ジョニーのねこまみれ日記

2021/09/28(火)11:18

今更、鬼滅の刃

映画感想(51)

ワタシはへそ曲がりというか天の邪鬼のような所があって 世間的に大ヒットした物には手を出したくないという妙な性癖があります。(笑) なので、鬼滅の刃が大ブレイクして、日本中に鬼滅の刃グッズが溢れても まったく興味を示さなかったのですが、 最近、しんのすけが興味を持ち始めているのと たまたま先日劇場版の映画がテレビ放映されていたので ついつい初体験いたしました。 以下、その感想です。 ちなみに、ワタシはほとんど基礎知識のないまま見ました。 事前にワタシが得ていた情報と言えば、 「大正時代の日本が舞台で主人公が鬼を討伐する話。  いつも何かを咥えた女の子がいる」 くらいでしたね。 (^^;) さて、録画しておいた劇場版鬼滅の刃ですが 大変素晴らしい作品だったと前置きしておきます。 特に、画像のクオリティーが非常に高く、アニメもここまで進化したのかと舌を巻くレベルです。 ただ、これだけ大ブレイクした作品でいたる所で褒めちぎられていますので 今更ワタシが褒めちぎる意義も意味もありません。 今回はあえて残念に感じた点のみを列挙してみたいと思います。 ●話の内容がジョジョだった。  ジョジョというのは「ジョジョの奇妙な冒険」の事で  荒木飛呂彦による漫画作品でアニメ化や劇場版も制作された  サスペンス・ホラーの金字塔的な作品です。  鬼滅の刃はジョジョの第1部のテイストを日本の大正時代に持ち込んだ感じでたね。   もちろん、原作マンガが少年ジャンプつながりですので、影響を受けてないハズはなく  物語的に王道ではあるが斬新な内容ではなかったです。 ●残酷シーンが多すぎ。  鬼を日本刀で討伐するという関係上、かなり多くの残酷なシーンがあります。  物語序盤に登場する鬼は化け物じみた形状をしておりまだマシですが  物語後半に登場する幹部クラスの鬼は人間と同じ形状をしており  刀で刺す、切る、首をはねるというシーンはとても残酷なものです。  劇場ではPG12指定という事ですが、これを小学生や未就学児童が自由に見られる  TVで放映するのは問題だと思いますね。  米国では劇場ではR指定を受けておりこれをテレビで放映するのは有り得ないと思います。 ●そもそも大ブレイクするような内容なのか?  作品のクオリティーは非常に高く素晴らしい作品だとは認めますが  日本中で老若男女問わず夢中になるような内容だったのか?  と、非常に疑問に感じます。  前記したように殺す殺されるような残酷なシーンも多く  幼稚園児からご老人、男女問わずに「夢中になっているように見える」現状は  ワタシの感覚から言うと理解ができません。  もちろん、作品自体は素晴らしいので、アニメファンや映画ファンが絶賛するのは理解できますが  日本中が大騒ぎするように見えるのは誰かに操られているような気持ち悪さを感じます。 ってな、感じで、TV放映を見ただけですが、もうお腹いっぱい状態です。 (^^;) 今回の鬼滅の刃で感じた事は、以前「アナと雪の女王」の時にも感じました。 アナと雪の女王も世界的に大ヒットしましたが、ワタシは随分遅れて ブームが去ってから見ました。 ディズニーらしい、誰が見ても楽しい作品でしたが ワタシ的には「普通に面白い作品」でしたね。 世界中の人々が夢中になる理由がわからなかったのです。 ワタシの感性が足りないのか? それとも人々が誰かに操られているのか? どっちでしょうかねぇ???

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