毘沙門水が日本の名水100選に選ばれました
毘沙門水が日本の名水100選に選ばれました。http://www.ksky.ne.jp/~juju/GIIN/bisyamon.htm水量は多く、いつ出かけてもあふれるように蛇口から流れています。すぐそばの川に流れ込んでいきますので、川もみずみずしく気持ちが洗われます。この水で生活する地域住民には骨粗鬆症のかたはいないそうです。農作業をしているかたに腰の曲がった女性も見かけません。子授けの水としても昔から有名でこの集落には双子がとても多いそうです。この水で育つ野菜は、他の地域の野菜に比べるとしゃきっとみずみずしく味わいが違います。水汲み場のそばで野菜の無人販売をしている根岸さんは、自家製の野菜を丁寧にクーラーボックスの中に入れて販売しています。根岸さんの奥様は京風の細面で美しい農婦です。ご夫婦ともに年配ですが、寡黙に農作業をされています。この部落はもしかしたら平家の一族かも知れません。ひんやりとした箱の中で買い手を待つ野菜たちの表情は嫁入り前の箱入り娘のように純です。この野菜を一度口にすると、生協のグリーンボックスも負けるかな~、という感じなのです。つい欲張ってたくさん買ってしまうのですが、まあ、鮮度はやはり一日ですね。それにしても飲み水にカルシウムというのは骨量をいやがうえにも高めてくれます。このあまい水で淹れたお茶も味噌汁もコーヒーも美味しい。日本には各地においしい水が湧き出ていますが、毘沙門水が名水に選ばれた理由は世界遺産と同じような基準があるようです。水の環境を住民がどれだけ慈しんで整備しているか。そういう意味では毘沙門水の住民たちは信心深くてすぐ近くに毘沙門天の石像もあるし、川のほとりには水を祭る竹飾りも設置されています。水の神様がここには確かにおられるようです。水を信仰する精神と地域の方たちの健康はリンクしているようです。ホメオパシーは水なくしては成立できない医療体系ですが、ホメオパシーの創始者ハーネマンが生まれたのはドイツのマイセン。磁器で有名です。あの真白い磁器作りにも豊富な水が欠かせません。必要なものが必要なだけ、ハーネマンのそばにはあったのでしょうか。この毘沙門水の住民が水の神をあがめているように、ハーネマンも敬虔なクリスチャンでした。病気治しに素晴らしい威力を発揮したレメディは、彼にとっては神様からの授かりものでした。当時の科学は波動説も水のクラスター現象も量子力学的解明もなかったのですから、レメディの効果は神様のなせる技だと思っても不思議はないのです。レメディを無尽蔵の薬のように乱暴に大量に使う方たちは、神からの授かりもの、と敬けんな気持ちで使ったハーネマンの時代の素朴な精神にもっと沢山のことを学んでほしいものです。信仰と癒しは車の両輪です。ルルドの泉に代表されるように願ったり祈ったりするだけで病がいえる場面もあります。インディアンのシャーマンも病の通過儀礼をスエットロッジの中で祈りながら行います。変性意識が病を治すことを知っていたのです。世の中にはまだ、まだ不思議なことがたくさんあります。毘沙門水が名水100選に選ばれたことも、水への敬虔な祈りが結実したからなのかもしれません。水場は住民の手でいつも清められているので、水汲みに出かけるたびに、その命の水のいとおしさに触れるような気持にさせられるのですが、それはまた、森羅万象を乗物にするレメディのいとおしさに触れるときの思いとよく似ているような気もします。毘沙門水からレメディを作るとしたら、そのピクチャーはいったいどんな具合になるのでしょうか。興味深いものができるかもしれませんね。ホメオパシーセラピールームSAHHO