2010/06/19(土)00:38
「SHOW-WA-SHOW」おみそれいたしました!~2010.6.15
さすがです!
アッパレです!!
何がかって?
はい、光枝のお父さんです。
それにお父さんにこんなことさせちゃうアキラさんもです。
さらにお父さんにこんな衣裳着せちゃう岡さんもです。
この2人おそるべし。
まあね、忠の仁さんが参加できないために、今回は通常のタナボタ公演ではないにしろ、やはりそこはそこ、タナボタです。お父さんの出演が発表された時はどうなることかと不安に思ったり、色々と期待したり。ご本人は、アキラさんと岡さんが関わるこの作品に参加できることを素直に喜んでいてホッとはしましたがね。でも、ここまでやらせちゃうあたり、2人はただものではないね。そして要求にこたえられるお父さんも素晴らしい!!
昭和の音楽をたっぷりと堪能させてくれたSHOW-WA-SHOW
< 出演 >
林アキラ 岡幸二郎
光枝明彦 和音美桜
高谷あゆみ 小山みゆき
谷本充弘 村瀬美音
< 曲目 >
第1部
Part:1 夢で逢いましょう 中村八大の世界
夢で逢いましょう (全員)
黒い花びら (光枝)
こんにちは赤ちゃん (和音)
涙をこえて (高谷・小山・谷本・村瀬)
黄昏のビギン (林)
帰ろかな (岡)
世界の国からこんにちは (岡・林)
Part:2 Hatter Review 服部良一の世界
青い山脈 (林)
蘇州夜曲 (和音)
東京に屋根の下 (光枝)
銀座カンカン娘 (高谷・小山)
夜のプラットホーム (岡)
胸の振子 (林)
Boogie-Woogie World (メドレー)
ジャングルブギー (岡)
三味線ブギウギ (林・和音)
買物ブギ (光枝)
東京ブギウギ (全員)
第2部
オールナッツメドレー~ザ・ピーナッツ
恋のフーガ (全員)
振り向かないで (岡・和音)
モスラの歌 (谷本・村瀬)
ウナ・セラ・ディ東京 (林・光枝)
情熱の花 (高谷・小山 / cho:谷本・村瀬)
恋のバカンス (全員)
S・O・S → サウスポー (林・岡)
忘れていいの (光枝・和音)
愛の奇跡 (岡・高谷)
誰もいない海 (林・小山)
岡、気分でひばりを歌う (岡)
ろくでなし (光枝)
恋の季節 (和音 / cho:高谷・小山・谷本・村瀬)
もしもピアノが弾けたなら (林)
まつり (岡)
見上げてごらん夜の星を (全員)
以上
どうです、このラインナップ。凄いでしょ!
と、私の周りは結構皆さんご存知みたいですが・・・
正直に言います。
私も半分くらいなんです(ココデCサマニネンレイサショウノギワクガ…ナンチャッテ)
ま、それはそれ。
歌は知らなくても、楽しむポイントは多数ありです。
赤ちゃんに扮したアキラさんと岡さん。
ザ・昭和のオバチャンに扮し、買い物かご片手に登場のお父さん。
♪わてほんまによいわんわ♪と上手や下手に動き回り、フルコーラス歌いきりました。
これ本当に大変だったと思います。最後の♪あーしんど♪は実感こもってました(笑)
オールナッツは全員がザ・ピーナッツに扮して登場。
もちろん例外はありません。
カテコで話がでましたが、お父さん「胸がほしい」とお二人にお願いしたそうです。
アキラさんや岡さんみたいに、厚みがないからと(笑)
和音さんとのデュエットでお父さんが着たシャツ。
岡さんから「絶対に肌にじかに着てください」と念押されたそうです。
ピンクレディーは林・岡コンビでお送りするはずでしたが、さすがのアキラさんも根をあげたらしく、歌のみ。実際に2人が着るはずだった衣裳つけて踊ったのは、谷本君と村瀬君でした。
千穐楽ということでのサプライズ。
越路さんの♪ろくでなし♪では、越路さんの形見の指輪をはめて歌って下さいました。今回の企画の関音楽事務所の関さんは長いこと内藤音楽事務所(越路さんのご主人の内藤法美さん)で働いていらしたそうで、そういった縁で実現したそうです。
フィナーレの♪見上げてごらん夜の星を♪では、客席側にも天井に星が登場して、舞台で歌うみんなはかなりジーンときてしまったようです。
毎回冒頭で、恒例の岡さんの場内アナウンスが入ります。たいがい客席にいるお仲間弄りなんですが。千穐楽はT田明さんでした。いじるしかなかったんでしょうねぇ・・・反応なしは辛いかな。じゃなかったら、ダンヴァース夫人からやっと解放されたシルビアさんあたりを弄った方がよかったんでしょうがねぇ。
最近某劇団を退団した方々があちらこちらの作品にキャスティングされてるのをみると、ホッとしたり嬉しくなったりします。(逆に出戻っちゃってシンバっちゃてる方もいますが…)
この作品に出演した谷本君も村瀬君もです。嬉しいですねぇ。パンフにある対談によると、谷本さんは、突然携帯に岡さんから直接メールが届いて「ミュージカル俳優、岡幸二郎と申します」ってね。連絡先がわからず、その時に共演者に頼んでメアド聞いてのメールだったようですが、いきなりじゃ驚くし、信じられないよねぇ。でも日々頑張ってれば、こうやって人の目に止まり、次なるチャンスにつながるって大事なことだなと思う。
とにかく楽しかったです。
客の入りが芳しくないと聞いていたんですが、これは仕方ないかな。
私でさえ、半分しかわからなかったくらいですから。
若いミュージカル客をリピートさせるのはちょいと難しい作品でもありますね。
もう少し平成よりのナンバー増やすか、知名度の高いミュージカルの若手の子をオファーするとかしないと、無理じゃないかな~