癒しの芸術・天空のホメオパシー      

2008/09/12(金)19:19

崖の上のポニョとホメオパシー

癒し(9)

なんでこんな映画が作れるんだろう?とだれかが呟いていたのがきっかけで、ポニョに会いに行きました。 小金井丸という名前の船がスタジオ・ジブリの所在地を表明していて面白かったな~。 数年前までそのあたりで暮らしていたし、今はよぼ犬だけど自転車でよく犬を散歩させていたので、懐かしい。 妙になまなましく小金井丸か~、とこだわりながら帰ってきたのです。まさか主人公の男の子の父親が乗る船の名前になってでてくるとは!映画の中では些細なことなので誰も気にしないのでしょうが、これも地元住民へのサービス?あんまりジブリ見学に来る人が多くて近隣公害? かも知れないね。 東京に住んでいると撮影現場の場所もよくわかってしまうことがあって、あれ、今まで井の頭公園だったのにバスに乗ったらもう海?なんてこともあって、家族にこれはドラマなんだから!とたしなめられるたこともありました。 というわけで、世の中のみんなが何に感動したのか、それぞれなのでしょうが、海には大いに感動できる映画だったような気がします。町が海に沈む通過儀礼を体験した少年少女の寓話ですが、海の表現は本当に迫力ありました。 海ぼぅずは実際にいそうだし、坊主の頭の上を赤い服の少女が駆け回るのも子供の目には見えそうだし、何かのきっかけで地球が海の底に沈む可能性も伝えているし、何かとてんこもりの内容を幅広い世代に訴えかけられる手腕はさすがです。 印象深かったことは、ポニョが男の子の傷の血をなめることで人魚の封じられた魔力を取り戻してしまう点。生命体にとって血は内なる海、その海が秘める底知れない叡智のようなものをつたえていたな、と感心しました。 海は生命の源です。血は生き物がかつて海の中で生きていたことを教えてくれる組成に満ちています。いわば同じものが同じものを引き寄せていく引き寄せの法則、あるいは同種療法、ホメオパシー! ポニョに会いに行ったのですが、海のレメディを考えさせられる映画の展開に ひそかに納得していました。塩は母と娘のためのレメディでもあるわけですから。 映画鑑賞はひとそれぞれ。ホメオパシーではプルービング(人体実験)は何からでも起こると言っていますが、海に感動できる映画でもあったし、ポニョを見に行くということは海を感じる人体実験をしにいくようなものだったかも知れない、と今、思っています ホメオパシーセラピールームSAHHO

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