ホメオパスの講義・世界の教師David Mundy
ホメオパシーの学校、ハーネマン・アカデミー主催のポストグラデュエートクラスに、今年も世界の教師David・Mundyhttp://nihon-homeopathy.net/school/pg2008_mundy.htmが来日し、お茶目な講義をしてくてれました。ホメオパスになるには、ホメオパシーの学校で基本的なことを学びますが、実は!卒業してからが大切!なんです。クライアントに適合するたった一つのレメディをリサーチするクラシカルホメオパシーの実践http://home1.netpalace.jp/sahho/room/room.cgi?mode=koumoku&no=19では、クライアントに会ってケーステイクし、分析を経てレメディを探さなければならないのですが、その時に、うまくケースが運ばないことがおうおうにしてあります。なんせ3000以上のレメディからたったひとつを選ぶわけですから、気が遠くなるうえに、レメディが部分的に適合してもなかなか根本的な治癒に至りません。膨大なマテリアメディカの海でホメオパスは溺れて道を失います。こういう時に必要なのが、ホメオパス自身の偏見だらけの視点から離れて、違う切り口を示唆してくれる強力な助っ人です。そう、PGで学ぶ必要はこういうところにあるのですね。お金もとってもかかりますが・・・わがDavid Mundyは、迷えるホメオパスを救世主のように導くおちゃめでファンキーな世界の教師です。しっかり動物のキングダムだと思っていたケースが実は植物だったり、というように、人間って一度思い込むとなかなかそこから離れられないし、レメディ選びも同じところをぐるぐるしてしまうものなのですね。Davidは膨大な資料をバンバン駆使して、パンドラの箱を手品師のように軽妙にあけて行きます。毎回彼の授業に圧倒されながら、ことしのホメオパシー稼業も始まっていきました。新年にはいつもDavidがマレビトのようにやってきます。なぜお茶目か?というと、彼はロックンローラーだったらしく講義中もギターを引く格好をしたり、飽きっぽいアーティストだったけど、ホメオパシーは飽きないでまだ続いているよ、と、ウインクしたり、と、授業内容も豊富だけれど、それはそれはパフォーマンスがたっぷりある講義を展開してくれるからです。おかげさまで、講義が延々と8時間以上も続いても、学生は全くあきません