耐震強度偽装問題
明日、ドローイングコード(木造製図テキスト)出来上がります。これもまたかんな先生渾身の大作。ものすごく解りやすいよ!ところで、また耐震強度偽装問題が浮上してますね。で、思い出したんですが、私の出身校のとある施設に類いまれな美しさを持つコンクリートの階段があります。巨大な吹抜け空間の上に宙に浮いた様なコンクリートの階段が突き出ていて、あまりにも非現実的で、涙が出そうになります。目を細めて見ないでね、ちくらないでね。こんな逸話を聞きました。施工を担当した業者は、「構造的にもたないっすよ」と反対をしたのですが設計者が「絶対大丈夫じゃけ」と太鼓判を押して施工に踏み切りました。学生だった私は、素直に「天才や!」って思いましたね。構造、耐震など数字で語られる世界は勿論必要ですが、計算では割り切れない造形の強度の根拠の様なものがあるのかも知れません。少なくとも悪意をもってやっていない。その建築家はほんとに建築が好きな人でした。沢山大事なことを教えてもらいました。あの美しい階段が、後世残り続けることを願って止みません。ほんとのところ、どうなのか今度会ったら聞いてみよう。っと。クリア