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佐為♪のお気に入り

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2010年08月08日
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カテゴリ:音楽
とっても楽しみにしてました。
とても素敵なホールで、しかもマイクなしで生の歌声を聴かせてくれるという。
なんて素敵なんでしょう。
本当に楽しみにしていたんです。
ゲストも金澤博さんと本田育代さんだし、聴きごたえあるだろうなと。
そして、裏切らなかったです。
まずはホールです。
やなか音楽ホール
本当に素敵な空間でした。
普段はクラシックなどで使用する会場のようですが、天井も高く、響きもいい。
マイクなんていらない程よい大きさ。
すっかり気に入りました!!
(港さん、ここでやってくれないかなぁ…絶対気に入るはず!)
でもね、どこに座るか迷います。
みんな入口で、中を見て、一瞬立ち止まり考えていたなぁ~
あまりにもみんな同じなんで笑えます。もちろん私もです。
声の響きから考えると、正面後方に座るつもりで行ったんですが、
真ん中に通路があり、その通路に向かって左右に席が用意されていたんです。
一番前はなんだか落ち着かなかったので、2列目の入り口の近く(ステージから遠い位置)に座りました。
ま、小さい空間だったので、どこに座ろうと関係なかったかも。
おそらく今回の構成上、こういう席の配置にしたんでしょうね。

コンサートの内容ですが、今まで色んな方のLIVE見ましたが、今までにない構成で非常に面白かったです。彼ららしく、手作り感いっぱいで、あったかい内容でした。

<  出 演  >
笠嶋俊秀  谷合香子

GUEST
金澤 博  本田育代

PIANO
福井小百合 

< ACT 1 >
ミュージカル「Rudolf the last kiss」より抜粋

M1 ウィーンのテーマ (ファイファー)
M2 マリーのテーマ  (マリー)
M3 美しき戦争    (マリー・ラリッシュ)
M4 それ以上の・・・ (ルドルフ・マリー)
M5 守るべきはこの国 (フランツ)
M6 それは私     (ステファニー)
M7 愛してるそれだけ (マリー)
M8 私という人間   (ルドルフ)
M9 進め明日へ    (ルドルフ&民衆)
M10 不吉な影     (ターフェ・マリー)
M11 さよならが言えない(マリー)
M12 ただ君のために  (ルドルフ・マリー)
M13 愛してるそれだけ~リプライズ (ルドルフ・マリー)
M14 それがウィーン  (ファイファー)

< ACT 2 >
Whistle down the wind … 笠嶋&本田
   「Whistle down the wind」より
A summer in Ohio … 谷合
   「The last five years」より
Woman … 本田
    「パイレートクィーン」より
The bells of st.sebastian … 笠嶋
    「Nine」より
Who will love me as I am … 谷合&本田
    「Side Show」より

< アンコール >

〇〇〇 … 4人(すみません、曲忘れました)
Prayers … 笠嶋&谷合              

まず一部ですが、彼らが2年前に出演した「ミュージカル・ルドルフ~The Last Kiss」をダイジェスト版で歌ってくれました。私は2回観ただけで、すっかり忘却の彼方でしたが、またいい構成で、歌の抜粋のしかた、芝居を通りいれた方式、プログラムに書かれていたあらすじ(by横沢健司氏)がまた上手かった。私の記憶もまんざらでもないな。私に記憶を呼び戻すのにちょうどよかったです。しかもこんなにいい歌がいっぱいあったんだなと再認識(イマサラ?アハハ、ナニミテイタンダカ…)
谷合さんのブログでみんなからの感想について書かれてました。
「作品を知らないとつまらないという意見と、プログラムにあらすじを載せていたので、知らなくても楽しめたという意見と両方ありました」と。
確かに観たことがない作品をダイジェストでやられてもつまらないという人はいるかもしれませんね。みんながよく知ってる作品を取り上げたり、よく知られてるミュージカル曲のオンパレードの方が万人受けするのかな。私は、全部が全部メジャーな曲よりも、知らない作品や知らない曲が多少でもあった方が、ああこういう作品もあるんだ、へえーこの曲いいなあとか、結構新鮮で、知識として入ってくるので好きなんですけれどね。人それぞれですね。

まず一部は、突然客席2階からファイファーに扮した笠嶋くんが登場して始まりました。芝居も入れて繋げて行きます。彼はルドルフも演じます。マリーはもちろん谷合さん、金澤さんはフランツとターフェ、育代さんはラリッシュとステファニーをそれぞれ演じ、民衆はみんなでね。金澤さんは「ガイズ&ドールズ」の稽古中で、なかなかLIVEの稽古に参加できず、4人で合わせたのは、本番当日だったらしいです。それでも堂々たる歌いっぷり。さすがですね。途中、谷合さんがステージに上がるところでコケそうになって心配しちゃいましたが、表情も変わらずに歌い続けられて、さすがでした。
このホールに一番歌声がマッチしていたのは笠嶋くんだったかな。彼の歌声の太さも大きさもホール中に響き渡ってました。それと比べると、デュエットとなると谷合さんの声がちょいと負けてしまって残念だったかな。おそらくかなり緊張していたと思われますが...最後のアンコールの♪Prayer♪はこれで最後だ!ということで緊張もほぐれ、肩の力も抜け、2人のデュエットのハーモニーは良かったなぁ~しかも英語でしたが、ネイティブな笠嶋くんだから、違和感は全くなく、谷合さんも負けてなかった(←お世辞でなく、ホントに!)
英語で歌うか、日本語で歌うか?これって色々ある。下手な英語なら、日本語で歌ってほしい。でもね、意味がわかるか否かは別として英語で聴きなれた洋ものの曲は、英語の方が違和感なくてよかったりするから。英語で歌う場合、聴く側にもある程度の覚悟がいるってことですね(笑)帰りに笠嶋くんに、英語がばっちりで、聴いててすごく良かった!と伝えたら、してやったり!という顔をして喜んでました。
あと、5月のケンブリッジLIVEで育代さんが歌った♪Woman♪を、今回2人がリクエストしたらしく、LIVEに行けなかった私にはラッキーだったし、これがまたかなり聴き応えがあって嬉しかったな。育代さんて、こういう歌合うなぁ~

2人は、何か残るものを!ってことで、抽選会をしてみたり、とてもアットホームな手作り感いっぱいなあったかいコンサートでした。
トークに関しては・・・ま、初めてですからあれでいいんです。金澤さんにはかなり助けられましたが(笑)金澤さんがまた上手いのなんの。先輩の力借りるのも手ですから。2人も場数踏めば、もう少しスムーズになると思うしね。
帰りにお話させていただいた時に、谷合さんとても素敵な靴をはいてるのに気付きました。ついついドレスにしか目がいかず・・・というか、笠嶋くんがこれまたおしゃれな靴はいてて、そちらに目が行ってしまったせいでもあります。ツートンの皮靴で、ヒールがあって、つい見とれちゃいました。なかなかあれをはきこなす人はいないでしょう。彼の服もスタイリッシュで、彼らしいこだわりが衣裳にもあらわれてました。彼ってブログ読む限り、独特の世界観持ってるものね。
そう2部で、谷合さんと育代さんが「サイド・ショウ」の歌を歌った時に色違いの同じドレス着ていて、それがまた良かったですね。

またここでコンサートしてほしいです。
このホール好きです。





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最終更新日  2010年08月11日 02時22分09秒
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