カテゴリ:音楽
キーヨ(今井清隆さん)のCDです。舞台以外は、それぞれの作品のCD(オペラ座の怪人、レミ他)でしか、キーヨの歌聴いたことなかったので、前から聴いてみたかったんです。H様が貸して下さいました。
GLORIOUS VOICE ほとんどがご自身の出演された作品からの曲目ですね。でも歌詞はすべて英語。違和感のある訳詞ならばかえって英語の方がいいと思います。 英語が上手いか否かは・・・うーん、上手いのではないかと思うのですが、さすがにシルビアさんとのデュエット聴いてると差が歴然としてる(苦笑)これは仕方ないか、比べるのは失礼よね。でも、正直シルビアさんとのデュエット(「BEAUTY AND THE BEAST」~美女と野獣)と、本田美奈子さんとのデュエット(「AIMER」~ロミオとジュリエット)は、聴いてるうちにもはやキーヨではなく、女性の歌に聴き入ってしまいました^^;もう一方とのデュエット(「THE PHANTOM OF THE OPERA」~オペラ座の怪人)ですが・・・塩田美奈子さん、どうも苦手です、彼女のこの歌は。確か日本上演最初の頃、カルロッタを演じられていた方ですよね?クリスもやったのかしら?好き好きでしょうけれど、違う方だったら?と思っちゃいました。それと・・・「GETHSEMANE」(ジーザス・クライスト=スーパースター)はダメです。どうも違う。違うんです。これは英語であるが故、歌のメリハリが合ってないような・・・今聴ける手持ちで、この曲の英語版のものがないので、なんとも言えないんですが、あの感情が盛り上がってくるくだりの♪I'd have to know ~♪のところがどうしてもしっくりきません。最後の♪~Now before I changed my mind♪も。すみません、どうもジーザスに関しては譲れないところがあるので、余計に。やはり日本語で歌った方がいい気がします。 私はどちらかというとしっとり聴かせてくれるような感じが好きなので、このCDの中では、「BUI DOI」(ミス・サイゴン)と「BRING HIM HOME」(レ・ミゼラブル)が一番好きでした。 しっかし、「SO IN LOVE」(キス・ミー・ケイト)って、歌う人が違うとこうも違うのねぇ。岡さんのとは全く違う歌みたい。 そうそう一つ気がついたことが・・・「THE MUSIC OF THE NIGHT」の最後の部分。♪夜の調べの中に~♪の最後の♪にぃ~♪、英語だと♪なぁ~♪で伸ばして、♪~いっと♪ってホントに最後で歌うのね。イーで伸ばすより、アーで伸ばす方がブレずに歌いやすそう・・・でもないか! HEAVEN’S VOICE 最近出されたCD。こちらは、なんか歌いたい歌、歌っちゃいましたぁ~って感じですね。バルジャンよりマリウス?なんだ(「CAFE SONG」)・・・1人2役の「闇が広がる」(エリザベート)かぁ・・・かなり聴き応えのあるCDでした。 実は一番聴きたかったのは、堀内敬子さんとのデュエット(「ALL I ASK OF YOU」~オペラ座の怪人)でした。堀内さんの劇団時代って、音が残ってないんですよね。いまの彼女はミュージカルとか出ていらっしゃるけれど、クリスみたいな感じのは想像つかなくてね。いったいどんなクリスだったのか、どんな声で歌ってらしたのか、とても興味があったんです。この頃観劇から遠ざかっていたから生でも観てないんです。いいですねぇ~結構好きです。歌に深みというか、心にストンとくる歌い方なんです。今こういう感じの歌い方の人少ないから・・・もっと他のオペラ座の歌聴いてみたい気がします。 ヾ( ̄o ̄;)ォィォィ 肝心のキーヨはどうでもいいのか? そうじゃないんだけれどね。今泉りえさん(「SOMETHING’S COMING」~ウエストサイド・ストーリー)の歌も多分初ですねぇ。なんかとっても新鮮でした。浦壁多恵さん(「愛してれば分かり合える」~モーツァルト!)とのデュエット、多恵ちゃんの声に合わせて歌い方変えてる(少々若っぽく?)のには苦笑。でも妙に合ってるからさすがだな。 英語より日本語の方がしっくりくると感じたのは、やはり「ゲッセマネの園」です。英語で感じた違和感は全くありません。ただ最後の♪変わらぬ間に~♪がちょっとねぇ・・・いい感じに聴き入っていたところで、ガクッときちゃいました。 最後のこのアルバムのタイトルにもなっている「HEAVEN’S VOICE」いい歌だなぁ・・・ どちらのアルバムも色々と発見あり感動あり・・・聴き応えがありました。H様ありがとうございました。 と、今なぜか、色んな人のオペラ座の歌聴きたくて聴いてます。 英語でも日本語でもね。 タナガラから来て、キーヨのCDと、なんか無性に聴きたくなってね。 ジーザスも大好きだけれど・・・ ロイドウエバーの作曲家としての才能、素晴らしさを一番感じるのは、 やはりオペラ座の怪人だな。 最高傑作だと思う。 また観たくなっちゃったなぁ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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