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昨年の秋頃から、歯茎が膨れて来ている事に気が付いていたんですが
今年に入ってから、どうも大きくなってきている様で、唇の裏側にあたって 違和感がでてきた。 (患部はこんな感じになりました。) もともと十数年前から同じ場所の裏側が盛り上がってきていて、 気にはしていたんです。 (歯の裏側はこんな感じになってます。) 一度歯医者に診てもらった時に「きっと、乳歯が残っているか、噛む力が強くて 骨が出来て来ているかの、どちらかだから、心配いらない」と言われて 居たんですが・・・・・ 今回の表面の盛り上がり方はちょっと違いそう。 ふと、6年前に我が家で飼っている犬の事とダブります。 我が家の犬は6年前にやはり歯茎がはれて病院に掛かり、エプリースと診断され 手術をして下顎の一部を切除しています。 エプリースとは、歯茎に出来る腫瘍の一種で、良性の腫瘍ではあるんですが 浸潤性があり、骨まで溶かし、きちんと切除しないと再燃(良性の腫瘍の場合 再発とは言わないらしい)すると言われる結構怖い腫瘍です。 そのエプリースの中でも一番厄介な棘細胞性エプリースに罹った経験から 僕も同じ様な病気になっちゃったかな~??と思い 1月26日 歯医者に行くことにしました。 しかし歯医者の診断は、「ここでは無理だから近くの口腔外科を紹介してあげる」 と言われ、車で30分ほど掛かる病院を紹介されました。 「おいおい、車で30分の場所が近い場所??」と疑問符は残りますが、 以前掛かったことのある病院でしたので、ひとまず安心して治療できるかな。 2月2日 その病院ではレントゲン、CT、幹部を少し切除して病理学検査を受ける事になり 1週間ほどで検査結果がでてきました。 2月12日 診断結果は 「エナメル上皮腫」 乳歯から永久歯に生え替わる時に歯のモト「原歯」のエナメル質が全て歯にならず 少し歯茎の中に残ってしまったものが今になって悪さをしてるんだとの事でした。 20代~30代の人に多く見られ、中には10代で発症する人も居るんだとか。 歯を持つ動物には珍しくない病気だそうです。 骨を溶かす事は無いらしく、僕の場合2本の歯の間に出来て居るんですが 腫瘍の膨らみでその2本の歯を歯茎の中で押し広げていました。 放って置けば患部はさらに大きくなって、治療も面倒になってくるらしいので、 急遽手術の手配と手術前検査(尿検査、胸部レントゲン、心電図、血液検査) を受ける事になりました。 手術は、患部(下顎の骨)を切除して、その部分に腰の骨を移植するらしいです。 おかげで、全身麻酔。1週間ほど入院が必要だそうです。 腰の骨は顎の骨と構造が少し違うらしく、年をとり骨が痩せてくる時は、顎の骨より 腰の骨の方が、痩せやすいそうです。その部分も覚悟しなくちゃいけないですね。 移植した骨は半年位で固まるので、差し歯やインプラントをするのは半年後、 できれば、1年位あいだを空けてからが良いと言われました。 その間は歯が無い常態になる訳なんですが、歯が無いと物を噛むのも大変だし 何より歯が無い部分の間隔が狭くなってくるので、次に歯を入れるときに入れ難く なるので、差し歯やインプラントを入れるまでは取り外し式に入れ歯を使用する 事になるそうです。 来週はちょっと忙しいな~。 17日(火曜日)は妻を病院に連れて行き、腫瘍についてと治療についての説明を 医師の方から説明して貰って、 18日(水曜日)は全身麻酔をする為の麻酔科の診察を受けて、 21日(土曜日)は麻酔科の診断結果を聞きにまた病院に行かなきゃいけない。 手術までって、結構色々な事をしなきゃいけないんだな~。
Last updated
2009.03.09 15:34:16
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