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3月9日 ペイメントナビ貸金業法指定信用情報機関であるシー・アイ・シー(CIC)は、2011年2月度における統計の概要をとりまとめた。登録状況は2011年2月20日時点で同社加盟の貸金業者が登録した「総登録情報量」は、件数で1億7,708万件(前月比0.4%増)、人数で8,100万人(同0.3%増)となった。「残高有り件数」は2,468万件(同0.4%減)、「残高有り人数」は1,470万人(同0.1%減)となっている。なお、「一人当たりの残高有り件数」は前月度同様に1.7件となった。異動情報件数は621万件(同0.5%増)、人数は437万人(同0.7%増) と前月に比べ増加。「登録残高の合計額」は、前月度より約1,079億円減少(同1.0%減)して10兆5,259億円となり、10カ月連続減少している。なお、「一契約あたりの残高」は前月同様に43万円となっている。残高がある1,470万人の借入件数ごとの登録残高は、すべての借入件数で減少している。一方、登録件数は、借入件数1~2件で横ばいまたは微増し、登録人数は、同1~3件で横ばいまたは微増となった。総量規制の対象外となる住宅ローンなどの除外件数は18万1,734件(前月比0.5%増)となり、うち約97%が住宅ローン(つなぎ融資を含む)となっている。除外合計残高は1兆7,269億円(同0.9%増)と貸金登録残高10兆5,259億円の約16%を占めた。また、総量規制の例外となる緊急医療費ローンなどの例外件数は49万601件(同3.4%増)となり、借換ローンおよび個人事業主ローンが増加している。例外合計残高は3,393億円(同2.5%増)で、約52%を借換ローンが占めている。2月度における加入貸金業者から同社への照会件数は、778万件(前月比30.3%増)と大幅に増加。これは、前月度の集計期間に年末年始の休業時期が含まれていることによる大幅減少があったためだと同社ではみている。加入貸金業者数の2月度の状況は、既存会員の貸金業登録が1社あり、退会が2社、貸金業登録返上が3社となった結果、前月から4社減少し369社となったという。貸金業登録者数は貸金業法の改正でどんどん淘汰され、絶滅危惧種になるのでは?と思っていましたが、意外とそんなことないんですね。弁護士や司法書士が債務整理や過払い金の業務にこぞって着手し、中小規模の貸金業者をどんどん破綻に追いやり、さらには武富士をも破綻に追いやり、瀕死の状態が続いているのかと思っていました。貸金業者は生活に困っている人やお金に困っている人がこの世からなくならない限りなくならないということなんでしょうかね…犯罪がなければ警察はいりませんし、火災がなければ消防士もいりませんからね…。お金に困った人にお金を貸すということは悪いことではありませんが、必要以上に利息を巻き上げたり、暴力的な取り立てをして相手を畏怖させるような行為はいただけません。こういう金貸し屋はどんどん排除していただきたいと思います。