テンプレート定規の使い方
三種の神器の1つ、テンプレート定規です。これです。↓この定規は取り扱い説明書をお付けしてお送りしています。今日はそのご紹介をまず、この定規は厚みが2ミリありますので、丸や三角の記号を描くだけでなく、縦線や横線などの通常の線引きにも使えます。これによって、定規を持ち変える必要がなくなります。屋根の勾配を描く時は勾配定規が必要ですが、それ以外はほぼこの定規1枚で描く事ができます。特にRC課題や一級の製図試験では、これ1枚でOKです。形状が四角なので、左右の辺を使って縦線を引く事ができますし、上の辺を使って横線を引く事ができます。つまり、この定規は製図版の定規の上の位置(写真の位置)以外、下に置いたり、横に置いたりする必要がありません。(勾配定規だと、上の方の横線を引く時は、どこかに置きますよね)次に、三角や楕円は向きを2方向に配置しています。定規を回転する作業をなるべく減らす為です。また、4方にメモリがあります。例えば、4,550mm離れたところに線を引きたい場合、2,000mmのベッドを描きたい場合、描いた図面の寸法を確認する時などに使って下さい。まだまだありますよ。真ん中の正方形は45度に傾けています。これによって、45度の線が引けます。けっこうあるのです。45度の線。メモリは1/200スケールのものもありますので、プランニングをする時や矩計図を描く時は、こちらが便利です。繰り返しになりますが、縦の線を引く時に定規を縦にする人、定規は回転させなくてもいいですよ。kanna