屋外では、木がシルバーグレイに変色すること。
本日ご紹介するのは、事務所前で実験中の、OLD ASHIBA(杉足場板古材)のプランターカバーがシルバーグレイに変色してきた、というお話です。最初の写真は最近とったもので、赤みがほとんんどなく、白っぽいグレーですね。いわゆる「シルバーグレイ」という色です。こちら、4月初めの設置時に撮った写真です。もともとが足場板の古材なので、ぴかぴかの新しい材料ではありませんが、それでもやや赤みが感じられて、薄い茶色という感じも残っていますね。これから3か月余りで、最初の写真くらいの色合いになりました。こちら、在庫のOLD ASHIBAミニプランターを置いて比較したもの。ミニプランターには、赤身や黄味が残っていますが、その後ろのプランターには色味が抜けているのが分かります。なぜ屋外に木を置いておくと変色するかというと、それは主に紫外線と雨の影響です。木材の主成分であるリグニンが紫外線の影響を受けて分解していく過程で変色がすすみます。屋内の床で、タンスを動かすと、そこだけが色が違う、という経験はどなたにもあることかと思います。屋外の場合は、紫外線による変質と、さらに成分が雨などで流されていくことで、脱色されたようなシルバーグレーになっていきます。◇国産杉のプランターでも、数か月たって追加を注文したら、色が違った、というクレームのご連絡を受けることがあります。これも、塗装の下の木材が紫外線の影響で脱色されることで起こる現象です。これが一番顕著に起こる色がWB(ホワイトベージュ)です。出荷時には赤みが残った「ベージュ」感が強いのですが、数か月屋外に置いておくと赤みが抜けて「ホワイト」感が勝ってきます。お客様は毎日みているので変化に気付きにくいのですが、追加を注文して新しいものと並べて着ると「今回きたものは白くない」という風に見えてしまいます。ということで、HPではこんなご案内もしております。⇒色の経年変化について