時期がいいですね。3年前のお盆休みに行ったのですが、写真の孫もすでに小学校一年生になり、すっかり「おねえちゃん」になりました。孫たちが住んでいるのは埼玉県なので、なかなか会えませんが、お盆休みには帰ってくるので、楽しみですね。

  2019/08/09

  コメント(0)

• 

  夏休み

  「夏休み」という言葉には、ノスタルジーを感じますね。大人になって、長い夏休みが無くなると、どうしてもっと「何か」をしなかったのだろう？と後悔したりもしますが、あとの祭り。でもきっと、後に何か形が残っていなくても、子供たちの中にはしっかりと夏休みの経験が残っているはず。一つの夏が終わると、ひとつ成長してる。大人たちが考えるほど、「何もしていない」わけではないのでしょう。「夏休みで一番楽しかったことは？」子供たちはこの質問を幾度となく経験しているでしょう。そして、その答えはしばしば大人をがっかりさせますね。もうすぐお盆休み。大人たちの夏休みは、仕事の日以上に疲れる夏休みだったりしますが、頑張りましょう。※この写真は、2010年7月25日に、広島県江田島市で撮ったものです。大きな入道雲が印象的で、思わず車を止めて撮りました。

  2019/08/03

  コメント(0)

• 

  関門海峡と関門橋

  7月の第三月曜日は「海の日」という祝日。7月唯一の祝日ですが、必ず月曜日なので、土曜日が休みなら、三連休になります。例年、梅雨の真っただ中ではありますが、それでも結構いろいろ出かけていて、この写真は、2014年の7月に、門司-下関、北九州、宗像大社などを回って1泊二日の小旅行の際に撮ったもの。場所は、九州側の「めかり公園」。ということで、海峡を隔てて、海の向こう側が本州、下関になります。海峡って、ロマンを感じますね。

  2019/07/12

  コメント(0)

• 

  亀老山から見る　来島海峡

  本日は、ネタも切れたということで、2017年の7月に行った亀老山展望台からの一枚。しまなみ海道を尾道から今治に向かって、四国にわたる最後の橋が「来島海峡大橋」です。「来島」とかいて「くるしま」と読みますが、ここがまさしく、村上水軍の「来島村上氏」の根城となった来島海峡。村上水軍は、因島村上、能島村上、来島村上の三家の総称です。「しまなみ海道」が現在、サイクリングの聖地ともなっていますが、尾道から、向島-因島-生口島-大三島-伯方島-大島-今治に渡ります。橋の向こうが今治で、展望台があるのが大島です。島を橋でつないで四国まで渡れるということは、島と島の間がかなり狭いということでもあり、その分、潮の流れも速く、航行も難しい。そこで、狭い海峡を関所に見立てて通行料を取ったのが村上海賊。大島と今治の間にかかるのが、来島海峡大橋。夜景もきれいですが、亀老山展望台は、全く照明がないので、ほんとに真っ暗になります。懐中電灯は持っておいた方がいいでしょう。

  2019/07/10

  コメント(0)

• 

  大村益次郎と待ち合わせ

  「待った？」「いや、ほんの100年ちょっとだよ」というイメージでしょうか？待ち合わせの相手は、幕末に活躍した大村益次郎。待ち合わせの場所はこちら。東京都千代田区九段の、靖国神社です。参道の入り口には、高さ25ｍの大きな鉄製の鳥居が立っていて、参道の奥に見えるのが、大村益次郎の銅像です。ちょうど、参道の起伏の関係で、社殿が見えずに、銅像だけが見えます。その銅像を近くで見るとこちら。高さは12ｍもあります。これだけの銅像が、靖国神社の参道のど真ん中に立っている割には、有名度はいまひとつ。長州出身で、医師の子として生まれ、蘭学、兵学を学び、桂小五郎(木戸孝允）に乞われて長州藩士となって、長州征伐を経て、戊辰戦争で活躍し、維新の十傑に数えられます。目立たなかったのは、彼の活躍が「軍師」的であったから。長州藩の知恵袋といっていい存在だった彼が、表舞台に出てきたのは、西郷隆盛と勝海舟の江戸城無血開城後、それに不満をもった幕臣たちの反乱を鎮圧した「上野戦争」。江戸の治安を任された彼は、周到に準備して、開戦して1日で反乱軍を鎮圧。その後、明治維新の日本陸軍の開設に尽力し、日本陸軍の創始者と言われています。しかし、志半ばの明治2年（1869年）、京都で刺客に襲われ、療養むなしく死亡。さて、靖国神社に大村益次郎の銅像があるかというと、戊辰戦争で亡くなった新政府軍の仲間たちを弔うために「東京招魂社」を創建したから。それがもとになって、国のために戦死した魂を祀るために靖国神社となりました。戊辰戦争というのは、明治維新期の、江戸幕府と討幕派の一連の戦争をいいますが、そういった事情で、戊辰戦争で敗者となる幕府軍の戦死者は靖国神社に祀られていません。

  2019/06/21

  コメント(0)

• 

  広島みなと夢花火　ビル越し遠望

  全国的にいよいよ梅雨入りしてきましたが、梅雨が明ければ花火の季節の到来ですね。ということで、ちょっとネタも切れましたので、梅雨の季節に景気よく花火の写真です。広島市内で唯一の花火大会である「広島みなと夢花火大会」を、遠く、広島市西区にある、行者山太光寺から撮ったもの。そのため、花火は「みなと」というくらいで、宇品港の沖で打ち上げられているのですが、ビル越しの花火となりました。広島みなと夢花火大会というのは、広島港のある広島市南区宇品で行われます。かつては、軍用物資の輸送のため、国鉄の路線もありました。サンフレッチャ広島のホームとなるスタジアムの建設予定地として検討されましたが「交通の便が悪い」という理由で歓迎されず、結局、広島市民球場跡地に隣接する広島市の中心部に決まりました。ということで、広島市内では、発展著しいベイエリアではありますが、イメージとしては「町はずれ」で、交通手段はバスか、広島電鉄の路面電車になります。広島市内に住む人は自転車移動なんてのもいいと思うのですが、交通規制がかかって車での乗り入れはできなくなるので、私としては近づきがたい花火大会でもあります。この花火大会は、これまで4回見ましたが、いずれも「遠望」。宇品対岸の「坂町」から、とか、舟入のごみ処分場「中工場」からとかです。西区の行者山からですと、直線距離でも7キロくらいあるのではないかと思いますので、結構な遠望です。

  2019/06/19

  コメント(0)

• 

  梅雨入り・・・・

  現在、広島には、災害警報が出ていて、携帯も何度かアラームを鳴らして注意喚起中。広島では、昨年大きな土砂災害が発生しており、心配ですね。いよいよ梅雨のシーズンです。うっとうしい季節ではありますが、日本の豊かさというのは、「梅雨」時期に降る雨の恩恵ともいえます。「水」の心配をしなくていい、数少ない国が日本らしいですね。ただし、その分、日本人は古くから「水」と格闘してきました。河川の氾濫、土砂災害、地震、津波・・・。日本という国は、とにかく天災の多い国ですが、そういった問題点にも勝る「恵み」があればこそ、この狭い国土に、たくさんの人が暮らしてきたのでしょう。「神道」というのは、日本古来からの宗教ですが、その基本というのは、「土地への感謝と畏敬」なのだと思います。さて、冒頭の写真は霧の蛇の池。広島県廿日市市と、広島市佐伯区の間ににある標高600ｍほどの極楽寺山の山頂付近にある池です。もともと池に大蛇が住んでいたという伝説があるので「蛇の池」と呼ばれいます。春になると、出雲の方に行き、娘たちをさらって帰ってきた、と言われ、それが、八岐大蛇伝説にある、スサノオの命の大蛇退治の後、いなくなったのだとか。後付かどうかは不明ですが、八岐大蛇の住処がこの池だという伝説です。先日、ブログにも書きましたが、いよいよ睡蓮が見ごろを迎えますので、おすすめですよ。⇒​極楽寺山　蛇の池　睡蓮の季節来たる　2019​

  2019/06/07

  コメント(0)

• 

  沼隈半島　内海大橋

  沼隈半島といっても、ご存じでない方が多いかもしれません。この写真は、去年のお盆休みに、孫を含めた4世代の家族で、「みろくの里」に行った際、早朝に撮った写真です。沼隈半島は、広島県東部にある半島なのですが、おそらく、広島県でも西部エリアの人には「聞いたことがあるような気がする」という程度かもしれません。ということで、もう少し分かりやすく説明しますと、「鞆の浦」があるのが沼隈半島です。半島の付け根の東側が福山市、西側が松永になります。といっても、知らない人にはどんどんわからない話になっていくのですが、その沼隈半島に先端にあるのが、内海大橋。沼隈町と内海町をつなぐ2連になった橋で、中ほどにあった岩礁に橋脚を立てて、弓形につなげています。連なった弓形のアーチの橋が、水平方向にも弧を描いてつながっているという、美しい橋ですね。この橋があればこそ、車で簡単に「島」に渡れますが、なければ、流れの急な瀬戸内海の狭隘な海を横断しなければ渡れませんでした。瀬戸内海というのは、とにかく島が多く、島が多ければ、島と島との間は狭くなります。潮の干満のたびに、狭隘な水路を大量の海水が移動するわけで、そのエネルギーというのはものすごく、エンジンを持たない船しかなかった昔は、自然の力と共存していくしかなかったわけです。かつて、物資の大量輸送は船が中心なので、瀬戸内海を多くの船が行き来していました。その船は、潮の流れを見極め、風の向きを見極め航行していましたので、瀬戸内海ののあちこちに、物資の積み下ろしだけでなく、「潮待ち」の港が多くありました。今では人気の観光スポットとなっている、鞆の浦もその一つですし、今では「とびしま海道」として人気の大崎下島の御手洗地区などはその代表格。陸路が中心の時代になってくると、こうした潮待ちの港は、開発から取り残されてしまい、それがかえって、古の風情が残る理由にもなりました。潮待ちの港があり、さらには、「村上海賊」と言われるような、航行の安全を確保する代わりに、その対価を取る勢力も入り乱れていたわけですね。「鞆の浦」のある沼隈半島の中央にあるのが、昔ながらっぽい「みろくの里」という遊園地です。その「みろくの里」を経営しているのが、常石造船という造船会社で、造船業界では大手に属します。鞆の浦に観光に行かれた際には、少し足を延ばして、内海大橋までいかがでしょう？

  2019/05/31

  コメント(0)

• 

  湯布院　金鱗湖　朝景

  いよいよＧＷが始まりますね。とにかく、どこに行っても人ばっかりで疲れてしまいますが、それでもやっぱり、どこかに出かけたいですよね。本日の一枚は、湯布院の金鱗湖。2011年のＧＷに、車で、九州3泊4日の旅をしたのですが、その際の一枚です。ＧＷといえども、早朝は人も少なく、快適ですね。湯布院の金鱗湖と言えば、湯布院の中心をなすメインの観光地で、日中は人でいっぱい。ぐるっと歩いても大して時間のかからない小さな池で、本来は、静かな佇まいが魅力だと思うのですが、人込みでは風情もありません。が、7時前の早朝は人もほとんどおらず、朝もやもたなびいて、空気も少しひんやりして気持ちいいです。朝はこんな感じでしたが、だんだんと人が増え、湯布院駅から金鱗湖に向かう商店街は歩くのも大変なくらいに人があふれてきて、驚きました。すでに、8年前のことですが、若い子がいっぱいでした。湯布院は観光地として、とてもよく整備されていて、完成度が高いです。確か、生まれて初めて人力車に乗り、ぐるっとまわりましたが、無粋なものが目に映ることも少なく、「旅気分」に浸れます。

  2019/04/26

  コメント(0)

• 

  藤棚

  桜が散り、ＧＷが近づいてくると、一気にいろんな花が咲き始めますね。中でも、藤は、ＧＷが見ごろ。各地に藤棚が作られて、とっても美しいですね。この写真は、昨年、広島市植物公園で撮ったものです。特別に藤の名所として名が上がることもありませんが、結構きれいです。藤という木は、弦状になにかに巻きつくようにして伸びていく性質であるため、こういう藤棚という干渉方法は合理的です。この時期になると山のあちこちや、道端でもで紫の花を咲かせますが、自立しているものはなく、ほかの木に巻きついている、結構な厄介者と言っていいでしょう。それを「棚」を使って頭上に広げていったものが藤棚。どうやら、海外にはないらしく、日本の藤は、日本の固有種らしいですね。ＧＷ前で、工場も発送もかなり厳しい状況になっておりますが、なんとか、ここを無事故、ノーミスで乗り越えて、気持ちよくＧＷ、そして「令和」を迎えたいですね。

  2019/04/23

  コメント(0)

• 

  縮景園のしだれ桜

  東京はすでに桜も満開のようですが、広島は少し遅くて、この週末は沿岸部でも、2分～5分くらいでしょうか。本日の土曜日は、年度末の棚卸ということで、会社も出勤日。「今日の一枚」は、昨年の4月1日に撮影した、縮景園のしだれ桜です。縮景園というのは、広島市の中心部に近い場所にある、浅野藩の庭園。広島駅にも近いし、池をくるっと回って、1時間くらいあれば日本庭園を堪能できる、とってもおすすめな場所。広島県立美術館にも隣接しているので、美術鑑賞＆四季折々の庭園鑑賞もいいですね～。広島で桜といえば、宮島、平和公園、江波山あたりが名所とされ、縮景園はさほど注目されなかったりするのですが、広島の開花宣言の標準木は、縮景園にあります。縮景園は、どちらかというと「梅」の方が有名ではありますが、日本庭園の随所を彩る桜もまた、見ごたえがありますよ。今年もまた、夜桜ライトアップをしているみたいです。⇒​縮景園ｈｐ​去年の様子・・・。

  2019/03/30

  コメント(0)

• 

  いつのまにか、春　　　霧にかすむ宮島

  東京でも桜の開花宣言。おそらく、広島でも数日内に開花宣言となると思いますが、ほんとに、いつの間にかの春ですね。暑さ寒さも彼岸まで、なんて言いますが、ちょうど昨日の春分の日は、お彼岸の中日。写真は、2017年4月8日の宮島。宮島に行くときは、できるだけ混雑する前に朝早く出発するのですが、朝ということもあって、宮島は霧に包まれていました。それもまた、幻想的な感じでいいですね。自然の表情というのは、いつも行く場所でも、その時々で、やっぱり違います。今年は、どんな春を見ることができるのかな、と、わくわくし始める時期ですね。

  2019/03/22

  コメント(0)

• 

  防府天満宮の梅

  今年の2月も終わりましたね。2月は、一年の中でも、一番寒くて、花も少なくて、写真を撮る意欲も減退する月です。かろうじて、「梅」が咲き始めますが、今年はいまのところ、その梅を見に行く機会もあまりなく、本日は、去年の3月10日の「防府天満宮」の手水舎前から。防府天満宮は、山口県防府市にあり、日本三大天満宮の一つにも数えられます。鮮やかな彩色が印象的ですね。今年の梅まつりは2月17日～3月3日まで。今週末で終わりです。昨年は3月10日に訪れたのですが、メジロもいっぱいいて、まだまだ見ごろでした。今年はどうでしょう？暖冬だったので、そろそろ終わりなのでしょうか。

  2019/03/01

  コメント(0)

• 

  六甲山の夜景

  本日は、2013年までさかのぼって、「六甲山の夜景」です。すでに6年前の話になってしまいましたが、初めて六甲山に登って夜景を見ました。最初の写真は、「六甲枝垂れ」といわれる施設の中からとったもの。有料ですが、おすすめです・中に入れて、神戸から大阪湾の向こう側まで見渡せます。冒頭の写真は、望遠で、ロープウエイの橋脚部分を望遠で切り取ったものですね。日本三大夜景に数えられるだけあって、見事な夜景でした。また、行ってみたいですね。

  2019/02/21

  コメント(0)

• 

  Twilight KOBE

  2015年1月に、社員旅行で神戸に行った際に撮った写真です。大観覧車とモザイクも、神戸のシンボルですね。黄昏が絵になります。イメージとしては、東の横浜、西の神戸という感じで、大都市圏の西側に位置する、おしゃれな港町。ともに、江戸時代の末期に開港して、外国人が居住し、現在も、山手に洋館が残って、情緒も豊か。横浜の人が出身地をはっきりと「横浜」というように、神戸の人もまた「神戸」と言い切ります。東京とか、関西とか、一括りにされたくないブランド性というのがある町です。私の家の向かいの人が、家を売って、神戸のマンションに引っ越し、数年前に会いに行きました。とても暮らしやすいと言っていましたが、きっとそうなんでしょうね。

  2019/02/15

  コメント(0)

• 

  橋杭岩　和歌山県串本町

  昨年の3月、阪急交通社の「一泊二日　南紀12景」という弾丸ツアーに参加した際に撮ったものです。「橋杭岩」は紀伊半島の先端、本州最南端の町である和歌山県串本町にあります。その名の通り、橋の杭だけが残ったような不思議な景観です。特に、夜明けの風景が美しいということで、この日も、夜明けが近づくとだんだんと人が増えて岩の見える対岸には人の列ができていました。実は、この南紀12景というツアーでは、この橋杭岩は、バスの車窓から眺めただけ。宿泊した串本ロイヤルホテルから歩いても行ける場所だったので、早起きして行ってきた、単独行動です。本州最南端ということで、自力で行くにはかなり遠いので、まずは、バスツアーが楽ちんです。

  2018/12/27

  コメント(0)

• 

  ひろしまドリミネーション

  12月になると、全国各地で一斉にイルミネーションイベントが始まります。広島では、平和大通りを使って「ドリミネーション」が行われます。1999年から平和大通りを使って、結構大規模に行われているものですが、なにしろ範囲も広いので、人もそこｓこ分散して、歩くのに困るようなことはありません。ただ、範囲が広いだけに、間延び感は否定できず、全体としての斬新さとか、インパクトには欠けます。もっと集中的にお金を掛ければとも思うのですが、限られた予算、商店街との兼ね合いなど、いろんな大人の事情も絡み合って、現在の形態になっているのでしょう。とはいえ、家族連れでも結構ゆっくり楽しめて、悪くはないと思います。明日から3連休で、クリスマスにもなりますし、平和大通りのドリミネーションもたくさんの人でにぎわうことと思います。この写真は、去年撮ったものです。

  2018/12/21

  コメント(0)

• 

  高崎山の猿

  本日のお題は「高崎山の猿」です。高崎山は、大分県別府市と大分市の間にある山で、野生のニホンザルがたくさん生息していて、「高崎山自然動物園」となっています。山のふもとでは、餌付けされた猿がたくさんいて、観光名所になっています。身近でサルと触れ合うことができます。が、数日前、テレビで「高崎山に猿がいなくなった」という衝撃的な出来事を放送していました。正確には、高崎山には猿はいるのですが、ふもとの「猿寄場」に猿が来なくなった、という話。なんでも、原因は、猿が増えすぎたため、計画的にえさの量を減らしてきたことに対抗して、猿がストライキを行っているのだとか。ちなみに、​高崎山自然公園のＨＰ​を見てみると、12日のブログには、「戻ってきてくれてありがとう！」の記事が。⇒​スタッフブログ「戻ってきてくれてありがとう」​お猿さんにとっても、生活がかかってますからね。知恵比べです。今回掲載した写真は2012年1月に撮影したもの。次男坊夫婦と一緒に、ここを訪れました。猿が、股をググるといいことがあるといわれていているのですが、なんと、お嫁さんの股の間を猿がくぐっていきました。その後生まれたのが、初孫です。

  2018/12/13

  コメント(0)

• 

  京都　嵐山の竹林

  本日は、「京都　嵐山の竹林」です。近年、日本への外国人観光客が急増し、11月の3連休の嵐山は、歩くのもやっとという混雑ぶり。日本人の旅行というのは、夕方は早めに宿に帰ってゆっくり温泉につかって、食事して、翌朝も風呂に入って、ゆっくり朝食を食べて観光に出発、というパターンが多いのですが、外国人はその点、貪欲です。限られた時間に、より多くの成果を上げようと、朝早くから、夜遅くまで動き回り、宿は寝るだけ、というケースも多いようですね。ということで、有名な嵐山の竹林も、「人がいない竹林」を撮ろうと、朝早くから外国人がたくさんやってくるとか。この写真は、2013年の2月の社員旅行で撮ったもの。約6年前ですね。真冬の京都とはいえ、午前9時40分という時間にも関わらず、まだ、このころは人も少なかったんですね。この竹林のスケール感というのは、竹林だけを撮っても伝わりません。やっぱり、人が適度にいてこと、竹林のスケールが分かるというものです。いやー、ほんとに美しいですね。

  2018/12/11

  コメント(0)

• 

  東京スカイツリー

  毎週、金曜日あたりになると、ブログのネタも切れてきくるのですが、本日のお題は東京スカイツリーにしました。写真は、去年の11月23日に撮ったものです。ご存知の通り、高さは「武蔵」にちなんで634ｍ。関東平野に杭を打ち込んだかのようなこのタワーには、いくつもの都市伝説があるようです。東京レイラインという、富士山から皇居をへて鹿島神宮を結ぶエネルギーの道があって、このスカイツリーも、そのライン上にあり、東京を守っているのだとか。そのあたりは、私ごとき一般人には分かりませんが。タワーと言えば、エッフェル塔や東京タワーのような、ぐっと足を地面に広げて踏ん張ったような形がイメージされます。当然、その方が安定感もあるだろうと想像できるのですが、東京スカイツリーは「踏んばっている」形には見えません。中心に芯があって、それとは別に外を覆う構造体があり、下端と上端で芯と連結されて強度を保っているとのこと。これって、五重塔の構造と同じです。それによって、地震で揺れても、ぽきっと折れないんですね。まさしく、関東平野に打ち込まれた杭。イルミネーションも美しい季節になってきましたね。

  2018/12/07

  コメント(0)

• 

  東福寺の紅葉　2015

  いよいよ11月で、紅葉も本番。ということで、2015年に訪れた、京都の東福寺の写真です。東福寺の中にある通天橋の中央の展望台のような場所から撮った、「これぞ、東福寺の紅葉」というアングルなのですが、紅葉シーズンの余りの混雑ぶりのため、この翌年の2016年から、橋の上からの写真撮影は禁止となりました。まあ、カメラマニアでなくとも、絶対写真を撮りたくなる場所ですね。ついでにもう一枚。こちらは、橋の中心から少しずれたところから撮ったもの。通天橋から見えている橋は「臥雲橋」といって、拝観料のかからない場所にあるのですが、どうやら、こちらも撮影禁止となっているようです。臥雲橋から通天橋を撮った写真がこちら。現在、東福寺のＨＰには、以下のような案内が掲載されています。秋の看楓拝観中の撮影について*************************************11月１2日～11月30日迄の紅葉期間中は大変混雑致します。通天橋、臥雲橋の橋の上からの携帯電話・スマートフォン・デジタルカメラ等での撮影・自撮棒での撮影は大変危険ですので禁止致します。 本坊庭園につきましては、携帯電話・スマートフォン・デジタルカメラ等での撮影は可能ですが自撮棒での撮影は危険防止のため禁止致します。皆様のご理解とご協力お願い致します。

  2018/11/02

  コメント(0)

• 

  地御前

  「地御前」と書いて、じごぜん　と読みます。宮島の対岸に位置するエリアで、厳島神社の外宮にあたる地御前神社があります。地御前神社はもともと、厳島神社の御前にあることから、「地の御前社」と呼ばれていたということで、地御前神社となり、それが地名にもなりました。今でも、「管弦祭」というお祭が一年に1回あり、宮島から神様を載せた船が、管弦を鳴らしながら地御前神社まで来られ、そしてまた宮島に戻られる、という神事が執り行われます。今は牡蠣の養殖の筏が浮かび、遠浅の海に、牡蠣棚が並ぶ、広島らしい風景があります。宮島に行ったことのある方は多いと思いますが、宮島口からフェリーに乗って広島方面を見ると、海に牡蠣筏が並んでいるのが見えるあたりが地御前の沖ですね。ちなみに、この写真の向こう側に見える島は宮島ではなく、能美島です。

  2018/10/02

  コメント(0)

• 

  立山ロープウェイ

  去年の10月の初めに、二泊三日で「はじめての立山アルペンルート」という阪急交通社のツアーに参加したのですが、その時の写真です。⇒​​「はじめてのアルペンルート　二日目　大観峰-黒部平」​富山県側の立山駅から、ケーブルカー、バスを利用して、「雪の大谷」で有名な室堂（標高2450Ｍ）へ。室堂から、立山の山腹を貫通するトンネルを通って、トロリーバスが出てくるのが、最初の写真の、山腹のロープウエイ駅がある大観峰。大観峰（2316Ｍ）から、黒部平（1828Ｍ）まで、ロープウエイは一気に500Ｍを降りてきます。そのため、紅葉の具合もグラデーションになっていて、上の方は葉が落ちて、白い木々の幹や枝が見えるのですが、下の方はまだ紅葉しきっていなかったりします。やっぱり、一度は見てみたい場所ですね。

  2018/09/28

  コメント(0)

• 

  彼岸花

  お彼岸になると、道の傍や、田んぼのあぜ道、斜面の草むらに、思い出したように赤い花が咲き始めますね。お彼岸のことは忘れていても、必ず、この時期になると彼岸花は咲きます。「彼岸花」とは、よくいったものだ、と思います。根には毒があり、ネズミやモグラなどの害獣を避けるために、田んぼのあぜとか、お墓の周りに植えられたこともあり、かつ、その形、色あいから「血」も連想され、彼岸という時期ともかさなって、「死」をイメージする花という感じもします。そのため、気持ち悪いと思う人も多いようです。「彼岸花」は、曼珠沙華ともいいます。仏典に由来する言葉で、「天上界に咲く小さな花」の意味らしいのですが、確かにこの曼珠沙華という字面も、ちょっと怖い。英語ではなんというのだろうと思って調べ見ると、cluster‐amaryllis（房状になったアマリリス）。また、別名として、red spider lily。「赤蜘蛛百合」やっぱりちょっと怖くて、不気味な印象なんでしょうね～ということで、この写真は、昨年、島根県吉賀町のヒガンバナ群生地で撮ったものでです。今年はいけそうにありません。

  2018/09/27

  コメント(0)

• 

  亀老山から見る来島海峡大橋

  本日の一枚は、亀老山から見下ろす来島海峡大橋。しまなみ海道を尾道側から入ると、今治に着く手前の大島にあります。大島の亀老山展望台からは、来島海峡を見下ろすことができ、しまなみ海道一の景色と言われてますね。展望台は整備されていて、来島海峡と反対側の瀬戸内海も見渡すことができます。来島海峡は小島が点在し、潮流は急で、航海の難所。しまなみ海道は、尾道から今治まで、島をまたいで複数の橋でつないだものですが、それだけ島と島の間が狭く、「海賊」にとってはこれ以上ない環境だったといえますね。「村上水軍」という名を聞いたことがある人は多いと思います。村上水軍は、因島村上　能島村上　来島村上の三つに分かれていましたが、そのどれもが、このしまなみ海道の島を拠点としていました。かつてはこの海峡で、瀬戸内を航行する船から、通行料を取っていたんでしょうね。

  2018/06/06

  コメント(0)

• 

  加計吉水園　モリアオガエルの池

  本日は、毎年6月と11月に一般公開される、安芸太田町加計にある吉水園です。逆に、6月と11月のそれぞれ4日間しか公開されないので、とっても貴重なわけですね。吉水園は、たたら製鉄で財をなした、加計隅屋の16代当主が1781年に別荘として作ったもの。現在も、加計隅屋24代当主の方が所有しておられる、個人の持ち物です。11月の一般公開は、紅葉の美しい時期に行われます。初夏の6月は、モリアオガエルの産卵の時期に行われます。モリアオガエルは、木の上に綿菓子状の卵を産み付けます。ここから、オタマジャクシが生まれて池の中に落ちるのだと思います。モリアオガエルは新緑に身を隠すので、体も鮮やかな緑。大きさは思いのほか大きくて、トノサマガエルくらいの印象です。2018年の一般公開は、なんとタイムリーに今週末から。6月2・3日6月9・10日。の4日間。お見逃しなく！一般公開にあわせて、周囲でイベントもあったりして、楽しいですよ。興味のある方はぜひどうぞ！⇒​吉水園​

  2018/05/30

  コメント(0)

• 

  萩　明倫学舎（旧明倫小学校）

  ＧＷからずっとバタバタしており、目新しいネタもなく、「今日の一枚」に萩の明倫小学校を選んでみました。この写真は、2009年に撮ったものなので、かれこれ9年前。このときはまだ現役の小学校として使われていて、中にはには、生徒が植えた朝顔があったり、「現役感」があふれていました。クラスごとのジョロ。その後、耐震の問題などいろいろあって、小学校は新しい校舎に移り、この明倫小学校は「​明倫学舎​」として、資料館的な施設になったようです。私が訪れた時は現役小学校ですので、建物の中までは入れませんでしたが、今はもちろん入れるようです。とにかく圧倒されるような立派な佇まいなのですが、その由緒正しさもやはり本物です。この小学校のルーツは、毛利藩の藩校「明倫館」。明倫館の出身者と言えば、吉田松陰・高杉晋作・桂小五郎・・・・・。当然のことながら、長州藩士のエリートは明倫館出身。そして、この小学校では、今でも、吉田松陰は「松陰先生」なのだとか。その明倫館の敷地内に立ったのが、この明倫小学校。敷地内には、明倫館の門が残されています。今は資料館となって中にも入れるようなので、これは必見だと思います。

  2018/05/25

  コメント(0)

• 

  MIYAJIMA

  本日は、「今日の一枚」ということで、「MIYAJIMA」です。日本への観光客が急増していますが、宮島も例外ではありません。2017年の宮島への観光客は過去最高の450万人超え。その内、30万人ほどが外国からの観光客だとか。宮島は私が小学生の時代から「遠足ルート」。特に珍しいとも感じていなかったですが、大人になってみると、やっぱりいい。まず、宮島口からフェリーに乗りますが、ここで一つ「隔世感」がある。潮風を感じつつ、牡蠣筏を眺めつつ、旅気分を満喫。特に、ＪＲのフェリーは、宮島に向かう際に、わざわざ大鳥居がよく見える、厳島神社の正面を迂回してくれるので、テンションも上がりますね。宮島行きフェリーは二つあって、ＪＲと、広島電鉄系列の松大船。行きはＪＲ、帰りは松大フェリー　というのがおすすめです。潮の満ち引きによって、大鳥居の足元まで歩いて行けるかも決まってくるので、干潮の時間もチェックして観光計画を立てるといいですね。

  2018/05/24

  コメント(0)

• 

  見上げる　Hong Kong 香港

  今年1月の社員旅行で香港に行ってきましたが、その時に撮った一枚。二階建てのオープンバスの上から、高層ビルを見上げてとったもの。左側の背の高いビルは、香港一の高さを誇る世界貿易センタービル（484ｍ）。日本一高いビルは、あべのハルカスの300Ｍなので、それより184Ｍも高い。香港は、アヘン戦争（1839年）の結果、清国からイギリスが割譲された場所。それから、イギリスのアジア植民地支配の拠点として発展してきました。考えてみれば、まだ200年もたっていない・・・・。当時は、力こそが正義で、欧米列強のやりたい放題にアジアも蹂躙されていたわけですね。アヘン戦争の結果を見て、日本も「これはやばい」と思ったわけ。1839年　アヘン戦争1842年　南京条約により、香港島をイギリスに割譲　植民地支配の開始1853年　黒船来航1863年　大政奉還100万ドルの夜景と言えば香港ですが、欧米列強による植民地支配の象徴でもあるわけなんですね。1997年に中国に返還され、一時期大きく経済も落ち込んだようですが、今では、中国の経済力の拡大とともに、再び大きく発展しているようです。

  2018/05/17

  コメント(0)

• 

  夜明け前のLNGフローラ

  今日の一枚は、LNGフローラという船です。我が家は、廿日市の木材港を遠くに臨む山の斜面の造成地にありますが、時折、我が家から見ても「祭りか！」と思われるくらいに木材港の一角が明るくなる時があります。それが、木材港にある広島ガスのガスタンクにガスを運ぶ天然ガスタンカーの明かりだと知ったのは、かれこれ10数年前。以前は小さなのタンカーしか来てなかったのですが、数年前に少し沖合にタンカーの着艦場所を整備してから、大きな船がやってくるようになりました。この写真は、地御前から撮ったものなので、手前に牡蠣棚のシルエットも見えます。船の名前が「エルエヌジー　フローラ」だと分かったのは、夜が明けて船の船首に書かれた船名が読めたからです。全長は272Ｍで、戦艦大和の全長263Ｍよりも少し大きいという巨大な船ですが、残念ながら、前からの角度でしか撮影がにくくく、長さが伝わりませんね。

  2018/03/08

  コメント(0)

• 

  広島ドリミネーション

  そろそろクリスマスも近い、ということで、今日は、イルミネーション系の写真です。広島のイルミネーションイベントである、​ドリミネーション​は、平和大通りを元安川から駅前通りまでのかなりの広範囲にわたって開催されます。全体を歩いてみて回れば相当疲れますが、私自身、端から端まであるいたことはありません。写真を撮りながらだということもありますが、代替途中で疲れて、あるいは時間切れで引き返します。ドリミネーションのテーマは「おとぎの国」らしいですね。正直、範囲が広すぎて、どうも間延びしてしまっている感じがあるのと、使い回しのイルミネーションが多いので、新鮮味に欠けたり、全体にメリハリがなく、インパクトが少ないという残念な感じもありますね。エリアを半分以下にして、密度もぐっとあげて、見せ場をしっかりと作っていく方がいいように思ったりしますが、今年はまだ行ってません。この写真も、数年前に撮ったものですね。そろそろ年末なので、なんとか年内に行ってみようかなあ、と思ってます。

  2017/12/21

  コメント(0)

• 

  雲上大鳥居

  12月も半ば。いよいよ本格的は冬の到来ですね。ということで、本日は、毛嵐の上にそびえる大鳥居です。撮ったのは3年前の冬です。毛嵐というのは、海面から上がる水蒸気が、冷たい空気によって冷やされて霧になる現象で、ぐーん冷え込んだ朝に発生します。この日は、うっすらと雪も降り、厳島神社の社殿の屋根も白くなっていました。そこに朝日がさして、荘厳で、幻想的な光景です。ということで、毛嵐を雲に見立ててみました。水上の神殿ならぬ、雲上の神殿のイメージですが、いかがでしょう。

  2017/12/15

  コメント(0)

• 

  木枯らしの季節

  今日から11月ですね。数日前には「木枯らし一番」が吹いた、というニュースもありました。山間部では、一気に紅葉が進んできますし、一年でもいちばん写真を撮ってしまう季節です。「木枯らし」って、ほんとに日本語らしい素敵な表現ですよね。冷たい風が吹き始めて、木々が一気に色を替え、葉を散らし始める・・・、そういう季節感と、夏に緩んだ肌を刺すような冷たい北風の体感とが一体化した言葉です。木枯らしには、夏に浮かれた頭を鎮静化する効果もあるのか、男女の別れなんかも連想させますね。広葉樹が葉を紅葉させ、一気に葉を落とすのは、雪の影響を最小限にするため。もう、雪との競争なんですよ。横に枝を広げた広葉樹が、葉を落とし切る前に雪が降ったら、重みで折れてしまいますからね。一方、針葉樹は葉を落とさないかわりに、雪を乗せないようにロケット型に。そのため、杉やヒノキなどの針葉樹というのは、まっすぐ上に伸びてくれるので、建材としても使いやすかったんですね。これから、赤く染まっていく山を見たら「ああ、頑張って冬支度してるんだなあ、俺も頑張らないとなあ」なんて思ったりして。晩秋が過ぎれば、もうお正月も近いですね。今年もあと二か月。頑張りましょう。木枯らしに　人もお山も　冬支度・・・・。と、ひねりもなにもない俳句を一つ。（5・7・5という以外は、俳句のルールもよく知りませんので、ご批評はご容赦ください。）写真は、2011年12月17日に、広島市植物公園で撮ったものです。

  2017/11/01

  コメント(0)

• 

  上海　外灘　外白渡橋

  本日は、上海の重厚な鉄の橋。2016年のＧＷに上海に行ったときに撮ったもの。上海の中心である外灘地区の北端にかかる古い橋。外白渡橋。英語名はGarden Bridge。作られたのは1907年なので、すでに110年の歴史があります。上海は、アヘン戦争で清国が負けて、1842年に結ばれた南京条約に基づいて開港された町。南京条約では、香港もイギリスに割譲され、上海のほかに、広州、福州、廈門、寧波の港が開港させられ、貿易も完全自由化する、というものです。開港後、上海は、欧米列強の租界が続々と誕生。租界とは、完全に治外法権が認められた、外国人の居留区で、日本の租界も上海にありました。外灘は旧市街地の中心で、列強による支配の象徴ともいえる重厚な建物が立ち並んでいます。その外灘への入り口にあるのが、外白渡橋。地理的にも、とても重要な橋で、上海のシンボルの一つです。ライトアップのため、真っ赤な橋に見えますが、実はグレーで、昼間みると結構地味です。上海森ビルの展望台から見下ろした外灘地区。川の向こう側の河岸に立ち並んだ建物が外灘の歴史的な建造物で、右端に赤い橋が見えますが、これが、赤くライトアップされた外白渡橋です。

  2017/09/01

  コメント(0)

• 

  明石峠から見る「かなとこ雲」

  2011年7月12日に撮影したものです。廿日市市佐伯にあるWOODPROの本社から、ミーティングのために、広島市西区商工センターのWOODPRO shop&cafeに移動中、明石峠を超えたあたりで目に飛び込んできた異様な雲。思わず退避エリアに車を停めて写真を撮りました。眼下には、遠く瀬戸内海と島影も見えます、調べて着るとこの雲は、「かなとこ雲」といって、積乱雲の一種。鍛冶屋さんが使う、上が平らになった「金床」に形が似ているのが名前の由来のようですね。明石峠は、廿日市市の宮内から、佐伯町に抜ける、県道30号線にあります。県道30号線というのは、かつては、「津和野街道」の一部。

  2017/08/10

  コメント(0)

• 

  瀬戸大橋の夏

  本日は、瀬戸大橋です。2010年7月の撮影ですが、幾重にもつらなる橋脚の彼方に四国が見え、上空には入道雲が盛り上がって、夏気分もいっぱいです。現在、本州と四国を結ぶ橋は、神戸-鳴門ルート児島-坂出ルート尾道-今治ルートの3箇所。瀬戸大橋は、岡山県の児島と香川県の坂出を結ぶルートで、このルートだけが、自動車専用道の下に、鉄道が走る二層構造になっています。1988年の開通なので、かれこれ29年。本四架橋の中では最も早く完成し、本州と四国をつなぎました。今でこそ、気軽に四国に行けますが、本四架橋のない時代は、当然船に乗って渡るしかありません。本州に住むものにとってもありがたい橋ではありますが、四国に住む方にとっては、まさしく悲願ともいうべきものだったのでしょうね。「つながる」ということの意味は大きいですね。この写真も、高松・徳島方面に旅行に行く際に撮ったものだと思います。

  2017/08/03

  コメント(0)

• 

  水の都　大阪　難波橋

  本日のお題は、大阪でございます。写真は、去年の10月に、大阪に行った際に撮ったもの。ライトアップされた、難波橋です。中之島界隈は、古くから大阪の中心。今でも、古い建物が残っていて、とても雰囲気があります。難波橋からさらに上流には、「川の駅　はちけんや」というのがあります。ここらは、かつて、船で運んできた物資の集積場で、京都向きの物資の積み替えを行っていたとか。町の発展には、水運の便というのは不可欠だったんですね。現在では、かつて荷物を積んだ船が行き交った川を、観光船が行き交っています。

  2017/07/06

  コメント(0)

• 

  こもれび　komorebi

  いよいよ暑くなってきましたね。やはり、夏に恋しいのは「木陰」。街路樹も目いっぱい葉を茂らせて、直射日光を遮ってくれます。「木漏れ日」というのは、皆様もご存じですよね。写真のように、木の葉の間から差し込む日差しのことですが、実は、「木漏れ日」は英語でも「komorebi」なんですと。日本人ならではの、自然の微妙な機微を表現した言葉なんですね。おおざっぱに、日向、日陰、ということでもなく、何とも言えないその中間的なところを言葉にしてしまうのが日本人。自然に対する日本人の感受性。なくしたくないですね。

  2017/07/04

  コメント(0)

• 

  阿蘇　九州のおへそ

  阿蘇へ行ったのは、2011年のことなので、かれこれ6年前になりますね。あれから、阿蘇山が噴火して、登山禁止になったり、昨年は熊本の震災で、阿蘇大橋が崩落したりして、あらためて自然の怖さも知りました。ただ、広島で育った私の目からみると、阿蘇の雄大な景色というのは、とても新鮮でしたね。この日、朝早く広島を出て、九重の夢吊橋に立ち寄り、そこから「やまなみハイウェイ」を走って、阿蘇に向かいました。外輪山は広大な草原地帯を形成していて、そこにはたくさんの牛が放牧されています。中央に見える山が阿蘇五岳ですね。かつての大噴火で山が吹っ飛んで、残ったのが外輪山で、今ではその中に町ができていて、悠久な時の流れも感じられます。まさしく、九州のおへそですね。今は立ち入り禁止となっている火口。また、阿蘇に行ってみたいなあ～。

  2017/06/29

  コメント(1)

全179件 (179件中 101-150件目)

< 1 2 3 4 >