金星で残留争い脱出へ　Ｊ１大宮・２２日名古屋戦

「金星で残留争い脱出へ　Ｊ１大宮・２２日名古屋戦」埼玉新聞 http://www.saitama-np.co.jp/news10/22/09.html 　１４位大宮は２２日、３位名古屋とＮＡＣＫ５スタジアム大宮で対戦する（１４時）。前節で浦和を破り勝ち点３５にした大宮。９位磐田に同差３まで詰め目標の１桁順位も見える。それだけに首位争いする名古屋に勝ち一足早く残留争いから抜け出したいところだ。チームは２１日、ＮＴＴグラウンドで最終調整。４人が連動しながらなどのシュート練習後にセットプレーを入念に行った。主力組は浦和戦の先発メンバーが並びキッカーの橋本が精度の高いキックを見せた。試合前恒例のミニゲームでは和気あいあいとサッカーを楽しんだ。名古屋戦へ向けて渡辺は「６月に戦ったときと比べて、守備もしっかりしている。クロスやセットプレーでも工夫していきたい」と変化を付ける攻略法を語った。 ■堅守で終盤勝負 　前節の浦和戦で競り勝ち勝ち点３５に伸ばした１４位大宮。快勝した柏戦を合わせアウェーでは堅守速攻を徹底し結果を出した。首位争いする３位名古屋は今季５５得点の攻撃型。今季わずか１勝のホームでもアウェーのように戦うことが得策だ。名古屋は前節のＧ大阪戦を４－１で快勝した。２得点ずつ決めた中盤の中村、藤本が織り成す攻撃は脅威で１５得点のケネディ、１２得点の玉田の決定力はリーグ随一。大宮は中盤をコンパクトに保ち守備ブロックを崩さずに名古屋に攻めるスペースを与えないようにしたい。Ｇ大阪戦で直接ＦＫを決めた藤本の飛び道具にも要注意。ゴール前で深谷、片岡らＤＦ陣が苦しい態勢にならないようにしたい。終盤まで膠着状態に持ち込み、首位奪取のために勝利が必要な名古屋を焦らせれば大宮ペース。カウンターから素早くサイドに展開しラファエルの得点力に託す。ラファエルをおとりに名古屋の闘莉王と増川のＣＢをつり出し空いたスペースに東、渡辺らが入り、上田が縦パスを送り込むことも必要だろう。