気になるニュース 53
1月29日 フジサンケイビジネスアイ消費者金融大手のプロミスは28日、全国148店ある有人店舗を2010年度中に全廃し、社員数も3割削減する事業構造改革プランを発表した。規制強化を受け、消費者金融各社はリストラを相次いでいるが、プロミスは「筋肉質の経営」(久保健社長)に生まれ変わるとして、有人店舗の全廃に踏み切る。改革プランでは、有人店舗の全廃で営業拠点を全国約1300の無人契約機に集約する。代わりに、「お客様サービスプラザ」を新設する。グループ約5300人の社員は希望退職などで10年度中に3700人に削減する。久保社長は会見で、「自社をスリムにして、次のステップで反転攻勢に出たい」と述べた。同時に発表した09年4~12月連結決算は、営業収益が前年比13.0%減の2589億円、最終利益が16.2%減の158億円だった。いよいよ大手貸金業者が波に呑まれる瞬間が近付いてきたということなんでしょうか?しかしこの不況の世の中でここまで切りますかね…。結局プロミスは社員の生活まではプロミスしていなかったわけですね。切られた人は路頭に迷うことになります。社員思いの社長なら自分の給料をなしにしてでも社員の生活を守るというのが真の社長ですが、人員削減して何とかやりくりしようという発想は、結局社長もただの腰掛け社員だったということなんでしょうか?違う記事で1600人がリストラされてしまうと書いてありましたが、本当に実行されたらどえらいことになりそうです。貯えがなくてリストラされた社員が次の日にはお客さんとしてやってきそうな気もしますね。このような変なサイクルを確立して再建を図っているのでしょうか?JALは国が手を差し伸べましたが、サラ金にそのような救いの手は皆無だと思いますので自分たちで立て直すしかなさそうです。この窮地に追い打ちをかけるかのように、もし弁護士事務所や司法書士事務所が徒党を組んでプロミスあてに過払い請求をかけたら一体どうなるんでしょうか(笑)取り立てる側から一気に取り立てられる側になってしまい、とことんまで追い込まれそうですよね。しかし、プロミスから借り入れをして、今も過払いに気付かずに払い続けている人がいるような気がします。ここから一気に追い込むには過払い請求の申し立てを行って一斉訴訟をしてやればいいんじゃないでしょうか。残念ながら二度と復活しないように叩きのめしていただきたいですね。