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カテゴリ:日記
お店の隅に壊れた真空包装機がある。
以前はコーヒー豆の真空パックに使っていたものだが 壊れてしまってそのまま放置していたのだ。 販売したメーカーはすでになく、修理できるかどうかわからない。 重量も40Kgほどあり、動かすのも大変なので、見て見ぬフリをしていたのだ。 ・・・・・ しかし、さすがに邪魔になってきたので捨てる事にした。 ま、捨てるつもりならなんだってできる。 せっかくなので分解してみる事にした。 キャビネットを開けると、巨大なモーターが鎮座していた。 しかも、ドイツ製。 モーターオイルを抜いてみると錆でどろどろ。 ひょっとして、これが原因か? 捨てるつもりなので、モーターも分解してみた。 ずいぶん古い物なので、ネジが緩むとは思ってなかったが 拍子抜けするほど簡単にゆるんだ。 中を見てびっくり。 コーヒーの粉がびっちり。 なるほどねぇ。これじゃ動かないわ。 ついに、真空モーターの心臓部のローターにたどり着いた。 予想通り固着して動かない。 分解して、錆の部分をペーパーでなめらかにする。 あとは、汚れをおとして、再組み立て。 本来ならパッキン類は新品に交換した方がいいのだが そんなものないので、そのまま組み上げる。 で、新しいオイルを入れてスイッチを入れると モーターは以前のような音を立てて動き始めた。 コイツ動くぞ! てなわけで、あっという間に修理完了。 捨てるつもりが治ってしまいました。 もちろん、真空パック機能も健在です。 それにしても、さすがはドイツ製モーター。 つくりが違う。 きちんと整備さえすれば寿命などないのでは? と、思ってしまうほどだ。 日本製のモーターも性能はいいのだが 特に最近のモーターはコストダウンのために鉄板が薄かったりして 非常に心許ない。 10年も使うとたちまち寿命ではい終わりとなる。 ドイツ製の機械は昔から好きだったけど 分解整備するとますます好きになる。 やっぱ、ドイツの科学力は世界一っ! かな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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